ワーキングホリデーはやめた方がいい?行った方がいい理由と日本での準備

ワーキングホリデーで海外に行きたい!と周囲に伝えると飛んでくる否定的な言葉。

散々「ただの遊びだ」「現実逃避だ」と言われた挙句、「そんなんでへこたれるなら、やめた方がいいんじゃない?」と決意を試されることもあります。

近年の日本は、企業が海外展開を進めたり、外国人が入ってくるようになりました。

「英語だけじゃダメ」と英語力を評価しなかった時代は終わり、今の現場では、エリートじゃない人にも海外に興味がない人にもグローバルの波が押し寄せています。

これまで日本語だけで仕事をしていた人たちが、英語を使わなければいけない場面にぶち当たり、翻訳アプリを駆使してやり取りをしている時代です。

私はオーストラリア・カナダ・ニュージーランドにワーキングホリデー(ワーホリ)で行き、現地法人で働いて英語力を磨いて帰国。日本でも英語を使って仕事をしています。

巷では、「ワーキングホリデーはやめた方がいい」と言われることもありますが、結論から言うと、少しでも海外に興味があったり行けるチャンスがあるなら、行った方がいい!

そこでこのページでは、

  • ワーキングホリデーはやめた方がいいと言われる理由
  • ワーキングホリデーに行った方がいい理由
  • 若いうちに一度は海外に出るべき理由

についてお話ししたいと思います。

ワーキングホリデーはやめた方がいいと言われる理由

まずは簡単に、「ワーキングホリデーはやめた方がいい」と言われる理由を紹介します。

「ワーキングホリデーはやめた方がいい」と言われる理由
  • 海外行くだけで英語は伸びない
  • ワーホリ中にお金を稼げない
  • ワーホリ帰国後に就職できない(なかなか仕事が見つからない)
  • ワーホリ後に英語を活かした仕事に就けない
  • ワーホリの期間がブランクになってしまった

ここでは「仕事」や「お金」の部分をメインに挙げましたが、その理由は日本帰国後の生活やキャリアに直結しているからです。

だからこそ、不安や恐怖心から「行くべきか?やめるべきか?」と悩んでしまう…。

一歩踏み出せなくなってしまうのも当然です。

日本人は真面目で完璧主義な傾向があるので、人の欠点を少しでも見つけると、「あの人は○○ができなかった」と突っついたり「失敗」のレッテルを貼ろうとします。

その対象は、英語力・仕事・お金・経験・プライベート、何でもありです。

私の3ヶ国ワーホリでは、

  • 現地でお金が稼げず苦しかった時期
  • 英語が伸びずに苦労した時期
  • 現地でも帰国後も”本命”の仕事がなかなか決まらない時期

すべてを経験しました。

でもこれらの問題は、何とかしようと思って行動すれば何とかなるものです。

「ワーキングホリデーはやめたほうがいい」と言われる理由は、行かない理由になりません。

それはなぜか、ここから一つ一つ解説&解決していきましょう!

 

1.海外行くだけで英語は伸びない

「ワーキングホリデーはやめた方がいい」と言われる理由の一つが、海外に行くだけでは英語が伸びないから。

でもそんなことは当たり前。

よく考えてみるとわかりますが、日本語ネイティブの私たちがちゃんとした日本語を使えるのは、義務教育で国語(日本語)を勉強してきたからです。

漢字や尊敬語・丁寧語・謙譲語の使い方を学んだからです。

日本にいるだけで日本語力を伸ばしたわけじゃなく、ちゃんと勉強して日本語を使えるようになったということを忘れてはいけません。

それと同じで、英語のネイティブも学校の授業で「英語」を勉強します。

親や先生に間違った英語を直してもらいながら、自然な英語を身に付けているのです。

日本人が海外に行くだけで英語は伸びないのと同じように、現地の英語ネイティブの人たちも、ただ海外(英語環境)にいるだけで英語力を伸ばしたわけではありません。

「海外行くだけで英語は伸びない」という現実を知ったところで、ワーキングホリデーに行かない理由(やめた方がいい理由)にはならない!

英語力を伸ばしたい日本人は、日本でワーキングホリデーに行く準備をしている時も、海外で現地生活をしている時も、帰国後も、英語力を向上させる(英語力を維持する)努力をしていますよ。

 

2.ワーホリ中にお金を稼げない

ワーホリ中にお金を稼げない原因はいくつかあります。

ワーホリ中にお金を稼げない原因
  • チップがもらえない仕事をしている
  • 英語ができなくてローカルジョブや時給が高い仕事が見つからない
  • 違法な日本食レストランや日系企業からしか採用をもらえない

英語圏では、ローカルジョブを手に入れたり現地法人で働くと、現地の人たちと同じお給料で働けます。

少しだけ足元を見られ、相場よりも安い給料で雇われることもありますが、それでも”悪くはない”金額です。

英語ができるかどうかで仕事の幅もお給料の幅も広がるのは当然のこと。

どこまで英語力を伸ばしてどんな仕事をするかは、自分で明確な目標を決めてチャレンジすることなので、正解はありません。

  • 行く時よりもお金を増やして帰ってきたい!
  • 現地で生活できるだけの収入があればいい!
  • 無給でも経験重視!
  • 寝る間を惜しんででも働いてお金がほしい!

「1年間」という期限付きのチャレンジは、結果が「お金」に直結しないことがあります。

同じ「月収30万円」でも、「稼げる」と感じる人もいれば「稼げない」と感じる人もいて、職種や働き方によって「稼げる」と感じることもあれば「稼げない」と感じることもあるでしょう。

でも、「ワーホリ中はお金を稼げない」と「あなたがお金を稼げない」は、イコールにはならないのです。

 

3.ワーホリ帰国後に就職できない(なかなか仕事が見つからない)

ワーホリ帰国後に就職できない(なかなか仕事が見つからない)というネガティブな話はよく聞きますが、でもその背景には、情勢的な事情や個人のキャリアプランに基づいた譲れない条件があると思います。

情勢的な事情の例
  • リーマンショックの影響で世界中が不景気
  • 新型コロナでロックダウン
  • 日本各地で起こる震災の影響 など…
キャリアプランに基づいた条件の例
  • 外資系に絞って仕事を探している
  • 業界や職種にこだわっている
  • 働き方(ワークライフバランス)重視

20代の若い人が「仕事は何でもいい」と思って再就職活動をしたら、雇ってくれるところはあります。

でも、自分に合う企業を見つけることは、ワーホリに行っても行かなくても簡単なことではないはずです。

日本の転職市場では、転職活動の目安は3~6ヶ月と言われています。

人手不足の業界なら再就職の難易度は低いですが、今人気のウェブマーケターやリモートワークができて給料がいい仕事を見つけようと思ったら、難易度が上がるのは一目瞭然。

都会の高層ビルにオフィスを構える大企業に入るか、地方の中小企業や地元密着の会社に入るかで仕事の探しやすさも変わります。

そういった事情や状況・条件・難易度・転職活動期間の目安・住む場所などを考慮せず、「帰国してからすぐに仕事が見つかるか?」という部分だけで判断するのは的外れです。

 

4.ワーホリ後に英語を活かした仕事に就けない

ワーホリ後に英語を活かした仕事に就けない点に関して言えば、ワーホリから帰ってきた人全員が英語を活かした仕事に就きたいと考えるか、疑問が残ります。

例えば、私が海外で出会った歯科助手・医療事務・看護師・ウェブデザイナー・調理師といった職業の人は、ワーホリから帰国後に英語を活かした仕事に就いていません。

また一般職なら、敢えて「英語を活かせる仕事」にこだわらなくてもいいでしょう。

と言うのも、今の日本には、ワーホリ経験者や留学経験者を歓迎する仕事がたくさんあります。

  • 少し英語ができるだけでも大歓迎
  • 英語を使うことに抵抗がなければ OK
  • 英語の読み書き程度で問題ない

翻訳・通訳レベルとまではいかなくても、日常的に英語を使って仕事をする機会は確実に増えました。

英語ができなくても、Google翻訳を使ってメールを作成する時代です。

「Excuse me(エクスキューズ ミー)」と「Sorry(ソーリー)」を使い分けられない人が海外ミーティングに出席する、それが日本の現場です。

いきなり外資系のフロントポジションでバリバリ働くことや、「英語力を武器にした仕事」に就くことは難しいかもしれません。

ですが、少しずつ仕事で英語を使う機会を増やしていくことは可能でしょう。

 

5.ワーホリの期間がブランクになってしまった

ワーキングホリデーは、海外で1年間、仕事も遊びも旅も自由にできる制度です。

自由度が高いゆえに、周りに流されて日本語環境にどっぷり浸ってしまったり、チャレンジすることなく1年を終え、気づいてみたらワーホリの期間がブランクになってしまった人もいるでしょう。

でも実は、「オープンワークパーミット」という「国内どこで働いてもいいですよ」という許可が下りています。

ワーキングホリデーは海外で1年間遊べるビザと捉えるか?

1年間海外で働くチャンスと捉えるか?

捉え方次第でやることも変わります。

正直なところ、履歴書がブランクにならないようなホワイトカラーのフルタイムの仕事を現地で見つけることは至難の業です。

むしろ、現地企業のオフィスワークの仕事を一発で見つけたワーホリの方が圧倒的少数派でしょう。

でも、週に1~2日だけ経験やキャリアアップに繋がりそうな仕事・インターン・ボランティアに挑戦して、残りの時間は生活費のために働くというやり方をしている人はたくさんいます。

参考までに、私の3ヶ国ワーホリでの仕事体験談を紹介しますね!

ニュージーランドワーホリの仕事の探し方と体験談

【ニュージーランドワーホリの仕事の探し方】受付の仕事体験談を紹介!

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資格なしでカナダの日本語教師!海外の給料/求人(仕事)の探し方/帰国後のキャリア紹介

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海外の語学学校で働く日本人カウンセラーの仕事!ワーホリでオフィスワーク体験談

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ワーキングホリデーに行った方がいい12の理由

続いて、ワーキングホリデーに行った方がいい理由を紹介します。

ワーキングホリデーに行った方がいい12の理由
  1. 行って後悔する方がマシ!行かなかった後悔は一生残る!
  2. 30歳過ぎたら行けなくなる
  3. 合わなかったら途中帰国できる
  4. 若いうちに英語や海外への抵抗をなくすため
  5. ワーホリは海外ではたらく手段の一つ
  6. 同じ職種の仕事でも海外の方が面白い経験ができる
  7. 家柄/学歴/年齢/性別関係なしに経験を積める
  8. 自分で行きたい国に行ける
  9. 留学よりも費用が安い
  10. 生活のすべてを英語にできる
  11. 本当の意味で「海外生活」を経験できる
  12. ワーホリに行っても死なないし人生終わらない!

1.ワーホリは行って後悔する方がマシ!行かなかった後悔は一生残る!

私の友人には、ワーホリに行って1ヶ月で帰国した人がいます。

理由は簡単。行って満足したからです。

ワーホリに行きたい気持ちの熱量は、人によって違います。

  • 現地で働けるまで頑張りたい人
  • ワーホリ中に外国人パートナーを見つけたい人
  • ひたすら英語だけを話して生活してみたい人
  • 日本から離れてゆっくり人生を見つめ直したい人

だから、ワーキングホリデーを経験して満足したら、1ヶ月で日本に帰国してもいいのです!

でも、絶対に後悔することはワーホリに行かなかったこと!

「やらないで後悔するならやって後悔した方がいい」とはよく聞きますが、まさにワーホリにも当てはまることで、やらなかった後悔はやった後悔よりも大きく、忘れることが難しい!

全力でぶつかって失敗して悔やむ方が、その後の人生で一生後悔するよりずっとマシです。

 

2.ワーホリビザ申請は30歳まで!過ぎたら行けなくなる

ワーキングホリデーには年齢制限があり、ビザの申請は30歳364日までです。

31歳の誕生日を迎えた時点で申請が終わっていなければ、もう行くことはできなくなります。

40代や50代になって人生を振り返り、「ワーキングホリデーに行っておけばよかった」と後悔しても時間は戻せない…。

いくつになっても海外に出ることはできますが、就労ビザや学生ビザ(留学)・観光ビザ(旅行や旅)よりも期間が長くて自由度も高いビザは、他にありません。

 

3.ワーホリが合わなかったら途中帰国できる!

先ほど、ワーホリに行って満足し1ヶ月で帰国した友人の例を紹介しましたが、海外や国が合わないなら途中帰国できます。

海外・国が合わない人の例
  • 水や空気などの土着的な部分が合わない
  • 人種差別をされる
  • ホームシックや鬱
  • 言葉が通じない
  • 文化や人が合わない
  • 行きたい国よりも行ける国を選んだ

海外で嫌な思いをして途中帰国なんて情けない…なんて思う必要は全くありません!!

失敗したと思わなくて大丈夫です!!

私の友人に、本当はイギリスワーホリに行きたいのにビザが取れず、イギリスの代わりにオーストラリアに行ったけど、合わなくて2ヶ月で帰国した人がいます。

特別思い入れがないオーストラリアでの滞在を続けるより、お金と時間を無駄にしない選択をしたまでです。

日本のパスポートを持っている限りいつでも日本に帰ってこれるので安心してください!

 

4.若いうちに英語や海外への抵抗をなくすため

近年、「英語」や「海外」が好きか嫌いかにかかわらず、関わらないといけないグローバルの波が押し寄せています。

嫌でも英語が必要になる例
  • プロジェクトで英語が必要になった
  • 海外のチームに業務を委託することになった
  • 日系企業だけどグローバル企業の下請けを行っている

「英語が嫌だから」と言って会社を辞めるのはもったいない!

若いうちに海外や英語に対する抵抗をなくす訓練をしておけば、予想もしなかったところで英語に触れる機会や海外と関わる機会が来ても、動じることなく受け入れる態勢ができると思います。

 

5.ワーホリは海外で働く経験ができる一つの手段

ワーキングホリデーでは、週40時間の労働が認められています。

「海外で働きたい」と思った場合、

日本の大企業(グローバル企業)の駐在員として海外に転勤する

外国人と結婚して永住権を取り生活のために働く

という方法もありますが、どちらも自分の意志だけで決めることはできません。

ワーキングホリデーは海外で働くことができる一つの手段ですが、駐在や国際結婚よりもハードルが低いのです。

 

6.同じ職種の仕事でも海外の方が面白い経験ができる

日本で働いていると、上司・先輩・同僚になるのほぼ日本人。

でも、海外で働くと、どこの国の人と一緒に働くかはわかりません。

日本と海外で同じ職種の仕事をすることになったとしても、環境や周囲の人の仕事に対する考え方が異なるので、いい意味でも悪い意味でも驚くことがたくさんあります。

海外で働いて驚くことの例
  • 会社のデスクで朝ご飯
  • 金曜の15時からオフィスでビールを飲み始める
  • ジーンズやビーサンでオフィスに出勤

日本で働くよりも面白い経験がたくさんできるのです。

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7.家柄/学歴/年齢/性別関係なしに経験を積める

  • 日本でいい大学を出ていてもステータスにはならない
  • 日本でいくら親のコネがあったとしても、一人で海外に出るなら役に立たない
  • 海外の英文履歴書には年齢や性別を書く欄がない

日本でも海外でも、学歴や肩書はあったほうが有利です。

でも、海外で就職活動をしてみると、

  • 海外の採用担当者は日本の学歴フィルター(大学ランキング)に興味ない
  • 海外の現地企業にコネがある家はそうそうない
  • 年齢や性別で採用・不採用を決めることはNGとされている

学歴があってもなくても、若くても歳を重ねても、男でも女でも、同じ土俵に立たされます。

そんな世界では行動あるのみ!動いたもん勝ち!

日本の社会では弱小な人でも、海外では経験を積める可能性が残っているのです。

 

8.ワーホリは行きたい国や英語圏に行けるから

駐在員として海外に行く場合、希望しない国への転勤辞令が出ることがあります。

私は、インターナショナルスクールで働いていたことがありますが、英語圏からの帰国子女は大体25%~30%。

多くの駐在員(帰国子女の親)は、アジアやヨーロッパなどの非英語圏に出向しています。

仕事の辞令で海外に行くときは、英語圏に行けるとは限らないし自分が行きたい国を選ぶこともできないのが現実。

でもワーキングホリデーなら、自分が行きたい国や英語圏を選択して「海外で働くチャレンジ」をすることが可能です!

 

9.留学よりも費用が安いから

海外での長期滞在を検討するとき、「留学」という方法も選択肢の一つ。

でも留学では、必ず学校に通う必要があります。

そこで発生するデメリットは、学費の支払いで費用が高くなるということ。

ワーキングホリデーでは、学校に通う必要はありません。

つまり、留学よりも費用を安く抑えられるというメリットがあります。

 

10.生活のすべてを英語できる

「英語力は日本でも伸ばせる」という意見には賛成!

でも、生活のすべてを英語にするのは日本ではムリな話です。

使っている携帯電話やパソコンの言語設定を英語にすることはできますが、

  • スーパーの品物の商品名・値札・広告
  • お店や商店街の看板
  • 電化製品の取扱説明書
  • 公共施設の案内板

など、日本語での案内しか用意されていないものがたくさんあります。

日本にいながら日本語から離れることは、個人の努力ではほぼ不可能に近い。

生活のすべてを英語にして徹底的に英語漬けにするなら、海外に行ってしまった方が早いのです。

 

11.本当の意味で「海外生活」を経験できるから

ワーキングホリデーの醍醐味は、本当の意味で「海外生活」を経験できるところにあります。

「生活」は、勉強だけではなく、旅だけでもなく、仕事だけでもありません。

自分で生活のセットアップをして、自分の力で仕事を見つけて、自分から現地のコミュニティに入っていく努力をして、人間関係を築く。

日本の学歴はほぼ通用しない、人脈もない、仕事も決まっていない中で、最初から最後まで自分の力で乗り切るのです。

日本のしがらみや制限がない場所で、ガチンコで「海外で生きる」を経験できるのは、ワーキングホリデーだけだと思います。

 

12.ワーホリに行っても死なないし人生終わらないから

ワーキングホリデーの期間は1年間(国によっては2年)。

長い人生の中で1年海外に住んでも、いい意味でも悪い意味でも「たった1年じゃん」で終わることもあります。

たとえ1年海外でひたすら旅をしても、1年がむしゃらに頑張って死ぬほど働いても、です。

ワーホリの1年で人生が終わることの方が難しいですし、ワーホリが原因で死ぬことはほぼありません。

そのあとの人生をどうするか?の方が大事で、5年・10年と時が経てば、1年のワーホリ経験が(良くも悪くも)風化されてしまうこともあるのです。

 

若いうちに一度は海外出るべき10の理由

近年のグローバル化の加速で、日本自体が海外に目を向け始めていますが、ではなぜ若いうちに海外に出るべきなのか?

ここでは、その理由について解説していきます。

若いうちに一度は海外に出るべき10の理由
  1. 嫌でも英語を学ぶため
  2. 外の世界(日本とは違う世界)を見て視野を広げるため
  3. 日本を外側から見るため
  4. 国際感覚を身に付けるため
  5. 自分で考えて判断し行動する主体性を身に付けるため
  6. 人目を気にせずやりたいことをやるため
  7. 自分がどこまでできるか挑戦するため
  8. 世界中に友達を作るため
  9. 同調圧力から解放されるため
  10. 海外で自分の人生を見つめなおすため

 

1.嫌でも英語を学ぶため

海外に出る理由で大きなウエイトを占めるのが英語を学ぶためという理由ですが、海外に出ると、嫌でも英語を学ぶしかなくなります。

英語ができないと、

  • スーパーで買い物ができない
  • 公共交通機関を利用できない
  • 地図が読めない
  • レストランのメニューが読めない(注文できない)

など、少なからず弊害が出てくるものです。

もちろん、ビジネスレベルの英語力まで達することなく帰国することもあるでしょう。

英語力を身に付けるためには、海外にいるだけではダメですが、早く英語力を上げたいなら生活の全部を英語にする方が圧倒的に力がつくのです。

 

2.外の世界(日本とは違う世界)を見て視野を広げるため

海外に行って外の世界を見ると、視野が広がります。

世界にはいろんな人がいて、

  • 日本よりもっと貧しい国から来ている人
  • 自国から逃げてきた人
  • 「ここで失敗したらもう後がない」くらい人生賭けている人
  • 家族を背負っている人
  • 学生ビザでさえ取得するのが大変な国の人

など、日本にいたら絶対に出会わないタイプの人が学校や職場にいるのです。

そんな人たちに出会うと、人生との向き合い方が変わりますし、自分がいかに幸せかを思い知ります。

そうかと思えば、仕事が嫌ならさっさと辞めて次に行く人たちがいたり、失敗して何度もやり直している人もいる。

老後の心配をするよりも「今」を精一杯生きていて、いい意味で楽観的だったり、いい具合に力が抜けていて、真面目過ぎることがバカらしくなります。

固定観念を捨てたり見方や考え方を変えなければ進めなくなったり、狭い視野のままでは行き詰まるときが必ず来て、無理やり視界をこじ開けられる日本の外の世界。

物の見方や人種が違う人たちが集まる街で暮らすなら、他人と自分は違うと理解してマインドを切り替えることが必要です。

 

3.日本を外側から見るため

海外に行くと、日本を外側から見ることができます。

外の世界を見ることによって、日本という国がどれだけ恵まれていてどれだけ住みやすいのかを学びます。

  • 電車やバスはほぼ時間通り
  • コンビニは24時間営業
  • 道にゴミが落ちていないしトイレがキレイ
  • ホームレスが少ない

でも逆に、社会的には窮屈な国だという部分も見えてきます。

  • 子供連れ・ベビーカーのお母さんに冷たい国
  • 満員電車で朝からぐったりしているサラリーマン
  • まだまだ長時間労働が解消されない日本企業
  • 見て見ぬふり

インターネットのニュースや記事からの情報じゃなく、実際に海外に出て自分の目で確かめなければ見えないものがあるのです。

 

4.国際感覚を身に付けるため

今の日本社会はグローバル化してきていますが、そこで求められるのが「国際感覚」。

国際感覚とは、国外のさまざまな文化や価値観を知り、自国内に限った観点ではなく国際的な観点からものを考えることのできる感覚。 自国の常識に囚われず、より広い価値観や考え方で物事を捉えるセンス。

引用:Webilo辞書

海外に行って日本と海外の違いを学び、いろんな国籍の人たちと生活や住居を共にして価値観や文化・習慣を学び、受け入れられなくても「そこにあるもの」として認めることが必要になります。

仕事や生活の中で様々な国の人と接していると、

  • 日本の常識が通用しない
  • 相手に求めても無駄なことは諦めないといけない
  • 「できる・できない」「やる・やらない」の境界線を変えなければいけない

など、日本人を相手にする時よりも幅広く柔軟に対応しなければいけません。

海外に出て、今までとは違った角度から物事を見ると、国際感覚を身につけることができるのです。

 

5.自分で考えて意思決定し行動する主体性を身に付けるため

日本では、周りと同じことが良しとされます。

聞き分けが良く、協調性があり、大人の言うことをちゃんと聞く、それが「いい子」の定義です。

海外から見ても日本人は「いい人」。親切で優しいイメージがあります。

でもそれが裏目に出ると、嫌なことをされてもニコニコしていて「NO」と言わない、自分の意見を主張することもなく、自分で問題解決する気持ちが弱く泣き寝入りしてくれる「都合のいい人」です。

海外に行くと、自分の目で見て物事の本質を知り、自分がどう思いどう考えて行動するか、何かを手に入れるために何を手放すか、考える機会が多くなります。

グローバルな環境で人間関係を構築するには、自分がどういう人なのかを主張することが大事だし、「みんながそうしているから」と人に合わせていたら生きていけません。

海外での決断の繰り返しは、自分で考えて意志決定し行動する主体性を身に付ける訓練になるのです。

 

6.人目を気にせずやりたいことをやるため

  • 一度失敗したら負癖がつく
  • 一度逃げたら逃げ癖がつく
  • 一度社会のレールから外れたらもう戻れない

人と違うことをすると周囲の人は「無理だ」と言うし、噂話の的になります。

でも海外に出ると、一人のアジア人が泣いていようがぶっ倒れていようが、大して気にしません。

現地の人・移民・滞在期間が限られている外国人、みんな自分のことで精一杯!

たとえ失敗したとしても「それが人生だよね〜、次次〜!」とサラッと声をかけるくらいで、他人に干渉しすぎず、バウンダリーを超えてきません。

他人が何をしているかは、自分の人生には関係ない!と一線を引く。

海外には、人目を気にせずやりたいことに思いっきり挑戦できる環境があるのです。

 

7.自分がどこまでできるかに挑戦するため

海外では、物事の判断基準が日本とは異なり、日本で通用することが全く役に立たないことがよくあります。

「海外で働くことへの挑戦」を例に挙げて説明すると、

  • 学歴よりも経験重視
  • 履歴書に書いていない空白期間よりも、書いてある内容が大事
  • 日本ではプラス評価でも、海外ではマイナス評価になることがある
  • 競争相手が日本人だけではない

日本で仕事を探すときは応募者全員が日本人のため、どんな人が競争相手になるのか、ある程度予測することができます。

でも海外(現地法人)で仕事を探すときは、一つのポジションに様々な国の人が応募してくるので、競争相手にどんな人がいるか検討がつきません。

面接官が現地の人とは限らないし、どんな質問が来るのか、どんな答えがプラス・マイナスになるのか、場数をこなして感覚を掴んでいく必要があります。

時々難しいと感じることもありますが、でも逆に、自分がどこまでできるかの挑戦になるのです。

 

8.世界中に友達を作るため

  • 外国人の友達が欲しい
  • 世界中に友達が欲しい

海外に出る理由の一つに、「世界中に友達を作る」があるのは当たり前。

現地生活が楽しく充実したものになりますし、帰国してからも交流が続いて、友達がいる国に遊びに行くこともできます。

自分が行きたい国に友達が住んでいると一人旅でも心強くなりますし、旅のしかたも「行きたい国に行く」だけではなく「友達がいる国に行く」という選択肢が加わるので、楽しさも2倍になるのです!

 

9.同調圧力から解放されるため

「みんな苦しくても我慢して生きているんだから、あなたも我慢しなさい。」

「みんな病気になりながら働いてんだよ!だからお前も頑張れ!」

「みんな遅くまで働いて仕事をこなしているんだよ!」

日本の同調圧力の怖いところは、病気・ブラック・闇の部分まで周りと同じことを求められる点。

闇の同調圧力は職場だけでなく、親戚・周囲の人間関係・社会、様々な場所に潜んでいます。

その中では、どんなに真っ当な主張をしようと、大きな声や大多数の声に負けてしまう…。

同調圧力から解放されるために海外に出ることは、自分の身を守る一つの手段なのです。

 

10.海外で自分の人生を見つめなおすため

若いうちの苦労は買ってでもしろ

そんな言葉があるくらい、苦労することが美化されている日本。

私も昔は、苦労をすればいつか楽になる時が来ると思っていました。

でも実際、大変な道・苦しい道を選んでも、楽そうな道を選んでも、妥協した道を選んでも、それぞれの道にふさわしい「苦労」がやって来るのが現実。

海外には、日本から一時的に逃げてきた人が一定数います。

「現実逃避」という言葉を使う人には絶対に乗り越えられない「苦労・病気・トラブル・労働環境」を20代で背負ってしまった人たちがいるのです。

海外に出ることで自分の人生を見つめなおしたり、休息したり、リセットすることができるなら、立派な理由になると思います。

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ワーキングホリデーで後悔しないために日本でできること

では最後に、ワーキングホリデーで後悔しないために日本でできることをまとめます。

ワーキングホリデーで後悔しないために日本でできること
  • 【必須】31歳の誕生日を迎える前にワーホリビザ申請
  • 英語力は出発前に身に付ける
  • できるだけ多く貯金
  • 現地生活の情報収集
  • 明確な目標と行動計画を立てる

1.【必須】31歳の誕生日を迎える前にワーホリビザ申請

先ほども少し触れましたが、ワーキングホリデービザ(ワーホリビザ)は30歳364日までなら申請可能。

30歳ギリギリでワーホリ(ギリホリと言われています)に行くか迷っている人は、31歳の誕生日を迎える前までにワーホリビザの申請だけは済ませておきましょう!

ワーホリビザを取得しておけば、ビザが下りてから1年以内に渡航すればOKなので、最長1年間は考える時間を確保できます。

最終的にワーホリに行かない選択をしても、無駄にするのはビザの申請費用(数万円)だけです。

 

2.英語力は日本出発前に身に付ける

日本人は、英語ができるようになりたいから海外に行く人が多いですが、他国には、英語力に磨きをかけるために海外に行くという価値観があります。

日本で英語力を磨いてくると、

  • ホームステイでコミュニケーションに困らない
  • 友達作りで臆することなく声をかけられる
  • 語学学校に通う期間が短くなる

といったメリットがあります。

費用を抑えるためにも、海外で英語に磨きをかけるためにも、最低限の英語力は日本出発前に身に付けましょう!

 

3.できるだけ多く貯金

ワーホリ資金の相場は、ざっくり言うと100万~150万です(※語学学校に通うか通わないかで変わります)。

でも私の周りのワーホリ経験者は、ワーホリ資金とは別口で、絶対に手を付けないお金も貯めている人が一定数いました。

「ワーホリ資金が底を尽きそう」と口では言っていても、口座の預金残高がゼロになるという意味ではない!

お金はいくらあっても困ることはありませんので、自分ができる範囲で最大限貯金してくることをおすすめします。

 

4.現地生活の情報収集

海外は、実際に行ってみないとわからない!それは確かに正しいですが、日本でもできる情報収集はあります。

今の時代、留学エージェントのアドバイザーさんも移民アドバイザイーさんも、YouTubeやInstagram・Twitterで情報発信するようになりました。

また、留学エージェントを利用した現地の留学生は口コミを書いているし、留学エージェントを使わずに語学学校に申し込んだ人も個人で状右方発信している時代です。

現地生活情報を事前にリサーチすれば、現地に到着してから動きやすくなるでしょう!

 

5.明確な目標と計画を立てる

明確な目標と計画があるのとないのでは、少なからず行動に差が出てきます。

  • 最初の一歩の踏み出し方
  • 二者択一の選択肢から選ぶ力
  • 何かを辞める決断力
  • どこで諦めるか、引くか、押すかを見極める力

もちろん、全部計画通りにはいきません。

でも、先が見えない・どこに向かっているのかわからないよりも、向かっていく「目標」「計画」がある方が不安が少なくなるのです。

 

【すべての行動は自分の意思】後悔しない選択は自分でするしかない!

日本で生きていると実感する機会が少ないですが、たとえ周りの意見に流されても、自分が行動に移した時点で、その責任は自分にあります。

  • 人から「やれ」「お願い」と言われて起こした行動
  • 恐怖心や不安に負けて決めた「やらない」という行動
  • アドバイスに基づいて起こした行動
  • 妥協して起こした行動
  • 周りに合わせる行動

行動の結果がよくても悪くても、その行動を起こすと決めたのは「自分」で、そこには「自分の意志」があるとみなされます。

どんなに事前準備や確認をしても、他人の不手際で上手くいかなくなることもあるし、他人の行動が自分の結果に影響することもある。

理不尽な現実を変えられないのなら、後悔しない選択をすることが最善の道です。