【エンワールドジャパンで外資系転職】Linkedinでのヘッドハンティング実例

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  • SNSを通じて仕事のオファーが来た
  • 海外転職活動をしていたら企業からスカウトが来た
  • 対応したお客様から「○○で働くことに興味ありませんか?」と言われ名刺をもらった

終身雇用制度が崩壊し、転職が当たり前の現代で、これらのようなお誘いはチャンスとなる出来事です。

従来のヘッドハンティングとは少し違いますが、SNSの普及によって転職活動の幅が広がり、企業や転職エージェントから直接声がかかるケースが以前より増えました。

ですが中には、怪しいお誘いがあるのも事実。

転職を検討していないのに、ヘッドハンターやリクルーターからスカウト・ジョブオファーが来たらどのようにすればいいのでしょうか?

そこでこのページでは、ミドル・ハイクラスの転職エージェント「エンワールド・ジャパン」にLinkedin 経由でヘッドハンティングされた、元同僚(ITエンジニア)の実例を紹介して解説します。

ヘッドハンティングとは?

ヘッドハンティングとは、職業紹介事業のひとつであり、役員などの経営幹部または特定の専門的なスキルを持った人材を、外部からスカウトする業務を指します(エグゼクティブサーチとも言う)。

ヘッドハンティングをする人のことをヘッドハンターと言い、既に所定の職業についている人材の引き抜きをする者:職業紹介事業者、スカウターを示すことがあります。

引用元:ウィキペディア(https://ja.wikipedia.org/)

ヘッドハンティングは、外資系や海外の企業では以前から行われてきましたが、日本でも近年の人材ビジネス普及とともに社会に浸透しつつあります。

最近では「スカウトサービス」を展開する転職エージェントや人材会社も増えてきており、CMでも流れているため、身近に感じる人もいるかもしれません。

 

ヘッドハンティングされる人材と獲得方法

従来のヘッドハンティングの対象となる人材は、

  • エグゼクティブ(経営幹部)
  • 管理職
  • 幹部候補

など、主にミドル~ハイクラスの人材が中心です。

人材獲得の手法としては、企業のOBや知人の紹介などの「人脈」や、企業サイトの組織図、経済誌などから企業の求める人材を引き抜く方法が主流となります。

ですが近年では、エグゼクティブ層だけに限らず、技術職や特定の専門スキルを持つ若手を獲得するケースも増えてきました。

FacebookやLinkedinなどのSNSを利用することにより、今まで接触できなかった人材にアプローチすることが可能になったのです。

 

Linkedinでスカウトやオファーが来る時代

「Linkedin」は、世界最大級のビジネスSNS

海外で仕事を探す際やグローバル企業・外資系企業への転職希望者なら登録必須と言われています。

世界中のリクルーターや企業の人事担当者も利用しているので、Linkedin経由でスカウトや仕事のオファーが来ることも珍しくありません。

また、Linkedinに詳細な職歴を記載しプロフィールを設定すると、1ヶ月に2~3回程度メッセージを受け取ることがあります。

 

エンワールド・ジャパンのヘッドハンティング実例

それではここから、「エンワールド・ジャパン」からLinkedin経由でヘッドハンティングされた(スカウトが来た)元同僚(ITエンジニア)の実例を紹介します。

1.エンワールド・ジャパンとは?

まず前提として、エンワールド・ジャパンは、グローバル人材に特化した人材紹介・人材派遣会社です。

外資系企業・日系グローバル企業のミドル~ハイクラスのポジションの転職支援を専門としています。

転職エージェントなので、転職希望者が登録して利用することももちろん可能

ですが最近、エンワールド・ジャパンが運営する「ANBI」というサイトで所属ヘッドハンターの存在も明らかになりました。

 

2.【ヘッドハンターから最初の接触】Linkedinのメッセージ経由

元同僚に訪れたエンワールド・ジャパンからの最初の接触は、Linkedinでのメッセージ経由

女性からの連絡で、本文は英語で書かれていました。

「なぜ自分に接触してきたのか?」と気になり英語で返信すると、今度は日本語で連絡が来るという不思議な対応。

素性を明かして質問にも答えてくれ、メールの内容もまともでしたが、返信が来るたびに英語と日本語のスイッチを繰り返すので、「このアプローチの仕方、うっとおしい!」と感じたそうです。

※ここまでのやり取りはメールのみで、「電話で話したい」と言わることはありません。

 

3.コンサルタントに引き継がれる

エンワールド・ジャパンのヘッドハンターと何度かやり取りをし、仕事の案件を紹介することにお互いが合意。

次の段階は、案件(求人)を持っているコンサルタントへの引き継ぎです。

そこでようやく「あ、今までやり取りをしていた女性は、人材をハンティングする専門の人だったのか!」と理解できたと言います。

ヘッドハンターは、誰をコンサルタントに繋ぐか?をフィルターにかけていたのかもしれません。

 

4.コンサルタントとの面談

エンワールド・ジャパンには、日本人だけでなく外国籍の(もしくは海外のバックグラウンドを持つ)ヘッドハンターやコンサルタントが所属しています。

元同僚がコンサルタントとの面談した際、現れたのは日本人には見えない男性でした。

最初の会話は英語でしたが、実はこの男性、日本語もネイティブレベルということが後に発覚。

ヘッドハンターからコンサルタントに引き継がれてもなお、日本語と英語のスイッチが続きます。

聞かれた質問の中でも特に印象的だったのが、「職歴欄に書かれている経験は本当ですか?」という質問。

こういう聞かれ方をすると、人によってはイラッとしてしまうかもしれませんが、もしかしたら揺さぶりかもしれません。

ここでは冷静に、経験してきたことを答えればOKです。

コンサルタントは、最初に連絡してきたヘッドハンターの女性との違い、自分に寄り添って合わせてくれたという印象。

面談にてお互いの素性の確認・経歴の確認が取れたところで、案件紹介となりました。

 

5.案件紹介

ヘッドハンターやコンサルタント・リクルーターが持ってくる案件は、すべてが好条件で魅力的とは限りません。

実際、元同僚に提案された最初の案件は、希望に沿わない案件で1件のみ。

ですが、その後紹介された2件のうち1件が好条件で、経歴(経験)も活かせそうな案件でした。

ヘッドハンティングからの転職活動では、オファーがあったとしても、

  • 報酬が妥当な金額か
  • 業務内容は自分に合うか
  • ノルマや条件が厳しくないか

を確認することが必要ですが、エンジニアのような技術職の場合、実際に現場の人に話を聞かなければ業務内容をしっかり把握できないことがほとんど。

というわけで、仕事の詳細確認と現場の確認のため、先方との面接をセッティングしてもらうことになりました。

 

6.先方との面接

元同僚のケースでは、採用が決まるまでの先方との面接回数は計4回。

エンワールド・ジャパンは、外資系・グローバル系の転職に強いため、もちろん先方は外資系企業!面接官全員が日本語と英語が堪能だったそうです。

そしてここでも、英語と日本語のスイッチが幾度となく行われ、再度「この職歴は本当なの?」という質問が飛んできました。

ここで、自分の経歴と先方企業での業務内容が乖離していないかを確認するため、以下のような会話をしたと言います。

先方:うちではこんな業務内容があるのですが、経験はありますか?

元同僚:話を聞く限り、僕の○○の経験と似ているように思うのですが、いかがですか?

先方:その経験があれば問題ないでしょう!では、××はできますか?

元同僚:××の経験はありませんが、それに相当する△△の経験がありますので、カバーできる部分はあるかと思いますし、足りない知識は勉強して補います。

質問は業務内容に関することがほとんど。

会話の展開の早さとテクニカル・クエスチョンに英語で対応するのはなかなかヘビーですが、食らいつくことが面接突破の鍵となります。

そしてもう一つ大事なのが、グローバルな環境で働くためのマインドを理解していること(マインドの強さ)です。

 

7.【採用決定】100万円の年俸アップに成功

4回の先方との面接の後、無事採用となった元同僚。

100万円の年俸アップに成功しました。

「外資系は給料が高い」という噂がありますが、元同僚の場合はラッキーケースで、会社によっては年俸が日系企業とさほど変わらないこともあります。

 

8.【転職前の注意点】優秀な人材は引き止められる

100万円の年俸アップに成功したITエンジニアの元同僚ですが、元の会社からすると、実力に相当する年俸より100万円安い報酬で雇っていることになります。

英語力も技術力も基準を満たしているITエンジニアの後任を探すのは、なかなか大変なこと。

そのため、退職を申し出たら元の会社があの手この手で引き止めてきたそうです。

この時重要なことは以下の2つ。

  • 自分からも「これだったら残ってもいい」と思える究極の条件を提示すること
  • 条件を飲んでくれないようであれば、自分にとってプラスになる選択をすること

念のため、ヘッドハンティングからの転職活動前には、在職中の会社で給与交渉や労働環境の改善を試みるといいかと思います。

 

9.採用が決まるまでの期間

採用が決まるまでの期間は5~6ヶ月と言われていますが、元同僚の場合は2ヶ月

ヘッドハンティングからの転職は、転職する気がない優秀な対象者をヘッドハンターが口説き落とすため長期戦になる傾向があり、ヘッドハンターも粘り強くアプローチをしてきます。

声をかけられた対象者は「しつこい」と思ってしまうかもしれませんが、好条件な案件に巡り合う可能性もあるので、選択肢の一つとして検討するのもアリでしょう。

 

ヘッドハンティングやスカウト・ジョブオファーの注意点

SNSの普及のお陰で、今では世界中のビジネスマンと繋がることができ、仕事のオファーをいただくチャンスが増えました。

ですが、中には怪しい案件も…。

そこで、ヘッドハンティングやスカウトが来た際の確認事項・注意点をまとめます。

 

1.素性・企業名・業務内容を開示してくれるか?

ヘッドハンティングやスカウトでは、素性・企業名・業務内容を開示しないケースがあります。

それにも関わらず、「電話(スカイプ)で話したい」「会って話がしたい」と言ってくる怪しいヘッドハンターやスカウター・リクルーターには不信感が募るでしょう。

業務に関係のない個人情報を聞いてくるケースもあるので、注意が必要です。

 

2.接触してきた理由は納得できるものか?

ヘッドハンティングには以下のようなケースがあります。

  • 対象者をわざと退職させるための案件
  • 競合他社を陥れるためのヘッドハンティング
  • 紹介料狙いなだけで対象者のことを考えていない

開示している自分の経歴と提案(紹介)された案件のポジションや業務内容が合っていないケースは代表例で、明らかに紹介料狙いだと察知することができるでしょう。

ヘッドハンターやスカウターがなぜ自分に接触してきたのか?を確認し、納得できる回答を得られないなら怪しいと思った方が無難です。

 

3.ヘッドハンティングやスカウト=採用確定とは限らない

はじめてヘッドハンティングやスカウトの接触があった時、不審に感じることも多々ありますが、少しだけ高揚感に浸る人もいるかと思います。

でも、接触があったからと言って、必ず採用されるわけではありません

実際私は、転職エージェント経由でスカウトが来て面接を進めたのに、最終面接を組んでもらえず白紙になったことがありました。

ヘッドハンティングやスカウトがあっても、焦って転職を決めない(現在の職場に退職を申し出ない)よう注意しましょう。

 

外資系企業への転職はプロのサポートがあった方が安心

「外資系企業」と一言で言っても、実態は様々。

  • 中で働いている人がほぼ日本人
  • 英語を使う必要がない
  • 働く文化が完全に日本
  • 欧米系の企業かアジア系の企業かで文化が違う

特に、外資系やグローバルな職場環境だと離職率が高い傾向にあるため、転職前にはできる限り相手先企業の労働環境の確認が必要です。

エンワールド・ジャパンは、業界でもトップクラスの外資系転職エージェント!

転職だけでなく、入社後活躍の強化にも取り組んでいます。

もちろん、コンサルタントによって差はあるかもしれませんが、転職活動の際は、

  • 案件を持っているコンサルタントが、その企業の状況をよく把握しているか?
  • 自分の実績と企業の業務内容がマッチしているか?
  • 企業からもらえる報酬ではなく、転職希望者である「あなた」のことを考えてくれているか?

をしっかり把握し、信頼できるか見極めが必要です。

私の元同僚の転職活動のきっかけはヘッドハンティングだったため、面接が比較的多めではありましたが、年俸が100万円アップしているのでいい結果と言えるでしょう。

転職を考える際は、利用するエージェントの候補の一つとして、求人案件を見比べることをおすすめします。

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