ホームステイ先が最悪?ホストファミリー変更に用意したいのは「それっぽい退去理由」

sydney
チファニー
こんにちは、オーストラリアの語学学校で働いていたチファニーです。

語学学校の日本人カウンセラーに寄せられる日本人生徒からの相談で、一番多い内容は何だと思いますか?

そう、堂々の第一位は、ホームステイ先での不満・トラブルです!

ホームステイの苦情が頻繁に発生するのは、語学学校だけではなく、留学エージェントでも同様。

ホームステイ先が最悪だった場合

  • 不満やトラブルが原因でホームステイ先変更を希望する生徒
  • ホームステイの契約自体を終了させる生徒

この2つのパターンに分かれるため、解決方法は人によって違います。

ということでこのページでは、最悪のホームステイ先に当たってしまいどうしても変更したい時、どんな風な手続きや流れになるの?という疑問にお答えするため、私が勤務していた語学学校でのホームステイ先変更の舞台裏をお話ししようと思います。

ホームステイ先変更には、2週間前に申し出が必要

ホームステイ先で不満があったとき、ホストファミリーの変更は可能なのですが、変更希望があるときは「2週間前までに申し出る」という規定があります。

チファニー
申し出の期間は、利用する手配業者や語学学校によって変わるので、事前にしっかり確認しておきましょう!

突然「もう嫌だから明日出たい」と言っても、そうはいかないのが現実なのです。

 

我慢は不要!不満は吐き出すべし!

「なんかちょっと無理になってきたな~…」

そんな感情が心に芽生えた時点でやることは、すぐにホームステイコーディネーターか日本人カウンセラーに相談すること。

「こんな小さな悩み、話すほどのことかな~?」

「もう少し様子見てみようかな~?」

そんな気遣い・心配は無用です!

小さなことでも、我慢している間に不満やトラブルが突然大きくなって、逆にホストファミリーから学校に苦情の電話が入ることもあります。

「なんかちょっとおかしいぞ」と思ったら、即報告しちゃいましょう!

補足
「家の中の問題は自分たちで解決する」というのがホストファミリーの基本的な考え方なので、ホストファミリーから苦情が入るケースはかなり稀ですが、可能性がゼロではありません。

 

解決できそうなことは話し合う

不満がって相談したことでも、解決できそうなことは「話し合い」の提案もされます。

学校としては「生徒から一度、ホームステイの相談があった」とは捉えますが、不満内容が自己解決できそうなら「アドバイス」のみとなる内容もあるのです。

例えば…

生徒:
「Wi-Fiがないから、Wi-Fiのあるホームステイ先に移りたいんです!!」

学校:
「Wi-Fiを用意するかはファミリー次第で強制ではないのですよ~…」
「自分でポケットWi-Fiを契約するという方法がありますよ~!」

日本にはインターネット無制限の家庭も多いですが、海外の家庭のインターネット環境は日本よりも劣っていて、日本での生活と同じ感覚で海外でも生活できる!と思ってホームステイをすると、Wi-Fi環境がないことに不満を抱くケースがあります。

でも、ホストファミリー登録基準に「Wi-Fi完備」という条件がなければ、契約違反ではありません。

チファニー
Wi-Fiはあるけど、生徒には貸さないというホストファミリーもいますし、実際私がそこに当たりました。

 

本格的にホームステイ先を出る手続き

自己解決もできない…。

話し合いでも折り合いがつかない…。

精神的にもう無理!!

限界を迎えて「ホームステイ先を出たい!」と思ったら、ホームステイ契約の残りの期間によって、

  • ホームステイ自体をキャンセルするのか?
  • 他のホストファミリーに変更するのか?

どちらで進めるかを相談することになります。

ここで注意したいのが、「ホームステイという滞在スタイルが合っているか?」についてしっかり考えること!

「ホームステイは英語環境だから、キャンセルじゃなくてとりあえず今回はホストファミリーを変えてみようかな」と思って変更しても、結局ホームステイというスタイル自体合っていないなら、他のホームステイ先に変更しても不満は出てきます。

私の失敗から学んだ個人的な意見ですが、「シェアハウスに住みたいかも…」と少しでも思ったり、「もっと友達と自由に遊びたい」と思ったら、すぐにキャンセルして自由になることをおススメめします。

そしてそれは、現地に到着してまだ数週間しか経っていない場合でも、ホームステイ契約期間が数ヶ月残っている場合でも同じです。

英語環境を作ることは、ホームステイに頼る方法だけじゃなく、自分の頑張り次第でいくらでも何とでもなります。

 

ホームステイ先に伝える「それっぽい退去理由」を考える

「ホームステイ先との相性が合わないから」という理由で変更を希望した時に、こんな不安が頭をよぎることがあります。

  • ホームステイ先に退去の連絡が行ってから2週間、ホストファミリーとは気まずい空気で過ごすの?
  • 学校に相談した内容、どこまでホストファミリーに通知されるの?

それを回避するために、あらかじめ「それっぽい退去理由」を考えておくことをおススメします。

語学学校で勤務した私の経験上、怪しまれずにすんなり受け入れられ、退去までの期間気まずくならなかった「それっぽい退去理由」は…

それっぽい退去理由
「友達のシェアハウスに空き部屋が出たから、まだホームステイ期間残っているけど、キャンセルして早めに移ることにした♪」

ホームステイ先を変更したとしても、追跡されることは(よっぽどじゃなければ)ないはずなので、「ホームステイ自体を辞める」が私の知ってる中では無難な理由です。

 

ホームステイ先への退去連絡と次の生徒の受け入れのお願いは、1本の電話で済ませる

生徒からホームステイ先変更の正式な申し出があったら、ホームステイコーディネーターが次の新しいホームステイ先を探します。

チファニー
そのため、2週間という時間をもらっているんですね!

滞在しているホームステイ先への電話では、以下の2つの要件を、1本の電話で済ませてしまいます。

  1. 生徒の退去の連絡(←このために「それっぽい理由」を用意しておく)
  2. 新しい生徒の受け入れのお願い

ホームステイコーディネーターは、語学学校のポジションの中でも一番と言っていいほど電話の利用が多いので、サクッと簡潔、クドクド話しません。

ホームステイ先との相性が悪いからという理由で変更を希望しても、

  • 生徒が今の滞在先をどう思っているか
  • 生徒から苦情があった

ということを、わざわざ退去前に学校側から話を振ることは、(私が聞き耳を立て聞いた限りでは)なかったと思います。

※「ファミリーから探りを入れられているのでは?」「ファミリーの不満を聞いているな!」と思える会話はありますが…。

 

なぜホームステイ先変更までに2週間もかかるのか?

ホームステイの退去連絡は1本の電話で済むのに、なぜ次のホームステイ先に移るまで2週間も待たせられなきゃいけないの?

そんな疑問も出てくるかと思いますが、ホストファミリーの中には、受け入れる生徒を制限しているファミリーもいます。

例えば…

  • 18歳未満の生徒は受け入れない
  • 子供が思春期だから、子供と同性の生徒しか受け入れない
  • ベジタリアンは受け入れない etc…

このような理由も考慮し、生徒が去を予定している日から受け入れてくれる、評判のいいホストファミリーを探さなければいけないのです。

基本、ホームステイ先での苦情があった生徒には、それ以上トラブルにならないよう「one of the best=最高(のホストファミリー)の中の一つ」と呼ばれるホストファミリーの中から変更先を探します。
そのため、空きがなかなか出ないケースもあるようです。

 

まとめ

ここまで、私が勤めていた語学学校の「ホームステイ先変更」の流れをお話ししてみましたが、学校によってホームステイ先の苦情の対応のしかたは様々。

変更先のホストファミリーに関して、どこまで配慮するかも違いがありますし、「それっぽい退去理由」を一緒に考えてくれない場合もあります。

また、生徒によっては

  • 要求が高くて当てはまるホストファミリーがいない
  • いたとしてもすでに部屋が埋まっていて、希望の日に入れない

という理由から、変更までに通常よりも長い時間を要してしまうこともありますし、ホームステイ先の状況が二転三転してしまうケースも稀に発生します。

ホームステイ先が最悪で「ホームステイ先を変更したい!」と思ったら、参考にしてみてください。

チファニー
ホームステイが心配なら、知っておくといいことをまとめた記事もこちら↓にあります。
ブッチャートガーデン

ホームステイでの災難を逃れるために先手を打ちまくった私が、事前に知っててよかった情報

2018-12-27