留学やワーホリでホームステイの滞在が終わると、シェアハウスへの引っ越しが待っています。
シェアハウス探しに慣れないうちは、見学希望の連絡をしても返事がなく、見学予約さえ取れない…。
そんな状況が続くと「このまま見つからなかったらどうしよう…?」と焦る日々を迎えるのです。
私は、オーストラリアで25件、カナダで12件、ニュージーランドで3件のシェアハウスの見学をしました。
返信がなかったり、見学前に部屋が埋まってしまった件数も合わせると、3倍ぐらいのメッセージをシェアハウスのオーナーさんに送っていると思います。
そこでこのページでは、3ヵ国で家がなかなか見つからない状況を経験した私が、試行錯誤して行きついた「効率的なシェアハウスの探し方」をまとめます。
海外シェアハウスの探し方5つのコツ
海外で効果的にシェアハウスを探すためには、5つのコツがあります。
- 前日か当日に募集開始されたシェアハウスを狙う
- 優先すべきはシェアハウス見学予約の確定
- 質問は後回し!メッセージは短く簡潔に!
- 【奥の手】全く返事がない時のメッセージ箇条書き戦略!
- 【最終手段】シェアハウスの狙いを変える
1.前日か当日に募集開始されたシェアハウスを狙う
シェアハウスがなかなか見つからない時に最初にすることは、前日か当日に募集開始されたシェアハウスを狙うことです。
特に、日本でも世界でも長期休暇となる7~9月は、留学生やワーホリで渡航する人が増え、ホームステイからシェアハウスに移るタイミングも重なる時期です。
この時期に返信がなかなか来ない場合、2日以上前に募集開始された物件に連絡していないか?確認してみましょう!
特に、すべての国の人が利用する「英語版のクラシファイド(情報サイト)」で見つけた物件は競争率が高い傾向にあります。
シェアハウスを探している期間中は、ルームメイト募集サイトを頻繁にチェックして、最新の募集広告のオーナーさんにコンタクトすることを基本にするとGOOD!
シェアハウスを探す期間は全神経をシェアハウス探しに集中させ、まずは、連絡した物件から返信をもらう第一歩を踏み出しましょう!
2日以上前に募集開始した部屋のすべてが埋まるわけではないので、すごく気になる部屋があったら連絡を取ってみることは大賛成です。
2.優先すべきはシェアハウス見学予約の確定
シェアハウスのオーナーさんがシェアメイト募集広告を出すと、たくさんの連絡を受け取ります。
相手に余計な質問をさせる手間を省くために、以下の内容を1通のテキストメッセージにまとめましょう!
- 簡単な自己紹介
- 入居期間
- 見学希望の旨と空いている日時
まだ部屋が空いている場合は「How about ○○day(○曜日はどう?)?」と返信が来ます。
埋まってしまっている場合、丁寧なオーナーさんなら「Sorry but the room is taken.(もう部屋が埋まりました)」と返信をくれることがありますが、基本はスルーです。
3.質問は後回し!メッセージは短く簡潔に
気になるシェアハウス物件のシェアメイト募集広告を見つけたら、「興味あるから見学させて!」と書いたテキストメッセージを送りましょう。
私がよく使っていた英文テンプレートは以下のような感じです↓
【英文】
Hi. I’m Chifunny, 27 year-old Japanese Female. I saw your room’s advert and am interested in. I’d like to have a inspection if the room is still available. Thank you.【日本語訳】
「こんにちは、27歳の日本人女性のチファニです。あなたの部屋の広告を拝見し、興味があります。もしまだ空いていたら見学させていただきたいです。」
この時のポイントは、質問は後回しにすること!
見学予約さえ取れれば、その後のやり取りの中で確認できるタイミングが来ます。
とくに、家賃が安いシェアハウスはルームメイト募集広告を出して1日もたたないうちに多くの問い合わせを受け取るので、見つけたら即連絡&余計なことは書かない点がポイントです。
そして人気の物件は、以下のような感じで、次の日に見学に来れるかと聞かれることがあります。
【英文】
Hi, thanks for your interest. How about 6:00pm tmrw?【日本語訳】
「やぁ、興味持ってくれてありがとう。明日の6:00pmはどう?」
そのため、シェアハウス探しをしている期間中は、いつでもに見学に行ける状態にしておくといいですね!
4.【奥の手】全く返事がない時のメッセージ箇条書き戦略!
シェアハウスの見学予約メールをしても返信が全くないとき、以下の2つの可能性が考えられます。
- シェアメイトを募集しているオーナーさんが英語ができる人とは限らない
- 文章自体を読まない
そこで、究極に近いぐらい無駄を省き箇条書きにしてみましょう!
テンプレートはこちらです↓
- Name: Chifunny
- Japanese female
- Work full time
- Stay 11 months
- Viewing:16:00-19:00 Tmrw & Fri, 10:00-19:00 Weekend
Thank you.
シェアハウス探しに難航しすぎて「箇条書き戦略」を使った友人の中には、返信率が上がった人もいます。
5.【最終手段】シェアハウスの狙いを変える
英語版クラシファイドに掲載されているシェアメイト募集広告の中には、フルタイムの学生かフルタイムで働いている人しか受け付けていないものがあります。
そういったケースでは、「最初のテキストメッセージで自己紹介してください」と募集広告に記載がありますが、この広告主であるシェアハウスのオーナーさんは、
- 現地入りしたばかりで仕事がないワーホリ
- 期間限定の語学学校の学生
- パートタイムワーカー、カジュアルジョブ、ダブルワーク
といった人を入居させません。
家の中にずっといる住人は電気代を多く使い、家賃や光熱費を払えなくなる可能性があるため、フィルターにかけているのです。
英語版クラシファイドでシェアハウスを探し、フルタイムの人ばかりが対象の物件しかなかったら、一時的に日本人オーナーのシェアハウスに狙いを定める方法も考えてみましょう。
日本人のシェアハウスなら、到着直後の仕事がない状態でも入居させてくれる物件が多くあります。
そして仕事が決まった後、英語環境のシェアハウスに入りたいと思ったら、また引っ越せばいいのです。
シェアハウス見学の注意事項
見学予約が取れた後、実際に見学に行くときの注意事項をまとめます。
- 見学に行く時はできるだけ友人に付き添ってもらう
- 見学にはボンド(デポジット)を持参する
- ボンド(デポジット)を支払ったら領収書をもらう
- シェアハウス見学料を請求されても支払わない
1.見学に行く時はできるだけ友人に付き添ってもらう
シェアハウス見学に一人で行き、事件に巻き込まれたケースを稀に聞きます。
とくに、女性が男性オーナーの家に見学に行くときは注意が必要です。
見学に行く時はできるだけ友人に付き添ってもらいましょう!
2.見学にはボンド(デポジット)を持参する
海外のシェアハウス探しでは、ボンド(デポジット)を一番早く払った人がその部屋に入れるというルールがあります。
そのため、見学日当日に自分の前に見学した人が即決してボンドを置いたらドタキャンされることも…。
逆を言えば、もし気に入った部屋を見つけてボンドを置いたら、あなたに決まりです!
通常、ボンドの金額は家賃2週間分ですが、オーナーさんによっては$50や$100ぐらいをデポジットとして置いて行くことをOKとしている場合もあります。
見学に行くときは、すぐにボンド(デポジット)を払えるよう持参していきましょう!
3.ボンド(デポジット)を支払ったら領収書をもらう
ボンド(デポジット)を支払ったら、必ず領収書を受け取りましょう!
お金を支払った証明を紙で残さず、しらばっくれるオーナーさんもいます。
領収書は、メモ用紙に手書きのものでも大丈夫。
- 支払った日の日付
- 支払った金額
- 但し書き(何のための金銭かを明確にする記載)
- 受け取った人の名前
を書いてもらうよう、お願いしてください。
4.シェアハウス見学料を請求されても支払わない
シェアハウスのオーナーさんの中には、シェアハウスを見学するだけで見学料を請求する人がいます。
基本的に、シェアハウスの見学で発生する料金はありませんので、請求されても支払わないようにしましょう!
【まとめ】探し続ければシェアハウスはきっと見つかる!
それでは、ここまで紹介したシェアハウス探しの実践方法をまとめます!
- 前日か当日に募集開始されたシェアハウスを狙う
- 優先すべきはシェアハウス見学予約の確定
- 質問は後回し!メッセージは短く簡潔に!
- 【奥の手】全く返事がない時のメッセージ箇条書き戦略!
- 【最終手段】シェアハウスの狙いを変える
シェアハウスを探すのは大変ですし、気に入ったシェアハウスが見つかるまでは時間もかかるし苦しいかもしれませんが、きっと見つかります。
諦めずに頑張ってください!