ニュージーランドは仕事がない…
ワーホリでできるのはアルバイトぐらいしかない…
ニュージーランドにワーキングホリデー(以下 ワーホリ)で渡航し、仕事を探し始めると、なかなか見つからない状況が続いて苦戦する人が一定の割合でいます。
ローカルカンパニー(現地法人)の仕事は、一つの求人に200~400通もの応募があることも普通。
ビザの期間が1年限定のワーホリだと、応募条件を満たせるフルタイム求人が少なくなり、物価が高い街ではアルバイトのかけ持ちが必要になるかもしれません。

そこでこのページでは、
- ニュージーランドワーホリでできる仕事
- ワーホリでの仕事探しのコツ
- 仕事がないときに使える方法
についてお話しします。
目次
ニュージーランドワーホリでできる仕事
ニュージーランドにワーホリに行くと、日本語の求人情報サイト(クラシファイド)を利用して仕事探しをする人がほとんどです。
よく見かける求人には、以下のものがあります。
- ウエイター(ウエイトレス)
- レストランのキッチンハンド
- 皿洗い
- 日本料理店・ローカルカフェやレストランのシェフ
- クリーナー(ホテル・ビルディング)
- 保育士・ベビーシッター (ナニー)・チャイルドケア
- チューター(家庭教師)
- ファーム・WWOOF
- バリスタやカフェスタッフ
- ツアーガイド
- ランドオペレーター
- レセプショニスト(受付)
- ギフトショップ・アパレル・雑貨店の販売員
- 整体師
- 鍼灸師
- エステティシャン・セラピスト・マッサージ師
- 美容師
- ネイルアーティスト
- まつエクアーティスト
- 語学学校の営業&マーケティング
- 教育業界のスチューデントサービスオフィサー
- 留学エージェントのアドバイザー
- 事務職(オフィスワーカー)
- 会計士・経理・総務
- 通訳・翻訳
- プログラマー・SEなどのIT系
- ウェブデザイナー
- 情報誌の校正・編集
- 配送・運送業・ドライバー
- 工場のライン・バイヤー
- その他…
ニュージーランドワーホリでは、現地法人・オフィスワークの仕事を見つけるのは簡単ではありません。
しかし、「特定の専門スキル」があったり、ニュージーランドワーホリの仕事探しで活かせる「日本での職歴や経験」があれば有利になりますし、自分に合った仕事が見つかる可能性も上がります。
また、仕事の幅を広げるためには、できるだけ日本で英語力を伸ばしてから渡航するとベターです。
ニュージーランドワーホリの仕事の探し方
ニュージーランドワーホリでの仕事の探し方には、以下の方法があります。
- ニュージーランドの求人サイト(クラシファイド)を利用する
- 履歴書を配り歩く
- 現地の転職エージェント利用する
- SNSで直接アピール
- 口コミや紹介
1.ニュージーランドの求人サイトを利用する
ニュージーランドの求人情報サイト(クラシファイド)には、日本語版と英語版があります。
【日本語版求人情報サイト】
>NZdaisuki.com
【英語版求人情報サイト】
>Trade Me
>Seek (NZ)
>Madison
>Adecco NZ
時給が良い仕事を探すなら、英語版の求人情報サイト(Trade MeやSeek)をお勧めします。
ですが、ニュージーランドは英語ができない日本人ワーホリを最低賃金以下で働かせるブラック企業はほとんどないので、英語力に不安がある人は、日本語の情報サイト(NZdaisuki.com)を利用するといいでしょう。
2.履歴書を配り歩く
履歴書を配り歩く仕事の探し方は、日本ではあまり聞きませんが、オーストラリアやカナダなどのワーキングホリデーで人気の国ではよくある方法です。
ワーホリでローカルジョブを探している人は、カフェやレストランなどの飲食系、ZARAやH&Mといった販売系のショップに配る傾向があります。
仕事が見つかるまでに配る履歴書の枚数は、5枚程度の人もいれば、30枚以上の人がいるなど様々です。

3.現地の転職エージェント利用する
ニュージーランドにも、転職エージェントやリクルーティングカンパニーがあります。
取り扱っている求人の雇用形態は、「フルタイム・カジュアル・期間限定」など様々です。

4.FacebookやInstagramなどのSNS
履歴書を配り歩くのも大変だし、求人サイトや転職エージェントでも面接に結びつかない…。
そんな時は、FacebookやInstagramといったSNSを利用して仕事を探す方法があります。
とくに、カフェやレストランなどホスピタリティ系の仕事探しで活躍!
Facebookページには「Auckland Hospitality Jobs」といったホスピタリティ系の仕事情報ページ(「Job Board」と呼ばれている)があります。
また、「住んでいる都市の名前」+「Job」と打ち込んで求人投稿を探すことも可能です。
Instagramでは、「#pleasegivemeajob」というハッシュタグで仕事探しをしている人が世界中にたくさんいます(その他にも類似したタグがあります)。
「ここで働きたい」とアプローチしたいカフェがあったら、自身のインスタポストに「#カフェの名前」+「#pleasegivemeajob」を付けて投稿するのも一つの手段です。
5.口コミや友人・知人からの紹介
現地の人たちでも仕事を見つけるのが大変な海外…。
口コミや友人・知人からの紹介は、王道であり一番信頼できる方法と言っても過言ではないでしょう。
ワーホリで現地に到着したばかりの頃は人脈がないので難しいですが、
- 語学学校の友人からの口コミ
- シェアハウスのオーナーが経営(運営)している会社やお店で人手を募集している
- Facebookで繋がった人が後任ポジションで働いてくれる人を探している
など、可能性はたくさんあります。
ニュージーランドワーホリで仕事がないときに使える方法
ニュージーランドワーホリでは、仕事がなかなか見つからなかったり、ワーホリでできる仕事があまりないという話も耳にします。
以下は、私自身や私の友人がニュージーランドで仕事探しをしたときに、実際に使った方法です。
- 求人募集が出ている会社に履歴書を持って行く
- 街はずれで仕事を探したり履歴書を配る
- 仕事がある場所に都市移動する
1.求人募集が出ている会社に履歴書を持って行く
日本語のクラシファイドや英語版クラシファイドで求人を見つけたら、メールで応募書類を送付するのではなく、直接履歴書を持って行くと運よく担当者と話せることがあります。

スパ受付の仕事をしていた時も、スタッフ募集の求人を出した際に履歴書を直接持ってきた人がいたので、一部の人には知られている方法だと思います。
履歴書を持っていくことは手間ですが、
- 働いているスタッフと募集ポジションについて直接話せる
- 本気度が伝わる
といったメリットもあります。
2.街はずれで仕事を探したり履歴書を配る
多くの人は、シティ中心部(ダウンタウン)で仕事探しをすると思いますが、街はずれで仕事を探したり履歴書を配ると反応がいい!と感じることがあります。

街はずれでの履歴書配りで食いつきがいい理由は、主に2つあります。
- そもそも働き手が少ない
- 履歴書を配る仕事の探し方が一般的ではない
ニュージーランドは元々、移民やワーホリといった海外からの働き手によって仕事が成り立っていましたが、昨今の国境閉鎖やロックダウンの影響でワーカーが激減しているようです。
もしかしたら、シティ中心部でも案外簡単に仕事が見つかる可能性もありますが、ゾーン1圏内でなかなか仕事が見つからないなら、ゾーン2~ゾーン3あたりに狙いを変えてみるといいかもしれません。
3.仕事がある場所に都市移動する
ニュージーランドにワーホリに行くと、多くの人が玄関口である「オークランド」に現地入りします。
ですがやはり人気の街なので、フルタイムの仕事を見つけることは簡単ではありません。
私の友人は、オークランドでいい仕事が見つからず、クイーンズタウンでの仕事の求人に応募したところ、無事採用され2週間後に都市移動しました。
人気の都市に住んでいても、仕事の選択肢がイマイチなら、思い切って都市移動もアリです!
【まとめ】ニュージーランドは比較的まだ仕事が見つかりやすい
ワーホリで人気の英語圏「オーストラリア・カナダ・ニュージーランド」は、仕事探しが難しいと言われていますが、その中でニュージーランドは比較的仕事が見つかりやすい印象です。

英語ができない日本人ワーホリを低賃金以下で違法に働かせる企業がほとんどないので、余計なストレスも「何かあって泣き寝入り」といったケースも少ないと思います。
初めてのワーホリでもハードルが低く、おすすめの国です!