- 海外オフィスで働くホワイトカラー
- 外資系企業
- 外国人が多いグローバルな職場環境
これらのような言葉を耳にすると、実力(成果)主義で厳しい世界といったイメージや、「なんか凄い」という漠然としたイメージを持つ人もいるかと思います。
私が英語を話せなかった頃は、「自分には手が届かない世界」というイメージを持っていました。
ですが、実際にグローバルな環境で働いてみたら、想像とは違ってカジュアルなところがあると知り、いい意味でイメージが崩壊!
言葉の響きとは裏腹に、「日本よりも溶け込みやすい」と感じる人もいるのではないかと思います。
そこでこのページでは、海外オフィスやインターなどグローバルな職場環境でよくある、ゆる〜いところを紹介します。
外資系・海外オフィス・グローバルな職場のゆるいところ5選
1.オフィスで朝食は当たり前
海外のオフィスでは、働く社員がスーツを着てデスクで朝食をとる光景をよく見かけます。
出勤前にカフェで買ってきたパンを食べているのではなく、出勤後にラウンジで食パンをトースターで焼き、バターやジャムを塗ってデスクで食べるのです。
キッチンで作ってきたフルーツボウルをオフィスで食べるスタッフなんか可愛いもので、中には朝からデスクでカツ丼を食べるスタッフもいます。
最初に見た時は、日本の職場環境とのあまりの違いに衝撃を受けました。
ですがこれは、海外では普通の光景で、逆に私が驚いていることに驚かれたくらい。
スーツを着てバシッと決めている上司も、朝からご機嫌にオフィスで朝食なので、完全に日本と海外の文化(?)の違いとしか言いようがありません。
2.ジーンズでもOK!服装がカジュアル
海外オフィスやインターナショナルな職場は、日本の会社と比べて服装がカジュアルという特徴があります。
もちろん、営業&マーケティングチームのスタッフは外部の人に会うので、男性はスーツ着用、女性はオフィスカジュアル系の装いですが、バックオフィスのスタッフの中にはジーンズで出勤する人もいます。
配属される部署によっては、先輩から「もっとラクな服装でいいよ!」と許可をいただけることもあるのです。
3.足元はスニーカー、夏はビーサン
服装がカジュアルならば、もちろん足元はスニーカーでも問題なし!
海外には、ブルーのワンピースを着てビーサンでオフィス内を歩くマネージャーもいたので、私も「日本にあるグローバルな環境ではどこまで許されるか?」を試してみることにしました。
検証した場所は、インターナショナルスクールのビジネスオフィス。
その結果、ビーサンで出勤しても注意されることはない!ということがわかりました。
先生たちの中にも、ビーサンやクロックス・スポーツサンダルで出勤している人がいるので、「先生たちだってサンダルやないか!」となるようです。
4.日本人でもアジア人でも髪の色はレインボー
日本人のほとんどは、髪の色が生まれつき「黒」。
日本では、真面目な印象を与えたり清潔感を出すなら、茶髪はNGで暗めの色が良しとされます。
ですが海外には、いろんな人種の人がいて、
- 地毛がブロンドの人
- 赤毛の人
- 髪の毛のカールが強烈な人
など、個人によって生まれ持ったものは様々です。
そんな環境では、日本人でもアジア人でも、髪の色をブロンドにしている人もいればピンクや赤の人がいても不思議ではありません。
真面目な印象の「教育機関」であるインターナショナルスクールにも、髪の毛に緑や青やオレンジの差し色を入れている個性的なベテラン先生も在籍中です。
5.始業時間2〜3分遅れはご愛嬌
海外には、始業開始後2〜3分遅れで出勤してくるスタッフがいます。
日本においては「遅刻」となりますが、海外のゆる~い会社では「2~3分くらいどうってことないよ」と許されるケースもあります。
とは言え、これは国によっても会社によってもどの程度目をつぶってもらえるかが変わるので、一概に「海外だから」「外資系だから」「グローバルな環境だから」で片付けられることではありません。
もちろん、海外にも時間を守る人はたくさんいます。
ですが、日本と違い公共交通機関の遅延が頻繁に起こる海外では、
- いつも乗っているバスが来ない
- 30分に1本しかない電車が突然キャンセルされた
- 駅が閉鎖されていてプラットフォームに入れない
という現象もよくあります。
その例がこちらです↓
こんな状況になると、「まぁ、よくあることだからね〜、ゆっくり来て~」で終わってくれます。
日本の会社にありがちな、「それを見越して早めに家を出るんでしょうが!」という結果論を言われる環境ではありません。
日本と比較してカジュアルでもTPOはわきまえる
さて、このページでは海外オフィスやインターナショナルな職場環境は、日本の会社と比べてカジュアルというお話をしてきましたが、TPOをわきまえない訳ではありません。
大事な場面ではバシッとキメます。
ただ、海外の現地や外資系・グローバル企業は、日本ほど窮屈ではないというだけのこと。
1日8時間姿勢を正してバシッとキメて仕事をするのではなく、緊張感を少し緩めて快適に気分よく仕事をする。
ある意味、オフィスの中と外での使い分けがはっきりしているのだと思います。