【海外ではたらく】語学学校日本人スタッフ(カウンセラー)という営業の仕事を紹介するよ

sydneycbd

チファニー
こんにちは、チファニーです。

オーストラリアで語学学校の日本人カウンセラーとして働いていました。

今までやった仕事の中で1番充実していたし、自分が成長したので感謝しかない!

でも実は、永住権が取れたらすぐにやめてしまう人もいる職業なのです。

というわけでこのページでは、これから海外の語学学校に行くほとんどの人がお世話になる、語学学校の日本人カウンセラーの仕事を紹介したいと思います。

 

語学学校の日本人カウンセラーは実は営業である

「日本人カウンセラー」という名前を聞くと、

  • カウンセリングやメンタルケアの資格を持っている人?
  • 海外に来る留学生の心のケアをする人?

と想像できるかもしれません、実は日本人カウンセラーのメインの仕事は営業です。

ポジションの名前は「マーケティング・コーディネーター」と言って、一言で言うと学校を売っている人。「うちの学校に来てくださいね~」と、生徒を獲得するためにいる人です。

その証拠に、私のジョブ・ディスクリップションの内容は以下のようになっています。

主な仕事は、

  • 代理店獲得&マネジメント
  • 市場分析向上&生徒獲得
  • パンフレットやプロモーションの商材の向上
  • ウェブマーケティング
  • チームへの参加・加入

日本人カウンセラーのメインの仕事と想像される生徒カウンセリングスチューデントサービスは、マーケティングチームをアシストするための業務の一部となります。

 

日本人カウンセラーになるための資格は?経験は?

日本人カウンセラーは実はマーケティングスタッフ

ということは、必要なのは営業経験です。

「マーケティング」と聞くと、すごくハードルが高いように思われますが、MBAを持っている必要はありません。

チファニー
ちなみに私の元上司は、海外の大学院でMBAを取ったとても凄い人ですが、私はワーホリの無給インターン→昇格というルートを辿ったストリート系マーケターです(笑)

他の学校で働くマーケターの中には、

  • 日本では家業を手伝っていた人
  • 韓国語と日本語はペラペラだけど英語が全くできないマーケター

などなど、いろんなバックグラウンドを持つ人がいます。

 

日本人カウンセラーの労働時間

日本人カウンセラーの労働時間ですが、書類上の契約では

  • 就業時間9:00〜17:30
  • 週の労働時間37.5時間
  • 休憩1時間

となっています。

給料は年俸制なので、残業になっても夜に突然呼び出されて病院に駆けつけることになっても、お金は支払われません。。。トホホ。。。

補足
学校によっては支払ってくれるところもあるかもしれません。

 

語学学校の日本人カウンセラーの仕事内容

では、ここから実際の日本人カウンセラーの仕事内容を細かく紹介していきます。

1.日本人生徒の相談窓口

日本人カウンセラーは、学校にいる間は基本的に生徒対応(対面での相談)に追われます。

休み時間になると日本人の生徒が2人〜3人待っていて、受付の同僚が「子猫ちゃんみたいな不安そうな顔したアジア人は、高い確率で君を待っている」と言うほど(笑)

そして、昼休みや放課後になると、1人の生徒とガッツリ面談になるのです。

相談内容で圧倒的に多いのがホームステイのトラブルや不満

その他、語学学校に来る留学生やワーホリメーカーは以下のような理由で日本人カウンセラーのオフィスにやって来ます。

  • コース変更、クラス変更の相談
  • 授業や国籍バランスへの不満・相談
  • 英語が伸びないことの悩み相談
  • 語学学校の後の進路
  • 学校へのフィードバック

オフィスに来る人はシリアスな悩みを抱えている人がほとんどですが、ちょっと廊下で生徒とすれ違った時などは、旅行の質問やファームの質問・スーパーの場所や手紙の出し方・ATMでのお金の引き出し方など、幅広く何でも聞かれました。

 

2.留学エージェントへのメール返信・問い合わせ対応

日本人カウンセラーは「営業」なので、メインの業務は日本人の生徒を集めることになります。

日本人の生徒からの問い合わせは、99%と言っても過言ではないほど留学エージェント経由。

留学エージェントは、現地にあるエージェントと日本にあるエージェントの2つに分かれますが、基本的にやりとりはメールが中心です。

生徒との相談やカウンセリングがない時間帯に、日本や現地の留学エージェントからの問い合わせメールへの返信をするので、未熟な私が1日のメールを捌ききるのは家に仕事を持ち帰った後。時々夜中まで仕事をすることもありました。

 

3.新規生徒への学校の説明案内・見積もり

週に1~2回、お得意先の留学エージェントが生徒を引き連れて学校見学にやってきます。

そこで、学校のコースやアクティビティーの説明や料金・プロモーション割引を一通り説明した後、

  • 生徒がどんな目的で海外に来ているのか
  • どんな勉強がしたいのか

ということをヒアリングし、「うちの学校だったらこれができますよ〜!あれができますよ〜!」とアドバイスすることも仕事の一つ。

ここで入学を決めた生徒は、大体1~2週間以内に入学してきます。

 

4.ウェブサイトの更新・広告の出稿

会議でディスカウントなどのプロモーション内容が決定したら、その内容を早速ウェブサイトに反映させます。

逆に、終了したプロモーションを削除したり、サービス終了のお知らせをするなど、最新情報をアップするのです。

また、取引先の留学エージェントのウェブサイトにバナー広告を出稿するか?しないか?を検討したり、実際の広告の効果を分析して今後の戦略を考えます。

 

5.留学情報誌に掲載する学校情報の校正

提携している留学エージェントが留学本や留学雑誌を発行している場合、学校紹介ページに無料で掲載してくれることがあります。

繁忙期・閑散期・年間を通じての生徒数や国籍バランス・日本人生徒数の割合などの学校のデータを最新のものに書き換えたり、学校紹介文のチェックなど、地味で細かい仕事です。

 

6.新入生日本語オリエンテーション

語学学校の月曜日といえば、新入生が入ってくる日。私が勤めていた語学学校では、日本人が入ってこない日はほとんどありませんでした。

通常は2〜5人ぐらいずつパラパラと入ってきますが、オフシーズンなのに20〜30人ぐらい一気に入ってくることもあるのです。

新入生が少ない週は一人ひとりに声をかけ、伝えることだけ伝えて「オリエンテーション」とする時もありますが、大人数の新入生がいる時は放課後などに時間を設けてオリエンテーションをします。

その時に必ず聞く質問は「ホームステイ大丈夫?」。

この時点で大丈夫でも、後からポツリポツリと不満やストレスで相談に来る人が出てきます。

 

7.ワークショップの準備開催

一般英語コース以外の英語コースに生徒を集めたい場合、留学エージェントのコラボレーションでワークショップを開催することがあります。

例えば、受講期間が10週間〜12週間のケンブリッジ検定準備コースは、年に4回のスタート日が設けられていますが、閑散期に生徒を集める事が難しい…

そこで、留学エージェントとコラボして、「ケンブリッジコースってなんぞや?」を現地の生徒に知ってもらうために、体験授業を含めたワークショップを開催するのです。

留学エージェントを通してワークショップに参加した生徒には、ケンブリッジ検定頻出の表現をまとめた資料を無料でプレゼントしたり、さらに申し込みしてくれた生徒には

  • 入学金が無料
  • 教材費無料
  • 1週間分の授業料が無料

など、生徒に嬉しい特典を準備します。

チファニー
この特典を使って入学するとお得ですよ!

 

8.年に2回日本出張がある

1年のうちに2回、日本の留学エージェントが主催する留学フェアの時期に合わせ、日本への出張があります。

同じ時期に何社かの留学フェアがあるので、滞在期間は10日〜2週間(もしくはそれ以上)とさまざま。

留学フェアがない平日は、取引のある留学エージェントを訪問する営業回りをします。

この出張に合わせて、日本の家族と過ごすための休暇を取ることもできるので、5月と10月頃に日本人スタッフ不在期間ができる学校もあるのです。

 

日本人カウンセラーは問題を何でも解決できるスーパーマンではない

私が日本で留学準備をしてる時、

何かあったら語学学校に日本人カウンセラーがいるから大丈夫!
何かあっても現地の日本人カウンセラーが助けてくれる!

と思っていましたが、実際に自分が働いてみて、日本人カウンセラーはただの会社で働く一会社員ということを実感しました。

確かに、日常生活で困ったことがあったり学校で悩みがあったりしたら、相談に乗ります。

でも、

  • 事故にあったときの相手方の保険会社とのやりとり
  • 生徒が法律違反をして留置所に入れられた時に何とかすること
  • 警察沙汰に巻き込まれたときに何とかすること

など、法律的にできないことがたくさんあります。

また、物価が高い国では、ホームステイトラブルで家が見つからない生徒に少しの期間自分の家を提供することも、家にゲストルームやエクストラルームがない等の理由から、できないことの方が多いのです。

チファニー
私のような低所得のストリート系マーケターはシェアハウスに住んでいることもあるので、そんなサービスを提供することは夢のまた夢なんですよね…(笑)

 

日本人カウンセラーで就労ビザ永住権を狙うのは厳しい

さて、海外の現地企業3つ止めることができたら、次に狙うのは就労ビザですが、海外の語学学校のマーケティングコーディネーターというポジションで就労ビザを目指すことは、なかなか難しいです。

マーケティングコーディネーターは、「セールス&マーケティング」という職業のカテゴリーに当てはまるのですが、セールス&マーケティングは誰でもできる仕事と捉えられており、職種レベルとしては低いのです。

本気でやろうと思ったら方法はあるかもしれませんし、過去の経験や学歴年齢によって可能性と言うものが変わるので、一度移民弁護士やビザアドバイザーに相談してみると良いですよ!