ニュージーランドは仕事がない…
ワーホリでできるのはアルバイトぐらいしかない…
ニュージーランドにワーキングホリデー(以下 ワーホリ)で渡航し、仕事を探し始めると、なかなか見つからない状況が続いて苦戦する人が一定の割合でいます。
ローカルカンパニー(現地法人)の仕事は、一つの求人に200~400通もの応募があることも普通です。
ビザの期間が1年限定のワーホリだと、応募条件を満たせるフルタイム求人が少なくなり、物価が高い街ではアルバイトのかけ持ちが必要になるかもしれません。
ですが、1つの仕事を見つけるのも大変なのに、かけ持ちの2つ目の仕事(セカンドジョブ)を見つけるのはもっと大変です。
そこでこのページでは、
- ニュージーランドワーホリでできる仕事
- ワーホリでの仕事探しのコツ
- 仕事がないときに使える方法
- 仕事探しの合間にできる海外在宅ワーク
についてお話しします。
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目次
【前提】ニュージーランドは仕事が減少した
まず前提ですが、近年の世界情勢の悪化の影響によって、ニュージーランドの仕事は減少しました。
観光客などの外国人を相手にする仕事や、留学生・ワーホリが来ることで収入を得ていた会社は仕事がなくなり、永住権保持者の日本人も一時的にカフェやレストランで働いて生活するためのお金を稼いでいる状況もあります。
ニュージーランドにワーホリに行く人は、オーストラリアやカナダにワーホリに行く人よりも少なく、出稼ぎ目当てでガツガツしている人も少ない印象(私の体感)だったので、2~3ヶ国経験者の間では「比較的”まだ”仕事が見つかりやすい」と話していました。
ですがニュージーランドは小さな国なので、元々仕事の数自体が多かったわけではありません。
王道の「仕事の探し方」をしていても、なかなか仕事が見つからない状況は誰にでも起こることです。
ニュージーランドワーホリでできる仕事30選
ニュージーランドにワーホリに行くと、日本語の求人情報サイト(クラシファイド)を利用して仕事探しをする人がほとんどです。
よく見かける求人には、以下のものがあります。
- ウエイター(ウエイトレス)
- レストランのキッチンハンド
- 皿洗い
- 日本料理店・ローカルカフェやレストランのシェフ
- クリーナー(ホテル・ビルディング)
- 保育士・ベビーシッター (ナニー)・チャイルドケア
- チューター(家庭教師)
- ファーム・WWOOF
- バリスタやカフェスタッフ
- ツアーガイド
- ランドオペレーター
- レセプショニスト(受付)
- ギフトショップ・アパレル・雑貨店の販売員
- 整体師
- 鍼灸師
- エステティシャン・セラピスト・マッサージ師
- 美容師
- ネイルアーティスト
- まつエクアーティスト
- 語学学校の営業&マーケティング
- 教育業界のスチューデントサービスオフィサー
- 留学エージェントのアドバイザー
- 事務職(オフィスワーカー)
- 会計士・経理・総務
- 通訳・翻訳
- プログラマー・SEなどのIT系
- ウェブデザイナー
- 情報誌の校正・編集
- 配送・運送業・ドライバー
- 工場のライン・バイヤー
- その他…
ニュージーランドワーホリでは、現地法人・オフィスワークの仕事を見つけるのは簡単ではありません。
しかし、「特定の専門スキル」があったり、ニュージーランドワーホリの仕事探しで活かせる「日本での職歴や経験」があれば有利になりますし、自分に合った仕事が見つかる可能性も上がります。
また、仕事の幅を広げるためには、できるだけ日本で英語力を伸ばしてから渡航するとベターです。
【王道】ニュージーランドワーホリの仕事の探し方
ニュージーランドワーホリでの仕事の探し方には、以下の方法があります。
- ニュージーランドの求人サイト(クラシファイド)を利用する
- 履歴書を配り歩く
- 現地の転職エージェント利用する
- 口コミや紹介
1.ニュージーランドの求人サイトを利用する
ニュージーランドの求人情報サイト(クラシファイド)には、日本語版と英語版があります。
【日本語版求人情報サイト】
>NZdaisuki.com
【英語版求人情報サイト】
>Trade Me
>Seek (NZ)
>Madison
>Adecco NZ
時給が良い仕事を探すなら、英語版の求人情報サイト(Trade MeやSeek)をお勧めします。
ですが、ニュージーランドは英語ができない日本人ワーホリを最低賃金以下で働かせるブラック企業はほとんどないので、英語力に不安がある人は、日本語の情報サイト(NZdaisuki.com)を利用するといいでしょう。
2.履歴書を配り歩く
履歴書を配り歩く仕事の探し方は、日本ではあまり聞きませんが、オーストラリアやカナダなどのワーキングホリデーで人気の国ではよくある方法です。
ワーホリでローカルジョブを探している人は、カフェやレストランなどの飲食系、ZARAやH&Mといった販売系のショップに配る傾向があります。
仕事が見つかるまでに配る履歴書の枚数は、5枚程度の人もいれば、30枚以上の人がいるなど様々です。
3.現地の転職エージェント利用する
ニュージーランドにも、転職エージェントやリクルーティングカンパニーがあります。
取り扱っている求人の雇用形態は、「フルタイム・カジュアル・期間限定」など様々です。
4.口コミや友人・知人からの紹介
現地の人たちでも仕事を見つけるのが大変な海外…。
口コミや友人・知人からの紹介は、王道であり一番信頼できる方法と言っても過言ではないでしょう。
ワーホリで現地に到着したばかりの頃は人脈がないので難しいですが、
- 語学学校の友人からの口コミ
- シェアハウスのオーナーが経営(運営)している会社やお店で人手を募集している
- Facebookで繋がった人が後任ポジションで働いてくれる人を探している
など、可能性はたくさんあります。
ニュージーランドワーホリで仕事がないときに使える方法
ニュージーランドワーホリでは、仕事がなかなか見つからなかったり、ワーホリでできる仕事があまりないという話も耳にします。
以下は、私自身や私の友人がニュージーランドで仕事探しをしたときに、実際に使った方法です。
- 求人募集が出ている会社に履歴書を持って行く
- 都市の中心部から離れて仕事を探したり履歴書を配る
- FacebookやInstagramなどのSNSを活用する
- 仕事がある場所に都市移動する
1.求人募集が出ている会社に履歴書を持って行く
日本語のクラシファイドや英語版クラシファイドで求人を見つけたら、メールで応募書類を送付するのではなく、直接履歴書を持って行くと運よく担当者と話せることがあります。
スパ受付の仕事をしていた時も、スタッフ募集の求人を出した際に履歴書を直接持ってきた人がいたので、一部の人には知られている方法だと思います。
履歴書を持っていくことは手間ですが、
- 働いているスタッフと募集ポジションについて直接話せる
- 本気度が伝わる
といったメリットもあります。
2.都市の中心部から離れて仕事を探したり履歴書を配る
ワーホリに行く人の多くは、シティ中心部(ダウンタウン)で仕事探しをすると思いますが、街はずれで仕事を探したり履歴書を配ると反応がいい!と感じることがあります。
街はずれでの履歴書配りで食いつきがいい理由は、主に2つあります。
- そもそも働き手が少ない
- 履歴書を配る仕事の探し方が一般的ではない
シティ中心部でも簡単に仕事を見つける人もいますが、ゾーン1圏内でなかなか仕事が見つからないなら、ゾーン2~ゾーン3あたりに狙いを変えてみるといいかもしれません。
3.FacebookやInstagramなどのSNSを活用する
履歴書を配り歩くのも大変だし、求人サイトや転職エージェントでも面接に結びつかない…。
そんな時は、FacebookやInstagramといったSNSを利用して仕事を探す方法があります。
とくに、カフェやレストランなどホスピタリティ系の仕事探しで活躍!
Facebookページには「Auckland Hospitality Jobs」といったホスピタリティ系の仕事情報ページ(「Job Board」と呼ばれている)があります。
また、「住んでいる都市の名前」+「Job」と打ち込んで求人投稿を探すことも可能です。
Instagramでは、「#pleasegivemeajob」というハッシュタグで仕事探しをしている人が世界中にたくさんいます(その他にも類似したタグがあります)。
「ここで働きたい」とアプローチしたいカフェがあったら、自身のインスタポストに「#カフェの名前」+「#pleasegivemeajob」を付けて投稿するのも一つの手段です。
4.仕事がある場所に都市移動する
ニュージーランドにワーホリに行くと、多くの人が玄関口である「オークランド」に現地入りします。
ですがやはり人気の街なので、フルタイムの仕事を見つけることは簡単ではありません。
人気の都市に住んでいても、仕事の選択肢がイマイチなら、思い切って都市移動もアリです!
スキルなしでも海外で仕事探しの合間にできる在宅ワーク
ニュージーランドで仕事を探すとき、1日8時間フルタイムで探している人は少ないと思います。
どこかで空き時間があったり、気分転換で少しでも副業ができると、それだけで精神的にも安心しますよね。
そんな時おすすめできるのが、完全在宅×電話のお仕事の「コールシェア」です。
在宅ワークと聞くと、「Webライター」や「動画編集」などのスキルが必要になるものや、単価が安い事務系の仕事のイメージがありますが、「コールシェア」ならPCスキルがない人でも比較的高時給で始められます。
条件は「明るく話ができる人」なので、初心者でも始めやすくて誰でもできる在宅ワークの1つです。
子育てをしている主婦の方だけでなく、男性やフリーランスの方も活躍中で、登録者数は3万人を超えています。
また、担当者の方と実際に会って話をしたところ、海外在住から完全在宅でコールシェアをしている人がいたり、月30万円稼ぐ人もいると聞きました。
仕事の内容はプランによって分かれており、
- 飲食店や美容関係のお店にポータルサイトの無料掲載に関する連絡
- インフルエンサーマーケティングの案内
- ウェビナーの参加促進
- 学校や幼稚園などへシステム導入の案内
など多岐にわたります。
どちらかと言うと「営業」っぽい仕事が多いですが、コールセンターでよくあるカスタマーサービスや問い合わせ対応よりも面白みがある仕事内容と言えるでしょう。
在宅ワークの仕事は、登録料がかかるケースもありますが、コールシェアは登録料が0円です。
システム利用料として1,320円/月(税込)かかりますが、初月は無料なので試してみても損はしません。
また、Webを使用したコールシステムなので通話料もかからず、PCで仕事をする場合はパケット代も気にしなくて大丈夫です。
ワーホリでなかなか仕事が見つからなかったり、仕事が空くのを待っている状態なら、ちょうどいい仕事だと思います!
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【まとめ】ニュージーランドワーホリの仕事探しを有利にするためには?
ワーホリで人気の英語圏「オーストラリア・カナダ・ニュージーランド」は、仕事探しが難しいと言われています。
でもニュージーランドの競争率は”まだマシ”です。
ニュージーランドワーホリの仕事探しを有利にするためには、
- 英語力を中級レベルに上げてから渡航する
- 過去に経験のある仕事を探す
- ギリギリの資金で渡航しない
といった準備段階にあります。
情報収集が上手くいったり、人から紹介してもらって仕事を得られることがあるのも事実です。
でも、あわよくばラッキー狙いの人、海外行ったら何とかなると思っている人・人のことをあてにする人がいることも忘れてはいけません。
- 英語ができない(英語レベルが低い)けど、
- 時給が高いローカル環境で、
- ガッツリ働いてお金を稼いで貯金して、
- 同時に海外経験も積んで、
- 充実したワーホリにしたい!
そんな「いいとこ取り」を求める人もいる中で、何か1つでも突出するものを見つけると道が開けると思います。
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