こんにちは、チファニーです。
高校時代に親に海外留学を反対されてから、海外とは全く関係のない道に進もうと思ったのですが、専門学生時代に海外研修でアメリカに行ったことをきっかけに、「海外に出たい欲」が止まらなくなりました。
決まっていた就職の内定を蹴ったので卒業までに就職が決まらず、なんとか仕事を見つけた後もお金のためだけに働いていたので、理想とされる社会人のスタートを切れたとは言えません。
そんな私ですが、オーストラリアで「現地語学学校のオフィスインターンからマーケターに昇格」という経験をさせていただきました。
なぜ、学歴もない元フリーターの私にそんな出来事が起こってしまったのか、超ラッキーなのは言うまでもないのですが、“学歴と確かな職歴がある人ならもっと楽にできる!” と思ったので、その理由をシェアしたいと思います。
目次
無給のインターンシップから始めた
現地での就労経験がない純日本人が「初海外でいきなり現地企業のオフィスワークの仕事が見つかった」というストーリーは、多言語を操るエリートにはあり得るかもしれませんが、私はそんな人とは程遠い元フリーター…
もちろん、無給インターンからスタートしました。
無給インターンからスタートするにしても面接を突破しないといけないのですが、その話はこちらでまとめています↓↓
「ただ働きかよ!」とバカにしたくなるかもしれませんが、意外とチャンスが転がっていたりするんですよ!フフフ…
「どうせ無給のインターンだし」と思わず手を抜かなかった
無給インターンだからって甘く見るな!ということは面接でも言われるのですが、社会人として超初歩的で、会社やチームの一員として働くうえで当たり前のことは、インターンにも求められます。
以下、念押しされた2点です↓↓
その1:遅刻、無断欠勤、絶対ダメ
日本社会でも海外でも、お金をもらっていないインターンでも、遅刻、無断欠勤はダメです。
海外あるあるで、「仕事始まっても余裕で遅れてくる人多いよ~」とよく聞きますが、会社によって規則は違いますし、それが当たり前ではありません。
フレックスタイム制(出勤・退勤時間を自分で決められる制度こと)の会社、始業時間にゆるい業界・ゆるい会社は確かにありますが、私の元職場では始業時間は守ることが基本。
でも、実際過去には日本人のインターンで守れなかった人もいたみたいです。
ただし!!
「遅刻ダメ」とは言われましたが、海外の公共交通機関(特にバス)は悪い意味でのサプライズが付き物です。

これじゃ電車に乗れないよ~!!!!
- 時間通り来ない
- 予定の時間より早くバスが通り過ぎてしまって、こっちが時間守っても1本逃している
- 乗るはずだったバスがキャンセルされていて、次が来るまで30分待ち
- ストライキや電車・バスの故障など
そういった状況なら、会社に電話1本すれば「なら仕方ないね~、よくあるからね~」となります。
「何が何でも時間通り来い」という、理解のない環境ではありませんよ。
その2:仕事の邪魔になるインターンならいらない
いくら “無給ではたらいてくれるコストのかからないスタッフ” がいたとしても、忙しいオフィス内でやる気が見られなかったり、お願いしたことやらなかったりすると「邪魔だからいらない」となります。
※これまた真面目な日本人の中にもいちゃうみたいです。
終業時間過ぎても仕事が残っていたら帰らない!(こともあった)

無給インターンなので、同じ職場の人は「フルタイムじゃないんだから、ちょっと早めに帰っていいよ~」と言ってくれます。

でも、日本人生徒の相談にのっていたり、質問に答えることに時間を割かれると、頼まれていた事務作業が終業時間までに終わらないことがたまにあります。
海外では、残業をすると「なんでまだ残ってるの?早く帰るわよ~」とよく声をかけられるのですが、目の前にある仕事を最後まで片づけてから帰らないと翌日の仕事に間に合わない!ということは日本と同様にあります。
無給のインターンでも、仕事をもらっている以上はオフィスの一員。
次の業務に支障をきたさないよう、どこまで仕事を片付けないといけないか判断して、残業することもありました(もちろん残っても無給ですが…)。

「仕事くれくれ」言いまくった
インターンで入りたての頃はいくつか仕事を指定されるのですが、手が空いたら「仕事ある?」「手伝うことある?」とひたすら聞きまくっていました。
「そんなに仕事くれくれ言わなくて大丈夫だよ、そのうち忙しくなるから、ハハハ~」と言われるくらいがちょうどいいかもしれませんね!
「1回見ておいてね」は「次からお願いね」という意味と解釈
私の経験ですが、「1回見ておいてね」と言われた業務に関しては、高い確率で「この前見たよね?今日やってみて」と言われます。

でも、私はこれを「試されている」と捉えていました。
後にお金をいただいて働けるようになったので、この感覚で間違いはなかったと思いますし、チャンスはいきなりボーーーンとやってくる!ということを身をもって学んだと思っています。
もちろん、1回で見た通りにはできませんし、一発目で完璧にこなさなきゃいけないという訳ではありません。
「仕事を覚える気があるのか?=やる気があるのか?」がポイントです。
覚えられることは、覚えられるうちに、覚えておく
無給インターンでも「あわよくば今いる会社で昇格して、ちゃんとお金をもらって働きたい」という気持ちがあるなら、以下のことをインターン中にできたら最高です。
- 希望するポジションではどのような仕事をするのかをリサーチする
- そのポジションで働いている人の仕事内容を見ておく
- 仕事内容や業界のことを聞ける範囲で聞いてみる
そして、インターンのうちに覚えられることは、覚えちゃった方が後で楽になります。

と、こんなことを偉そうに言っている私ですが、「先回りして仕事をして認めてもらおう!」という戦略ではなく、「いつ飛んでくるかわからない無茶ぶりに備えておかないと!」という気持ちでインターンに臨んでいましたがね(笑)
まとめ
就活失敗した学歴なしの元フリーターでも、無給のインターンから本気で頑張れば、何かしら道は開ける可能性があります。
- 無給インターンから始める
- どうせ無給インターンだし…と思わず手を抜かない
- 終業時間過ぎても仕事が残っていたら帰らない!
- 「仕事くれくれ」言いまくる
- 「1回見ておいてね」は「次からお願いね」という意味だと解釈
- 覚えられることは、覚えられるうちに、覚えておく
現地企業のオフィスワークの採用をもらえるかは運とタイミングもありますが、私ですらその順番が回ってきたので、どうしようもなく難しいことではない!とだけは伝えたいです。