ワーキングホリデーを利用して海外に行く「ワーホリメーカー」の中には、
「人生疲れた!本気で1年間の休息が欲しい」
「忙しい日本を離れて人生のことをゆっくり考えたい」
「周囲の声が届かない場所に行きたい」
という想いで渡航する人が一定数います。
殺伐とした日本社会で生きているなら、人生のことがわからなくなって当然だし、実は私もその一人。
ニュージーランド渡航前に、自律神経失調症と椎間板ヘルニアを発症したので、「ニュージーランドでは頑張らない」と決めて1年間生活しました。
それでも金銭的に大きな不安を抱くことなく、時間と心にも余裕ができたのは、ニュージーランドという国の魅力と、ニュージーランドでのワーホリのしやすさにあるのは事実!
そこでこの記事では、日本での生活に疲れて海外に行く選択をしたい人でも安心できるよう、ニュージーランドのワーホリが海外初心者にも人生疲れた人にも優しい理由を、「お金・心の穏やかさ・時間」に分けてお話ししたいと思います。
金銭的な不安が少なくて済む理由
1年間の海外生活で気になるのが、現地での収入。休むためのワーホリと言っても、ちょっとしたアルバイトはしてみたいものですね。
ニュージーランド・ワーホリでの仕事事情には、他国と比較すると安心点がいくつかあります。
1:ニュージーランドは時給が高く、違法賃金で働かせる会社も少ない
私がなぜ「ニュージーランドはワーホリがしやすい」と言うのか、その理由には、時給が高くて違法な労働環境で働かせる会社も少ないという特徴があるためです。
まず、ニュージーランドの最低賃金ですが、2019年4月1日以降$17.70に上がりました。
The Government has announced it will increase the minimum wage to $17.70 an hour on April 1, with further increases to take it to $20 by 2021.
しかも、2021年までに$20にまで上げる予定みたいですね!
また、英語ができない日本人を最低賃金以下の安い時給で働かせ、給料を現金手渡しで支払う、違法の日本食レストランや日系会社が他国(例:オーストラリア)には存在しますが、ニュージーランドではほとんど聞きません。
給料の支払いを渋ったり、本来の肩書き以上の仕事をさせるところはあるので、もちろん注意は必要です。
2:日本食レストランが本当の意味でのセーフティネット
「頑張らずに1年過ごしたい」と思っても、心のどこかには
「英語使ってローカルのカフェで働いてみたい」
「せっかくだから多国籍な環境で働いてみたい」
という想いが、少なからずある人もいると思います。
でも、英語力が足りなかったりスキルがなかったり、ご縁がなくてローカルジョブを手に入れられない現実が待っているのも人生…。
そんな時、「日本食レストラン」という選択肢があれば精神的に楽になりますし、ニュージーランドは違法な賃金・労働環境がそこまで蔓延している国ではないので、日本食レストランが本当の意味で「セーフティネット」の役割を果たしていると言えます。
また日本食レストランなら、まかないがついてくる職場も多数あるので、食費面での心配も軽減されますね!
英語が話せても話せなくても、$17.70という最低時給が補償されているので、頑張らずに1年間過ごしてみたい人だけでなく、海外初心者にとってもワーホリしやすい国なのです。

※他国とニュージーランドの仕事と給料については、以下の記事で詳しく比較しています(リンクは記事の最後にもあります)
3:日本人ワーホリメーカーが少なく競争が少ない
時給が高く、違法な会社もほとんどないニュージーランドでも、「仕事はあるの?」というのが次に出てくる疑問。
正直に言うと、すぐにいい仕事が見つかればラッキーですし、自分のスキルや英語力が伴っていないのに理想ばかりが高ければ厳しいです。
ですが、ニュージーランドに来る日本人ワーホリメーカーの人数自体、毎年2000~3000人弱と少ないので、競争が激しいわけではありません。
オークランドでは、「求人を出しても全然応募がこない」という話も聞くので、仕事が見つかる可能性は残っています。
ちなみに他国へのワーホリメーカーの数は、カナダは毎年6500人、オーストラリアは1万人を超えます。
心に余裕が持てる理由
それでは次に、ニュージーランドで心に余裕が持てる理由についてお話ししたいと思います。
1:人が優しい
ニュージーランドに住んでみて実感したことの一つは、地元の人が優しくて温かいということ。
マーケットやカフェで「あなたが食べているもの何?」という客同士の会話は日常茶飯事で、バスに乗りたいのにお金もAT HOPカード(日本で言うスイカやパスモ)も持ち合わせていない人のために、他の乗客がお金を出す場面を見かけることもあります。

2:差別が少なく、汚い言葉を聞く回数も少ない
ニュージーランドに住んでみて驚いたことの一つが、差別が少ないこと!
差別がヒドイ英語圏では、普通に歩いていても「F**kin Asian」と言われたり、カフェの店員さんが白人さんを優先して立て続けにオーダーを取ったりと、明らかな差別を何回か経験しました。

でもニュージーランドは差別が少なく、私が1年滞在している間に一度経験しただけなので、基本は平和な毎日。
また、道路でドライバー同士が罵り合う場面も海外ではよく見る光景ですが、ニュージーランドはその回数も比較的少ない国です。
もちろんちょっとした嫌なことはありますが、普通に生活しているだけで攻撃されたり、罵声を浴びせられたという経験はほぼありません。
住むエリアによって街の印象が変わるので、ちょっと治安が悪いエリアの場合は当てはまらないこともあります。
3:ニュージーランドはどこに行っても綺麗
ニュージーランドで1年間の海外生活なると、住んでいる都市だけでなく、国内観光やロードトリップもしてみたいですよね!?
ニュージーランドのもう一つの魅力のは、どこに行っても綺麗な景色・豊かな自然で溢れていること!
ドライブしているだけで勝手に美しい景色が目に飛び込んできます。
「もう美しすぎて見飽きた!」と思っても制御不能です(笑)
※ニュージーランドの旅スポットはこちらで見れます(リンクは記事の最後にもあります)。
4:旅行(移動)がしやすく金銭的ストレスも小さい
「週末旅行に行きたい!」
「他の都市も見てみたい!」
そう思っても、国が広大だと移動が大変というデメリットが考えられますが、ニュージーランドは小さな国なので移動が楽!
ジェットスター航空などのLCCが各都市を結んでいますし、移動距離が短ければ「航空券の値段が高くて頻繁に旅行できない」という悩みも解決できます。

さらに、シャトルバスを利用した都市間の移動も可能な上に、バス会社で$1の座席が販売されていることもあります。
レンタカーを借りずに一人で旅行・旅したい人にも、嬉しさ満載の国です!
また旅行先で、「オプショナルツアーやアクティビティにも参加してみたいな!」と思ったら、GrabOne(グラブ・ワン)、Bookme(ブックミー)、Entertainment Book(エンターテイメント・ブック)などで割引が用意されていることもあります。
旅行の予定を立てているだけでワクワクしてきますね!
5:日々の生活の中にも美しい景色がある
ニュージーランドの最大都市であるオークランドでも、ビルが立ち並ぶのはシティ中心部のみ。
バスで1ゾーン移動するだけでキレイなビーチに行けるのですが、近場の海でこれだけ綺麗なら満足なレベルです!
こんな景色を日ごろから見ていたら、癒されまくりの日々なのは間違いありません。
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6:ホッと一息できるカフェが身近にたくさんある
ニュージーランドはコーヒー文化が進んでいるので、おいしいコーヒーを楽しめるオシャレなカフェがたくさんあります。
※リンクは記事の最後にもあります。
さらに、ニュージーランドのカフェの店員さんは基本フレンドリーなので、注文する時のカジュアルな会話でも心温まるのです。
天気が良ければ、テイクアウトでコーヒーを注文してビーチで時間を過ごすこともできるので、おいしいコーヒーと美しい自然をダブルで楽しむこともでき、心が疲れている人にとっては最高の生活になると思います。
時間に余裕ができる理由
ニュージーランドにいると、時間の流れがゆったりしているように感じます。その理由は何なのでしょうか?
1:残業がほとんどない
残業の有無については、業界や働く会社にもよるかと思いますが、退社時間・オフィスが閉まる時間・お店の閉店時間など、定められた終業時刻があるならば発生しないことがほとんどです。
ちなみに私は受付の仕事をしていたのですが、残業するとボスのチェックが入りました。
仕方なく残業申請をするならば、着信履歴やメールの返信時刻、レシートの発行時間などでの証明と補足説明が求められ、「そんなに手間がかかるならさっさと帰る」という意識になります。
退社時間が近づいてきたら全力で帰宅準備をして、時間になったら正面の入り口に鍵をかけることが大前提なのです。
2:休みが取りやすい
有給休暇の取りやすさはもちろんですが、休みの希望を聞いてくれる会社が多いことも時間に余裕ができる魅力の一つです。
例えば、大学勤務の友人・ローカルカフェ勤務の友人・IT系の仕事をしている友人・日本食レストランで働く友人・受付の仕事の私、普段の休みがバラバラな5人が予定を合わせることも困難ではありません。
全員の職場で、約3週間~1ヶ月前の有給申請・希望休申請が許可されるくらい、ニュージーランドは休みがとりやすいのです!
休みの長さや時期によっては、もっと前からの申請が必要になりますので、一例と捉えてください。
【まとめ】「頑張らない=堕落した生活」じゃない
人生頑張り続けないといけない!という強迫観念に駆られている場合、「頑張らないこと・ちょっと人生休むこと」に抵抗を持つこともあるかもしれません。
でも海外に来ている以上、移動や買い物などの基本的な生活が英語になること、働くときに日本人観光客を相手にする日系企業で働かなければ、100%英語不要という環境に行きつくことはなかなか難しいです。
日本から離れて、一旦キャリアを築くことからは遠ざかるかもしれませんが、英語を使って生活したり、外国人の友達を作ることで新しい考え方を学び視野も広がるので、家に引きこもらない限り全く成長しないことは少ないかと思います。
もし日本で人生に行き詰まっていたり、人生のことをゆっくり考えたいなら、ニュージーランドの時間の流れと人のやさしさと自然の美しさは、疲れた心を癒してくれるものだと私は実感しました。
ということで、人生に疲れたなら、騙されたと思って是非一度ニュージーランドへ!!
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