リゾートバイトの派遣会社に登録し、リゾバ先を探しているとぶち当たる「面接に受からない」という壁。
なかなか決まらないのは、自分だけ…?
こだわりすぎているのかな…?
何が原因かわからない…
早くリゾートバイトをスタートさせたいのに、働く場所が決まらないと不安になってしまいますよね。
そこでこのページでは、リゾートバイト派遣会社の面接に受からない理由と対処法や、リゾートバイト先がなかなか決まらない時の解決策を紹介します。
目次
【結論】バックレそう(飛びそう)な人や問題を起こしそうな人は取らない
まず結論として、リゾートバイト派遣会社の面接に受からない理由は、バックレそう(飛びそう)な人や問題を起こしそうな人は取らないという基本的な前提があるからです。
リゾートバイトには、「リゾートバイト」というネーミングからして
リゾート気分旅気分♪
チャラい
簡単にお金が稼げる・貯められる
といったイメージがつきまとい、派遣会社も楽しさや充実感・お金がたまる部分を売りにしています。
でも、その言葉からは「ただのホテルの派遣」という現実を想像することが難しく、常識外れの「ヤバい人」もやってきます。
代表的な「バックレ」はよく聞く話。
派遣先ホテルの社員さんに暴力を振るってクビになった人もいます。
派遣業界の中でも「リゾートバイト」は特殊で、問題が起こる頻度が一般的な働き方よりも多いのです。
リゾートバイトスタッフが問題を起こしたら、担当営業がホテルに出向いて謝罪をしなければいけません。
誰にも何も言わずバックレてしまったり、夜逃げしてしまった時も同様。その時はさらに部屋の片づけ・掃除もすることになります。
そういった背景から、派遣会社はバックレそう(飛びそう)な人や問題を起こしそうな人に対してはシビアです。
最初の印象で「ちょっとこの人…」と思われたら、その派遣会社を通してリゾートバイトをすることは難しいでしょう。
では、具体的にどんな理由でNGになってしまうのか、具体的に説明します。
【超基本】リゾートバイトの面接(面談)に受からない人の特徴

まず、リゾートバイトの面接(面談)に受からない人の特徴をまとめます。
- 面接(面談)の時間を守らない
- あいさつができない
- まともな電話対応ができない
これらの特徴を見ると、「え、そんなこと!?」と思うかもしれませんが、当たり前のこと・基本的なことができない人も面接(面談)にやってきます。
では、一つ一つの項目を掘り下げて解説していきましょう!
1.面接(面談)の時間を守らない
面接(面談)の時間を守らない人は、最初の印象としては最悪です。
「お仕事が始まってからも遅刻や無断欠勤をしそうな人」という印象を与えてしまいます。
今の時代、派遣会社の登録面談は電話が多いのですが、万が一理由があって面接(面談)の時間に遅れそうになるのなら、始まる前に連絡し事情を説明することが大切!
その際にひとこと、「申し訳ございません」と謝ることができれば、理解してもらえることだってあります。
でもまずは、働く人間として、時間に遅れなければいいですよね!
2.あいさつができない
日本中どこからでも電話で簡単にできるリゾートバイト派遣会社の登録面接(面談)。
だからこそ、気軽に捉えてしまって基本を忘れてしまいそうですが、面接(面談)ではあいさつは基本中の基本です。
あいさつと言っても、最上級の敬語表現を求めているわけではありません。
一般的なNG例としては、
- 「よろしくお願いします」が言えない
- 「ありがとうございました」が言えない
- 会話の途中で「はい」が言えない
- 自分の名前を名乗れない
「そんな小さなこと?」と思ってしまいそうですが、正社員でもパート・アルバイトでも、派遣社員として働くリゾートバイトでも、ここができなければ最初の一歩を踏み出すことすらできません。
3.まともな電話対応ができない
電話での面接(面談)は、相手の姿が見えない分、雰囲気が伝わらないもの。
だからこそ、声だけで相手に好印象を与える必要があります。
- 声のトーンを明るく
- 相手が聞き取りやすいような話し方・スピードを心がける
- 相手の話が終わる前に語尾をかぶせて話し始めない
- 語尾を伸ばさない
- 投げやりな返事をしない
電話の向こうにいるのは人材のプロなので、敬語が少々つたなくても理解してくれますが、同時に相手は人間でもあるので、電話でのコミュニケーションにおける思いやりが必要です。
リゾートバイトには、接客が苦手でも黙々と作業ができる「裏方」の仕事もありますが、派遣会社の担当者と会話くらいは臆することなくできるといいですよね!
リゾートバイト派遣会社の登録面談(面接)に「落ちる」はほぼない!
「リゾートバイト」は、派遣会社に登録して派遣先のホテルを紹介してもらう働き方。
派遣会社のホームページの「登録」から、
- 名前
- 生年月日
- 性別
- メールアドレス
- 電話番号
などの基本情報を登録すると、担当者(会社によってはその人が自分の担当コーディネーターになる)からメールまたは電話で連絡が来るシステムです。
そのため、派遣会社の登録面談(面接)に落ちるということはほとんどありません。
ですがごく稀に、登録面談であまりにも言葉遣いや態度が悪かった場合は、リゾートバイト先を紹介しないケースもあると言います。
つまり、一応システム上に基本情報や履歴書登録はしているけれど、リゾートバイトの派遣先を決めるためのスタート地点にさえ立つことができないのです。
派遣会社を通さずにホテル側と直接面接(面談)することも基本的にはないので、絶対にクリアしなければならないのはリゾートバイト派遣会社との面接(面談)。
ここで、「この人になら派遣先を紹介しても大丈夫」とOKを出してもらうことが重要となります!
それでもリゾートバイトの面接(面談)が受からない時の対処法
自分としては気を付けているつもりだけど、なぜか、派遣会社から求人を紹介してもらえない…。
そんな時は、以下の方法を試してみましょう!
- 他のリゾートバイト派遣会社を利用してみる
- 履歴書登録でしっかりと過去の経験を記入する
- 履歴書登録とは別でガチな履歴書を作って送る
では、具体的に説明していきます。
1.他のリゾートバイト派遣会社を利用してみる
リゾートバイトの派遣会社は、大手から中小までたくさんあります。
一つの派遣会社とご縁がなくても、他の会社とご縁があるかもしれません。
リゾートバイトの派遣会社は、複数登録してもOK!
派遣会社の人だって人間なので、相性が合わないこともあると覚えておきましょう。
そして、たった一つの派遣会社と相性が悪くてご縁がなくても、派遣会社の人に嫌な言われ方をされても、落ち込む必要はありませんよ!
2.履歴書登録でしっかりと過去の仕事経験を記入する
簡単に登録ができて、すぐに始められそうなリゾートバイトとは言え、働き方としては「派遣社員」。
求められるのは即戦力になる人です。
もちろん、ホテル業界での経験は不要なのですが、応募するポジションに関連する経験(もしくは近い経験)が必要になります。
大学を卒業してすぐにリゾートバイトをする人もいるので、たとえ学生時代の短期のアルバイトだったとしても、経験しているものがあれば記入した方がプラスでしょう。
3.履歴書登録とは別でガチな履歴書を作って送る
派遣会社に登録する際は、以下のフォーマットを使った履歴書を用意する必要はありません。

職歴情報はシステムに登録することになります。
ですが私は、システムに入力するのが面倒という理由から、元々用意していた履歴書を一度だけ送ったことがあります。
履歴書の志望動機欄には、以下の2つの熱意を書きました。
- フロントかベルのポジションで働きたい熱意
- どうしても英語環境で働きたい熱意
そしたら予想外にも「この求人、本当はあまり出さないのですが…」という超穴場のレア求人も紹介してもらえたことがありました。
また、担当の営業さんに後日談を聞いたところ、ジャケットを着た写真付きで志望動機が書いてある履歴書を送ってくる人は今までいなかった!と高く評価され、働く前から時給を上げてもらえてラッキーでした。
履歴書を作ることは面倒だし手間がかかるので、必要がないのであれば普通はそこまでやりたがりません。
でも、どの業界でもそうですが、他の人がやらないからこそ使える裏技かもしれないと後になって思います。
リゾートバイト先が決まらない(不採用になる)理由

リゾートバイト先がなかなか決まらない時、考えられる理はいくつかあります。
- 人気のリゾートバイト求人に応募している
- 条件や希望が高すぎる・こだわりすぎる
- 勤務開始時期が合わない(すぐに行けない)
では、それぞれの項目を詳しくお話しします。
1.人気のリゾートバイト求人に応募している
人気のリゾートバイト求人は応募者も多く早い者勝ちであることがよくあります。
ホテル側も、数社の大手リゾートバイト派遣会社と契約していることがあるので、自分が利用している派遣会社ではなく他社の派遣会社からリゾートバイトスタッフの採用が決まることも…。
それにもかかわらず、派遣会社のサイトには求人情報が掲載されたままになっているのは、他社派遣スタッフで採用が決まった情報が、ホテル側が提携しているすべての派遣会社に共有されるわけではないからです。
人気の求人は魅力的ですが、人気の求人ばかりに応募しているとなかなか決まらないこともあるでしょう。
2.条件や希望が高すぎる・こだわりすぎる
リゾートバイト先が見つかるまでの平均期間は、派遣会社に登録してから大体1~2週間と言われていますが、私は条件や希望が高くてこだわりも強かったため、2週間では決まりませんでした。
とある派遣会社の営業担当からは、
「そんなに理想が高かったら見つかりませんよ!」
「そんな条件の所あるわけないじゃないですか!」
「リゾートバイトがどんなものかわかってないみたいですね!」
と言われたこともありましたが、ここで条件を下げるかは個人の考え方次第です。
でも早くリゾバ先を決めたいなら、高すぎる希望や条件・こだわりを捨てる必要があるかもしれません。
3.勤務開始時期が合わない(すぐに行けない)
リゾートバイトの先が決まらない3つ目の理由は、勤務開始時期が合わなかったり、ホテル側の「すぐに来てほしい」という要望に応えられないことにあります。
また、先ほどは「リゾートバイト先が見つかるまでの平均期間は、派遣会社に登録してから大体1~2週間」と伝えましたが、スキー場の求人や夏休み期間の求人などは約2ヶ月前から出始めるので、どんな場所でリゾートバイトをしたいかによって動く時期は様々です。
そのため、開始時期のせいで求人とマッチしないこともあるでしょう。
リゾバ先が決まらない時の対処法

それではここで、リゾートバイト先がなかなか決まらない時の対処法を紹介します。
- 条件そのままで派遣会社を変えて探す
- 条件にこだわるなら求職期間に余裕を持つ(ゆっくり探す)
- 人の入れ替わりのタイミングを狙う
- 新着求人を狙う
1.条件そのままで派遣会社を変えて探す
リゾートバイトの派遣会社は、大手から中小までたくさんあります。
その中でも最大手と呼ばれるヒューマニック(「リゾバ.com」を運営している派遣会社)は、取り扱う求人数が最も多いですが、それに比例し利用する人も多くなります。
皆さんどこの派遣会社使ってますか?
その他とかおすすめはリプで聞きたいです!— 星華@リゾバ (@seika_c0m) March 6, 2022
また、時給が高いグッドマンサービス(「リゾートバイト.com」を運営している派遣会社)やアルファリゾート、サポート力に定評のあるリゾートバイトダイブ(旧アプリリゾート)も、多くのリゾートバイトスタッフが登録している派遣会社です。
リゾートバイトスタッフにはリピーターやホテル業界経験者もいて、いい求人の見極め方は熟知している…。
そして、派遣会社の営業は、担当している派遣先ホテルに良い人材を送りたいと考えます。
そうなると、
- 利用する人が多いと競争率も高くなる
- ホテル経験者が優遇される
- ホテル業界未経験でも接客スキル(経験)がある人が選ばれやすい
といった3つの理由から、リゾートバイト未経験者がなかなかリゾバ先を見つけることができないこともあるのです。
そんな時は、派遣会社を変えて求人を探してみましょう!
もちろん、大手の派遣会社は求人数も多く、過去にスタッフをホテルに送った経験も実績も多く持っているので、登録するのは必須。
でも、利用者が少ない中小の派遣会社は競争率が低くなるため、希望のリゾバ先を見つけやすくなるかもしれません。
もちろん、大手を使うメリット・デメリットと同様、中小のリゾートバイト派遣会社にもメリット・デメリット両方あるので、まずは両方の特徴を調べてみるといいですよ!
2.条件にこだわるなら求職期間に余裕を持つ(ゆっくり探す)
条件にこだわってリゾートバイト先を探すなら、求職期間に余裕を持つ(ゆっくり探す)必要があります。
リゾートバイトの平均求職期間(1~2週間)でリゾバ先が見つかる人は、
- 条件が少ないかもしれない
- 妥協しているかもしれない
- たまたま運よくドンピシャな求人が見つかった
といった要素があるかもしれません。
「人は人、自分は自分」と考えて、じっくり探してみるのもアリだと思います。
ちなみに私は、最初の派遣会社の登録から就業開始まで2ヶ月は見積もり、実際に決まるまでの時間は1ヶ月でした。
リゾートバイトに登録(私は最初に3社登録しました)
↓
コーディネーターから求人を取り寄せて希望や条件にこだわる(1~2週間)
↓
気になる求人の営業担当に詳細を確認する(複数を候補にあげておく)
↓
「ここで働きたいです」と伝え、営業が先方に空き状況の確認
↓
空いていれば採用
3.人の入れ替わりのタイミングを狙う
リゾートバイトの契約を終わらせる人・更新を希望しない人は、その旨を1ヶ月前までに伝える必要があります。
その時期が求人が出るタイミング、人が入れ替わるタイミングです。
そういった求人は、毎月上旬に出てくることが予想されますが、求人が出るタイミングを操作することはできないので、私は前月の下旬~翌月の上旬ぐらい幅を持たせています。
特にいい求人は、人がバックレて急募で求人を出すこともあまりない印象なので、人の入れ替わりのタイミングを逃さずに掴んでいきましょう!
4.新着求人を狙う
新着求人は、まだ募集が始まったばかりの求人。
まだ誰も応募していない可能性が大いにあります。
そして、優遇される経験者が応募してくるかどうかはわからないため、戦う相手がいないうちは採用をつかみ取りやすい!と言えるでしょう。
【まとめ】リゾートバイトで採用されるための基本
このページでは、リゾートバイトの面接がなかなか受からない時の対処法をシーン別に紹介しましたが、最後にリゾートバイトで採用されるための基本的なことを抜粋してまとめます。
- 面接(面談)の時間を守らない
- あいさつができない
- まともな電話対応ができない
- 他のリゾートバイト派遣会社を利用してみる
- 履歴書登録でしっかりと過去の経験を記入する
- 履歴書登録とは別でガチな履歴書を作って送る
- 人気のリゾートバイト求人に応募している
- 条件や希望が高すぎる・こだわりすぎる
- 勤務開始時期が合わない(すぐに行けない)
- 条件そのままで派遣会社を変えて探す
- 条件にこだわるなら求職期間に余裕を持つ(ゆっくり探す)
- 人の入れ替わりのタイミングを狙う
- 新着求人を狙う
リゾートバイトは、いい求人に当たれば楽しいですし半年で100万円貯金できるシステムなので、ネーミングのチャラさに惑わされずにしっかりと対策を行って、充実したリゾバ経験をしてみてください!