20代の若者が、短期間で留学やワーキングホリデー(以下 ワーホリ)の初期費用を作ることは、簡単ではないかもしれません。
結論を先にお伝えすると、私が日本でワーホリ前に100万円を作った方法は、リゾートバイトです(実際は、9ヶ月で150万円作ってからワーホリに渡航しました)!
リゾートバイト中の経験では、1ヶ月で30万円稼げた仕事や2ヶ月で50万円貯金できた仕事もあったため、ガツッと貯金したい人だけではなく、足りない分のワーホリ資金を補うために数ヶ月だけやってみたい人にもおすすめできます。
また最近、日本を出発する前に海外の仕事を決めてからワーホリに行く方法も見つけました。
そこでこのページでは、
- リゾートバイト半年でワーホリ資金100万円作った方法と体験談
- リゾートバイトが海外ワーホリの仕事探しで有利になる理由
- お金がない人がワーホリに行くために使える方法3選
についてお伝えします。
この記事を読めば、無茶なワーホリ計画を立てなくても、海外で現実的に仕事を見つけて稼ぐチャンスを掴むヒントになると思います。
海外の仕事探しで少しでも不安があったり、ワーホリ渡航後に資金不足で日本に帰国したくないなら、知っておいて損はありません。
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※リゾートバイトは、観光地やリゾート地の宿泊施設ではたらく「寮費無料・水光熱費無料・食事付き」の住み込みの仕事です。
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目次
ワーホリはお金がない人でも行ける?資金作って行った方が有利!
結論から言うと、ワーホリに行くことは自体は簡単です!
極端な話、
- ワーホリビザの申請にかかる費用
- 海外までの航空券の代金
- 移動用の交通費
- 滞在するアコモデーションの宿泊費
といった初期費用や必要な出費を支払うことができれば、現地入りすることはできます。
※海外旅行保険も入った方がいいですが、「強制」ではないため省いています。
ワーホリに行った後すぐに働くことも不可能ではありませんし、ワーホリで人気の英語圏は最低賃金が高いので、現時点でお金がなくても「海外に行ってから稼げばいい」と考える人がいるのも事実です。
しかし現地に行ってみたら、思った以上に仕事がないと感じたり、仕事探しで苦戦する人が一定数います。
海外で仕事が見つかる保証はありませんし、仕事が見つかっても生活できるだけのお金を稼げるか?は「運次第」と言っても過言ではありません。
また、「ワーホリ人気国は人手不足」と言われていて人件費が高騰している現状でも、中身を見てみると「英語ができる人材が不足している」という裏側があったりします。
少し前まではあんなに「ぜひ来てWelcome」だったのに、出稼ぎワーホリが増えたおかげで「もう十分人手が足りているから仕事ないよ、他で仕事探し頑張ってねGood Luck!」という手のひら返しがあるのも海外の特徴です。
日本のメディアで「海外は今人手不足」という情報が出てから、実際にワーホリに行くまでには数ヶ月の準備期間がありますが、そのたった「数ヶ月」で情報は古くなります。
確かに、1年あれば何かしらの仕事が見つかりますが、お金のない人がワーホリに行く場合、「仕事が見つかるのが先か、貯金が底を尽きるのが先か」という状況に直面する人も少なくありません。
実際、英語がそこそこできる私の友人でも、オーストラリアに出稼ぎワーホリに行って仕事が見つかる前に日本に帰国しました。
そのため、お金がないままワーホリに行くのはおすすめしません!
ワーホリ前にリゾートバイトの期間を設けることで「ブランクが長くなる」と気になる人もいるかもしれませんが、どちらにしろワーホリに行くために仕事を辞めるなら、「ワーホリ1年」と「リゾートバイト+ワーホリで1年半」という”たった半年”の差に過ぎません。
逆に私は、リゾートバイト中に世界的に有名な外資系ホテルでフロントデスクの仕事をしたら、その職歴のおかげでニュージーランドの現地リラクゼーションスパのフロントデスクの仕事を手に入れ、海外でも「履歴書に書ける職歴」を作れたので、ワーホリ期間がブランクじゃなくなりました!
この経験から言えることは、
- しっかり資金を準備してワーホリに行けば不安にならない!
- 不安にならなければ焦って仕事を探す必要がないため現地で仕事を選べる!
- ちゃんとした仕事を選ぶと給与水準が高いから稼げるし貯金もできる!
という「好循環」や「いい流れ」を着実に作れるということです。
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【ワーホリに必要な資金】初期費用はいくら?何円あれば足りる?
一般的に、ワーホリにかかる費用の相場は100万~150万円と言われています。
また、実質0円でワーホリ行けるのは、「最初に初期費用を支払ってワーホリに行き、現地で稼げば初期費用を回収できますよ!」というのが本質なので、まずは初期費用を投資することが前提です。
確かに、極端に少ない費用で行った人がいることもウソではありません。
しかし、それを自力で実現させることができた理由は、
- ワーホリ3ヶ国目で慣れていた
- 現地生活のセットアップがスムーズに進んだ
- 過去に実践で培ったシェアハウス探しや仕事探しの攻略法が上手くハマった
- 給与水準が高い現地法人のフルタイムの仕事が見つかった
というように、「過去の経験+ラッキー」があったからです。
そのため、初めてワーホリに行く人が誰でもできる再現性が高い方法とは言えません。
もしもワーホリ中に、自分のやりたいことや海外でしかできないことに挑戦したいなら、1年働かなくても生活できるだけの貯金があると十分足ります。
20代会社員がワーホリ資金100万円貯めるには1年かかる
20代の会社員が日本で働きながらコツコツ貯金をすることは、大多数の人の定番の方法ですが、貯金額を増やすための第一歩としては、
- 実家暮らしで出費を減らす
- 一人暮らしをするなら家賃を下げる
- 家賃を下げるのが難しいなら収入を上げる
の3パターンに分けられると思います。
もちろん、一人暮らしの方が貯金は難しいですが、田舎から出てきた私でもできたので不可能ではありません。
参考までに、私が1年で100万円貯金したときの生活費を公開します(夏季と冬季は3,000円〜5,000円程度増えます)。
一人暮らしの生活費(通常) | |
家賃 | 45,000円 |
電気代 | 約1,800円 |
ガス代 | 約1,200円 |
水道代 | 約1,400円 |
Wi-Fi代 | 税込 4,320円 |
携帯電話代 | 約2,500円 |
食費 | 約20,000円 |
交際費 | 約10,000円 |
雑費 | 約6,000円 |
合計 | 約92,220円 |
そんなに所得が多くない人が、一人暮らしをしながら1年で100万円貯めるなら、
- 月に20~40時間の残業で収入を増やす
- 現金手渡しで給料がもらえる副業アルバイトをする
- 遊ぶお金の節約
などの工夫が必要です。
半年で100万円貯金も可能!お金がない人がワーホリに行く方法3選
今現在、「ワーホリに行くお金がない」「貯金や資金が足りなくて不安」という人が、最短で貯金したり現実的にワーホリに行く方法は3つあります。
- 【リゾートバイト】ワーホリ前に最短でお金を貯める
- 【リゾートバイト×ワーホリ】日本で貯金&海外の仕事を決めてワーホリに行く
- 【ワーホリ初期費用の分割払い】海外で稼ぎながら返済する
1.【体験談】リゾートバイトでワーホリ前に最短でお金を貯める
リゾートバイトは、私がこれまで試した「ワーホリ資金を作る方法」の中で、一番手っ取り早く最短の半年で貯金100万円を作れた現実的な方法です。
給料 | 総支給額 | 手取り金額 | 貯金額 |
1ヶ月 | 221,375円 | 189,205円 | 約15万円 |
2ヶ月 | 297,450円 (報奨金+29,469円) |
291,715円 | 約41万円 |
3ヶ月 | 249,525円 (報奨金+23,576円) |
239,808円 | 約63万円 |
4ヶ月 | 197,625円 (報奨金+15,510円) |
182,410円 | 約78万円 |
5ヶ月 | 200,192円 | 168,935円 | 約92万円 |
6ヶ月 | 205,072円 | 171,240円 | 約106万円 |
7ヶ月 | 185,220円 | 155,238円 | 約118万円 |
8ヶ月 | 295,491円 | 262,955円 | 約141万円 |
9ヶ月 | 298,413円 | 289,268円 | 約167万円 |
合計 | 2,218,918円 | 1,950,846円 | 約167万円 |
リゾートバイトを始めた時は、「1年で貯金150万円を達成する」もしくは「150万円を作ったらきっぱり辞める」と決めていたので、「期間」や「金額」で目標を立てるとブレずに達成することができると言えます。
ワーホリ前にリゾートバイトをするメリットには、以下の3つがあります。
- 生活費がかからないので稼いだ給料のほとんどを貯金に回せる
- ワーホリの仕事探しで有利になる職歴が手に入る
- 外国人が多いエリアで働きながら英語が学べる
■生活費がかからないので稼いだ給料のほとんどを貯金に回せる
リゾートバイトで貯金ができる理由には、
- リゾートバイトを始めるのに初期費用がかからない
- 住み込み寮の家賃(寮費)が無料
- 家具家電付きなので買いそろえる必要がない
- 水光熱費が無料(もしくは設定された上限額内なら無料)
- 勤務日の食事が出る(もしくは食費の支給)
- 最低契約期間満了で派遣先ホテルまでの交通費が支給される
- 未経験でも始められる
といったメリットがあります。
もちろんリゾートバイトで稼ぐためには、
- スキルが必要な職種で時給を上げる
- 残業が多くて休日が少ない現場を選ぶ
など、ちょっときついこともあるかもしれませんが、「売店」や「ラウンジ」の仕事ならリゾートバイトの中でもトップクラスで楽です。
■ワーホリの仕事探しで有利になる職歴が手に入る
海外ワーホリでできる仕事の多くは、カフェ・レストラン・ギフトショップといったホスピタリティ系の仕事がメインです。
これらはリゾートバイトの職種とも関連しているため、ワーホリ中の仕事の「就労経験」を積むことにも繋がります。
海外では、新卒採用や未経験者を雇って育てる概念がなく、基本的には経験重視なので、誰でも簡単にできそうな飲食店ホールスタッフやクリーナーの仕事だったとしても、経験がないと雇われないこともあります。
そのため、ワーホリの仕事に必要な「職歴」を作ってから海外に渡航すると仕事探しで有利です。
リゾートバイトの職種 | 海外ワーホリでできる仕事 |
フロントデスク | 受付関連の仕事(IELTS 6.0~6.5 必要) |
レストランサービス | カフェ・飲食店のホールスタッフやF&B |
売店スタッフ | ギフトショップ店員やスーパーのレジ |
裏方 | キッチンハンド・皿洗い |
客室清掃 | クリーナー |
■外国人が多いエリアで働きながら英語が学べる
ワーホリ前のリゾートバイトがもたらす隠れたメリットは、働くエリアや勤務先ホテルによっては外国人観光客が多く、勉強した英語を実践で使う環境が整っていることです。
また、リゾートバイトの派遣会社によっては、無料でオンライン英会話を受講できる福利厚生を用意している会社もあります。
- 【総合力抜群】時給高水準◎サポート◎求人数◎福利厚生◎のアルファリゾート
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- 求人数業界TOPクラス!魅力的な求人が多いワクトリ
アルファリゾート・リゾートバイトダイブは「ネイティブキャンプ」、ワクトリでは「DMM英会話」の利用が可能です。
初めてのリゾートバイトなら、求人数が多くて仕事を見つけやすい派遣会社の利用をおすすめします。
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2.【リゾートバイト×ワーホリ】日本で貯金&海外の仕事を決めてワーホリに行く
リゾートバイトでは、ワーホリに行くお金を貯めて渡航することが可能ですが、それにプラスして「海外に行く前に仕事を決められる」パッケージプランがあります。
それが、海外留学エージェントの「スマ留」が提供している「スマ留andリゾートバイト」です。
「スマ留andリゾートバイト」は、リゾートバイト業界の中でもサポート力が抜群の「リゾートバイトダイブ」との共同企画で、私が経験した「半年で100万円貯金」をリゾートバイト単体で達成するよりもさらに多い「5つのメリット」があります。
- 就業先決定で1万円のお小遣いがもらえる
- リゾートバイト未経験でもまとまったワーホリ貯金ができる
- 外国人が多いエリアで働く&無料オンライン英会話で「働きながら英語力を伸ばす」
- ワーホリの仕事探しで有利になる職歴が作れる
- 海外の仕事を日本で決めてから渡航することができる
前途した通りワーホリでは、現地に行っても仕事が見つからなかったり、人によっては資金不足で日本帰国を余儀なくされることもあります。
しかし「スマ留andリゾートバイト」なら、
- 現地での仕事探しが不安
- 仕事が見つからないリスクを負いたくない
というデメリットを解消できるので、効率よく海外の仕事を決めてからワーホリに行きたい人は、一度スマ留で無料カウンセリングしてみることをおすすめします。
3.【ワーホリ初期費用の分割払い】海外で稼ぎながら返済する
海外出稼ぎでワーホリに行きたい人の中には、「先に海外に行って現地で稼ぎたい!そのための方法が知りたい」と思う人もいますよね。
ですが、お金のない人がワーホリに行くために団体から資金提供を受けられる可能性は低く、ワーホリで利用できる奨学金などは残念ながらありません。
しかし、希望を叶えるために一番近い方法として、スマ留の「スマートローン」というサービスがあります。
「スマートローン」を利用すると、費用の支払いを「分割払い」にすることができて、初期費用の負担を軽減することが可能です。
月々約3,000円から行けるプランもあり、学生だけじゃなく社会人ワーホリでも申し込みができます。
海外出稼ぎで仕事が見つかれば、日本の2倍の時給で稼ぐことも不可能ではありません。
ですが、リゾートバイトで稼いでから海外に行くよりも「お金を借りて海外に行きたい」という気持ちが強いなら、スマ留の無料カウンセリングで情報収集することができるので、一度相談してみてからリゾートバイトと比較してもいいかもしれません!
ワーホリ資金作りに非効率な副業&おすすめの副業
私は、ワーホリに行くお金を稼ぐために、様々な仕事をしました。経験した職種で言うと、本業と副業(1日だけの単発含む)を合わせて35種類になります。
ワーホリ資金作りに非効率な副業
私が実際に副業をやってみて、ワーホリ資金作りには非効率だと思った副業は、スマホやパソコン1台でお金を稼ぐためのスキルや知識が必要な副業です。
以下のものが代表例になります。
- 動画編集
- Webライター
- インスタグラマー
- ブロガー
- YouTuber
- SNSマーケティング
これらは、空いた時間を利用して作業できる点はメリットです。
しかし、自分の腕(スキル)でお金を稼ぐ副業は、
- 時間と労力をかけて無給のトライアルから始めなければいけない
- 仕事を開始するまでに勉強の時間がかかる
- 案件単価が安い
- 必ずしも継続して仕事がもらえるわけではない
- クオリティによっては依頼がなくなる
- 自分から営業をかけて仕事を取りに行く手間がかかる
- セールス&マーケティングやコピーライティングの知識が必要
- 自力でお金を稼いでいる人たちはすでに本業で実績を積んでいる
といった非効率な側面があったり、営業力・集客力が必要だったり、競合が強いといった特徴があります。
ワーホリの資金作りでおすすめの副業
逆に、スキルがなくても比較的高時給でおすすめなのが、完全在宅×電話のお仕事の「コールシェア」です。
- 明るく話ができる人なら誰でもできる
- 初心者でも始めやすい
- 完全在宅で本業と両立させながらお仕事が可能
初心者でも「明るく話ができる人なら誰でもできる」という点が、副業の入り口としてハードルが低く、登録者数は3万人を超えています。
空き時間を利用してワーホリ資金調達のために副業するなら、時間の切り売りをする副業の方がすぐに収入に繋がるため、労力が無駄になりません。
仕事の内容はプランによって分かれており、
- 飲食店や美容関係のお店にポータルサイトの無料掲載に関する連絡
- インフルエンサーマーケティングの案内
- ウェビナーの参加促進
- 学校や幼稚園などへシステム導入の案内
など多岐にわたります。
どちらかと言うと「営業」っぽい仕事が多いですが、コールセンターでよくあるカスタマーサービスや問い合わせ対応よりも面白みがある仕事内容と言えますし、副業でも「営業関連」の仕事を経験しておくと、ワーホリで使用する履歴書にも記載できます。
在宅ワークの仕事は、登録料がかかるケースもありますが、コールシェアは登録料が0円です。
システム利用料として1,320円/月(税込)かかりますが、初月は無料なので試してみても損はしません。
また、Webを使用したコールシステムなので通話料もかからず、PCで仕事をする場合はパケット代も気にしなくて大丈夫です。
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お金がないワーホリ生活は実際どうか?
ここでは、お金がないワーホリ生活は実際どうか?についてお伝えします。
- とてつもなく不安
- 手持ちのお金がすぐに飛んでいく
- すぐに働く必要があるが仕事を選べない
- お金を借りる必要が出てくる
- 最悪の場合数ヶ月で帰国することもある
1.とてつもなく不安
お金がないまま海外に行くことは、一言で言うと「とてつもなく不安」です。
そんな生活では、どこかで飢えます。
毎日胃がキリキリするし、気づかないうちに呼吸が浅くなって、胸のあたりが締め付けられて息苦しかったです。
オンコールのセカンドジョブのシフトもあまりもらえなくて、泣きながら直談判しました。
その時期は不安でなかなか眠れなかったので、睡眠不足で毎日頭痛があったのを覚えています。
もしもこれまでの人生で、
- 一人暮らしをしたことがない
- 貯金が少ない上に無収入状態が長く毎月赤字
- 周りに助けを求められる人がほとんどいない
- 数ヶ月後に家賃が払えなくなるかもしれない
といった状況を経験していないなら、ある意味で「試練」のように感じるかもしれません。
もちろん、「お金がなくても何とかなる」と考える人もいるので、人によって感じ方は違うと思います。
また、
- 海外慣れしている
- 海外ですぐに仕事を見つけられる自信がある
- これまで何度も苦境を乗り越えてきて人生のことを悟っている
- 元々メンタル最強
- 生まれつき運が良い
といった人なら、乗り越えられる可能性もあるでしょう。
しかしかなり稀なケースなので、少ない所持金でワーホリに行くことは万人におすすめできる方法ではありません。
2.手持ちのお金がすぐに飛んでいく
海外に到着して初期の頃に感じることは、手持ちのお金がすぐに飛んでいくということです。
支払いが「前払い」のものが多く、
- シェアハウスのデポジットやボンド(敷金)
- シェアハウスの最初の数週間分の家賃
- 公共交通機関の定期券の購入やチャージ分のトップアップ
- 携帯電話の本体やSIMカードの購入
といった費用が、それぞれ数万円単位でパーンと飛んでいきます。
もちろん、最初から見積もっていれば想定内の出費ですが、わかっていても手持ちのお金が減るとため息が出ますよね。
手持ちのお金がなくなると、「次の給料日までこの所持金でやっていけるかな?」と不安になります。
3.すぐに働く必要があるが仕事を選べない
お金がないワーホリ生活では、ほとんどのケースですぐに働く必要があると思います。
しかし残念ながら、到着したばかりの海外で、仕事がすぐに見つかる保証はどこにもありません。
また、たとえ仕事が見つかったとしても、稼げない仕事なケースもあります。
- フルタイムスタッフで雇われたはずなのに実際はパートタイムだった
- ランチタイムだけ or ディナータイムだけしかシフトに入れない
- 出勤日が週に2~3日だけ
- 忙しくない時に早上がりさせられる
- 単純にシフトがもらえない
また、所持金が今にもなくなりそうならば、すぐに仕事を見つける必要がありますが、そんな時は仕事を選んでいる場合ではありません。
国によっては最低賃金以下の違法ブラック企業もあるので、時間に余裕をもって仕事探しできた方が、その分良心的な会社に出会える可能性が高くなるでしょう。
4.お金を借りる必要が出てくる
ワーホリで海外に行く人の中には、親にお金を借りている人もいます。
家族に経済的な余裕があって親が了承してくれるのであれば、それを元手にキャリアを積むことができるので、ありがたくお借りして渡航する方法もアリですよね。
しかし、全員が親にお金を借りて海外に行けるわけではありません。
現地で働くことを前提にして、ギリギリの予算で渡航する人がいる点は、どの国籍でも同じです。
海外で生活すると、「給料が入ったら絶対に返すから今回の家賃分だけ貸してほしい」と言われることもありますが、他人同士のお金の貸し借りは、お互いの状況や時と場合によって答えが「YES」にも「NO」にもなります。
関係が浅い人にお金を貸す場合、
- 同じ部屋に住んでいて夜逃げできないと確信がある
- すでに仕事をしていて返せる目処が立っている
など、判断材料が必要です。
お金がないワーホリの渡航直後は、「来たばかり・貯金もない・仕事もない・信用もない」といった状況が想定できるので、助けを借りるのも一苦労かもしれません。
5.最悪の場合数ヶ月で帰国することもある
私の友人には、出稼ぎ目的でオーストラリアワーホリに行った人がいましたが、結果としては、仕事がなかなか見つからず2ヶ月で日本帰国となりました。
実際のところ、友人の当時の預金残高には余裕があり「全然まだイケるじゃん!帰りの飛行機代さえ残ってれば何とかなるよ!」と励ましたくらいです。
しかし問題は「お金がないこと」や「仕事が見つからないこと」だけでなく、
- オーストラリアが合わない
- シェアハウスの家賃がバカ高いのに汚い
- 英語がいらない日本食レストランで働きたくない
- 不安を話せる友達ができない
といった精神的ストレスも含まれています。
私は、「海外出稼ぎ」と「リゾートバイト」は似ている部分があると思っていて、どれだけお給料や収入が良くて貯金ができても、納得のいく生活が送れない環境では精神的な充実はないと感じました。
実際のところ、私の友人はまだ資金に余裕がありましたが、「仕事が見つからない・無収入・お金がない」ことでメンタルダメージが大きくなった点は否めません。
ワーホリで貯金ができる国
ワーホリで貯金ができる国を一言で言うと、最低時給が高い英語圏の国です。
以下、ワーホリで人気の英語圏の最低時給を一覧にしました。
- オーストラリア:$23.23
- ニュージーランド:$22.70
- イギリス:£10.42
- アイルランド:€12.7(2024年1月~)
- カナダ:バンクーバー $16.75、トロント $16.55
※2023年12月時点の最低時給です。
この中でも出稼ぎワーホリで特に人気なのが、オーストラリアとニュージーランドです。
私はオーストラリア・カナダ・ニュージーランドでワーホリしましたが、
- オーストラリアでは月に20万円ずつ貯金できた
- ニュージーランドでは半年で200万円稼げた
といった経験があるので、お給料は良かったと言えます。
しかし今後は、これまで定員が1,500名だったイギリスワーホリが定員6,000名まで増えるので、狙い目になるでしょう。
ワーホリに行くお金を借りるのってあり?
ワーホリに行くためにお金を借りることを検討したい人もいると思いますが、まずは身の回りの人を頼ってみるのが先でもいいと思います。
前途したように、私の友人にはワーホリに行くために親からお金を借りている人がいました。
また、豊富な資金を持っている兄弟・姉妹がサポートしていたケースもあります。
ワーホリは20代でしかできない経験なので、親・兄弟・姉妹に理解してもらえれば、100万円~150万円程度の資金を借りることができるでしょう。
金融機関から借りるのと違い、利息も返済期限もない人が多かった印象です。
逆に、キャッシングやローンを検討するのはまだ早いと思います。
理由は簡単で、
- 100万円前後の貯金なら一人暮らしで約1年で達成することが可能
- リゾートバイトをすれば半年で貯められる
といった方法があるため、金利がかかる借り入れに手を出す前に、まだまだできることがあります!
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ワーホリですぐに働くことはできる?日本で準備すべきこと
ワーホリ到着後すぐに働くことができる(可能性がある)仕事は、以下の通りです。
- カフェ・レストランのホールスタッフ
- カフェ・レストランのキッチンハンド
- ホテルのバンケットスタッフ(有名ホテルはリファレンスがあると◎!)
- クリーナー
- 倉庫スタッフ
- ファームジョブ
- ギフトショップの販売
- 日系(日本食)ストアのレジスタッフ
- ナニー・ベビーシッター(保育士や看護師の資格保持者が有利)
また、ワーホリに行ってすぐに働くためには、日本で準備が必要になります。
- ホールスタッフができるくらいの英語力を身につける
- 海外生活のセットアップのための情報収集
- 英文履歴書を用意する
ホールスタッフとして働くためには、最低でもTOEICで500~600点程度のスピーキング力があるといいでしょう。
全く英語ができないなら、キッチンハンドやクリーナーといったコミュニケーションが少ない仕事だと見つかる可能性があります。
しかし、英語ができない海外出稼ぎワーホリは一定数いて、その人たちも同様に「英語を話す必要がない仕事」を探しているので、英語ができない人同士で競争が生まれる点も理解しておきましょう。
ワーホリ行くならお金はあるに越したことはない
ワーホリビザでは、週に40時間フルタイムで働けるので、お金がなくても現地ですぐに働けばいいと考えても不思議ではありません。
しかし、ワーホリ中に海外で働くことも一つの経験ですが、友達を作ったり旅をしたり、ローカルの名店やカフェ巡りをすることも海外生活の醍醐味です。
そんな時、お金がないと楽しくない!
お金があれば、それだけ時間に余裕もできて、
- 住む場所を選べる
- 都市移動ができる
- 求人をちゃんと見極めて仕事を探せる
- 日本では絶対にやらないことに挑戦できる
といったメリットがあります。
若いうちの苦労は後から考えると「宝物」ですし、お金がなくても稼げなくても「ワーホリに行ってよかった」と思える人がほとんどです。
しかし人によっては、お金がないままワーホリに行ったことを後悔している人もいるので、ワーホリ資金はあるに越したことはありません。
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- 【総合力抜群】時給高水準◎求人数◎サポート◎福利厚生◎のアルファリゾート
- サポート力抜群!利用者数25万人&穴場求人も紹介されたリゾートバイトダイブ
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