オーストラリアの最大都市シドニーは、都市と自然が見事に調和した、世界でも住みやすい都市の一つです。
そんなシドニーで、観光地もビーチも絶景も余すところなく楽しむための、おすすめスポットを紹介したいと思います。
目次
シドニー中心&周辺のおすすめ観光スポット
1.【世界遺産】シドニー・オペラハウス
シドニーの世界文化遺産に登録されている「オペラハウス」。
サーキュラーキー周辺に位置していて、シドニー観光では絶対訪れるべき場所第一位です!
もちろん、オペラハウスの中も見学できます。
周辺にはバーやレストランもあるので、夜景を見ながらのディナーも最高ですよ!
2.ハーバー・ブリッジ
オペラハウスと同様、シドニーのランドマークの一つとなっている「ハーバー・ブリッジ」。全長2.5㎞となっていて、対岸のノースシドニーまで徒歩で渡ることができます。
「ブリッジクライム」という、橋のアーチ部分頂上へ登るオプショナルツアーがエキサイティングです!
3.ロックス歴史地区
ハーバー・ブリッジの南側、サーキュラーキーの西側にあるエリアは、歴史的な建造物が多い「ロックス歴史地区」。
重厚感のあるエリアですが、おしゃれなカフェやバー・レストランが軒を連ねるので、気の向くままに散歩するのもいいですね!
石畳の路地が情緒あふれる雰囲気を醸し出しており、週末にはマーケットも開催されます。
上の写真のストリートを進むと、イギリスからオーストラリアに連れてこられた囚人たちによって、ノミとハンマーだけで掘られた「アーガイル・カット」というトンネルがあり、壁の表面には手彫りの後が刻まれています。
4.シドニー天文台
ロックス歴史地区から徒歩5分ほどで行ける「シドニー天文台」。
オーストラリア最古の天文台で、入場料は無料です。
ハーバー・ブリッジすぐ側の丘の上にあるので、ここから眺めるハーバー・ブリッジとノースショアの景色が最高です。
ウェディング用の写真撮影をしているカップルも目にしますし、シドニーの夕日スポットとしても有名です。
5.ミセス・マッコーリーズ・ポイント
ボタニックガーデンの少し先にあり、オペラハウスとハーバー・ブリッジを一緒に写真に収められる場所が「ミセス・マッコーリーズ・ポイント」。
青い空と白いオペラハウスのコントラストをきれいに収めるには、午前中がベスト!
午後は太陽の位置によって逆光になってしまうので、朝のお散歩で訪れるのがおススメです。
6.ロイヤル・ボタニック・ガーデン(王国植物園)
シドニー・オペラハウスの東側に位置する「ロイヤル・ボタニック・ガーデン(王国植物園)」。
ビルが立ち並ぶオフィス街のすぐ横にあり、まさに自然と都会の融合がここにあります。
1816年に開園となったボタニックガーデンは、面積が30ヘクタールと広大ですが、一部施設を除き入場料は無料です!
7.セント・メアリ―大聖堂
ハイドパークを散歩していると見えてくる荘厳な建物は、ローマ・カトリック教会の「セント・メアリ―大聖堂」。
一歩中に入ると、巨大なパイプオルガンとステンドグラスが私たちを出迎えます。
「Vivid Sydney(ビビッド・シドニー)」というイベント期間中や、クリスマスシーズンにシドニーを訪れるなら、ライトアップも見逃せません!
8.クイーン・ビクトリア・ビルディング
タウンホール(市役所)のすぐ向かいにある重厚感あふれる建物は、シドニーのショッピングでは欠かせない「クイーン・ビクトリア・ビルディング」。
通称「QVB(キュー・ブイ・ビー)」と呼ばれるショッピングモール内は、モザイク柄の床や装飾の施された内装が鮮やかです。
タウンホール側の入り口では、よくストリート・パフォーマンスを目にします。
9.シドニータワー
シドニー中心部のランドマークである「シドニータワー」は、南半球で第2位の高さを誇る地上常305メートルのタワー。
シドニーの街を360度見渡すことができる展望台からの景色は、迫力満点です。
10.ピット・ストリート・モール
シドニータワーの足元にある「ピット・ストリート・モール」。
マーケット・ストリートとキング・ストリートの間の1ブロックは歩行者天国になっているため、多くの人で賑わっています。
ショッピングで疲れたら、アーケード内にある可愛いカフェで、雰囲気を楽しみながらのコーヒータイムも最高です!
11.ダーリング・ハーバー
シドニーを楽しむ観光スポットの一つ「ダーリング・ハーバー」。
映画やアトラクション・カジノ・水族館などのエンターテインメントがここに集結しています。
昼間は家族連れも多く、子供たちが噴水で遊んでいる光景もよく見かけ、年代関係なく人が集まる場所です。
また、夜のライトアップやハーバーからのシドニーシティの夜景も満喫することができるので、昼夜問わずに楽しむことができます。
夜は変な人が出没することがあり、私の友人の中にも襲われた人がいるので、一人歩きは避けた方が無難です。
12.マダム・タッソー
「マダム・タッソー」は、シドニーのダーリング・ハーバーにある、蝋人形館のこと。
ハリウッドスターや政治家、スポーツ選手、有名人の等身大のフィギュアが展示されており、本物そっくりです。
一緒に写真を撮って楽しむことができますよ!
13.シドニー・フィッシュ・マーケット
シドニーで新鮮な魚介類を堪能できる場所と言えば、「シドニー・フィッシュ・マーケット」。
定番なのはオイスター(牡蠣)ですが、ホタテ・イカ・エビとチップス(フライド・ポテト)がセットになったワンプレートも美味しかったです。
フィッシュマーケットの中にはチーズ屋さんやパン屋さん、アイスクリーム屋さんもあるので、1日中楽しめますね!
日曜のお昼の時間帯は混み合うため、マーケット内で席を確保するのが困難なことも…。
人混みが苦手な人は、時間帯をずらして行くことをおススメします。
14.パディントン
オシャレなカフェやセレクトショップ・ブティックが集まる「パディントン」は、シドニーのハイドパーク前からバスで約10分のところにある街。
毎週土曜日に開催されるパディントン・マーケットは、地元の人や観光客でにぎわいます。
雑貨屋さんを覗きながら街歩きをして、疲れたらカフェで一休み!という過ごし方もいいですね。
15.サリーヒルズ
シドニーのスタイリッシュなエリア「サリーヒルズ」。
Billsがあることで有名ですが、クラウン・ストリート沿いには素敵なカフェやショップが軒を連ねます。
シドニーのハイドパーク前からバスで約5分の距離ですが、徒歩でも約15分なので、オックスフォード・ストリートの景色を楽しみながらサリーヒルズに向かうのも一つの楽しみです!
オックスフォード・ストリートは、シティのハイドパークからボンダイジャンクションまでの道なのですが、「ハイドパーク→ダーリング・ハースト(サリーヒルズの隣町)→パディントン→ボンダイ・ジャンクション」というルートでの街歩きも楽しいです。
16.ニュータウン
「ニュータウン」は、シドニーからバスで15分ほどで行ける、芸術が盛んなエリア。
キング・ストリートを中心に雑貨屋さんや古着屋が並び、若者に人気のショッピングエリアです。
学生やアーティストが多く住んでおり、他のエリアとはちょっと違った個性的な街の雰囲気を楽しめます。
17.【世界遺産】コカトゥ・アイランド(コカトゥ島)
「オーストラリア・シドニーにある世界遺産」と聞いて最初に思い浮かぶのはオペラハウスですが、実はここ「コカトゥ・アイランド」も世界遺産の一つです。
サーキュラーキーからフェリーで約20分のシドニー湾に浮かぶ島で、かつては刑務所や造船所として使われていました。
ホリデー・ハウスやキャンプ場もあるので、滞在することも可能!
コカトゥ・アイランドにはカフェもありますが、お昼を持参して日帰りピクニックもできます。
シドニー近郊のおすすめビーチスポット
緑と都会が融合するシドニーの魅力は中心部だけではなく、街からバスで少し離れただけで息を吞むようなきれいなビーチがたくさんあります。
ということでここからは、シドニー周辺のビーチエリアの紹介です。
18.ボンダイ・ビーチ
世界的に有名なビーチの一つでもある「ボンダイ・ビーチ」。
普段は波が高くサーファーも多く集まりますが、波がない穏やかな日もあります。
周辺にはカフェやバーもあり夜まで賑わっていますし、夜中でもシティ行のバスが走っているので、時間を気にせずに遊べます!
夏はバーベキューもできますし、天気がいい日はコーヒー片手に芝生でのんびりも最高です。
シドニーのビーチは波が高いところが多く、潮の流れが速い日は沖まで流されてしまう危険性があるので、泳ぐときはポールの間を泳ぎましょう。
19.クージー・ビーチ
シドニー東海岸のビーチで2番目に有名なのが「クージー・ビーチ」。
ボンダイ・ビーチよりも若干静かな雰囲気ですが、こちらも夏になると人で溢れます。
そしてここは、「Bondi to Coogee walk(ボンダイ・トゥ・クージー・ウォーク)」という、ボンダイ・ビーチからクージー・ビーチまでの海岸沿いのコースタル・ウォークの最終地点となっています。
キレイな景色を見ながらウォーキングを楽しんだ後に、周辺のカフェでブランチや昼食などを楽しむことが、現地の人の週末の過ごし方の一つになっているんですね!
そんな、シドニーっ子ならではのアクティビティを楽しみたい人は、コースタル・ウォークにもトライしてみてください。
20.マンリー・ビーチ
サーキュラーキーからフェリーで30分の、マンリーという小さな町にある「マンリー・ビーチ」。
ボンダイ・ビーチに比べて静かで、ビーチエリアですが落ち着いた雰囲気です。
家族連れも多く、波はボンダイ・ビーチほど高くありませんので、海水浴を楽しみたいならマンリー・ビーチがおススメです。
21.シェリー・ビーチ
マンリー・ビーチ右手側にあるウォーキング・コースを歩いて、約15分のところにある「シェリー・ビーチ」。
水の透明度が高く、シュノーケリングスポットにもなっています。
周辺にはおしゃれなカフェやレストランもあり、週末にはウエディングパーティが行われていることもあります。
22.パーム・ビーチ
シドニーから車で1時間ちょっとの場所にある「パーム・ビーチ」。
シドニー北海岸の端に位置していて、バスを利用して行くことも可能です(所要時間は約2時間)。
近くに「バレンジョイ灯台」もあり、軽いハイキングも楽しめます。
パーム・ビーチは別荘地としても有名なので、休暇をのんびり過ごしたい人にはピッタリの場所ですね!
23.ディー・ホワイ・ビーチ
パーム・ビーチにバスで行く途中で通る「ディー・ホワイ・ビーチ」。
シドニー中心部からバスで約1時間、車だとシドニー中心部から約40分で行けます。
北海岸の美しいビーチの1つです。
24.ワトソンズ・ベイ
サーキュラーキーからフェリーで30分の場所に位置する「ワトソンズ・ベイ」。
ビーチからはシドニーの街が一望できます。
ワトソンズ・ベイで結婚式を挙げるカップルも多く、ボンダイ・ビーチやマンリー・ビーチとは一味違った洗練されたエリアです。
25.ローズ・ベイ
ワトソンズ・ベイの南に位置する「ローズ・ベイ」。
周辺は閑静な住宅街なので、静かに過ごすには最高の場所です。
ウォーキングも兼ねて、ボンダイジャンクションから歩いてくるもの楽しいですよ!
26.バルモラル・ビーチ
シドニー・ノースショアにある「バルモラル・ビーチ」。
モスマンという街を抜けて行ける、隠れ家のようなビーチです。
地元の家族連れを多く見かけますが、観光客は少ないため、人で混み合うビーチが苦手な人におススメします!
27.クロヌラ・ビーチ
シドニーから電車で約50分のクロヌラという街からフェリーで10分程度の場所にある「クロヌラ・ビーチ」。
シドニーに長年住んでいる日本人でもその存在を知らない人もいる、超穴場のビーチです!
ここまでシドニー中心部から離れると、行くまでの道のりがすでにアドベンチャーのような気分になります。
周辺でブッシュウォーキングもできるので、ランチを持参してピクニックをすると最高ですよ!
28.マル-ブラ・ビーチ
シドニー空港の東側にある「マル-ブラ・ビーチ」。
波が高めなのでサーファー向きです。
シドニーの中心部からは、バスで40分程度で訪れることができます。
シドニー近郊で動物と触れ合える観光スポット
ここからは、オーストラリアの動物たちと触れ合える観光スポットを紹介します!
29.タロンガ動物園
シティからフェリーで10分ちょっと、バスでも気軽に来ることができる「タロンガ動物園」。
シドニーの街の景色と、動物とのふれあいを一緒に楽しめる、ユニークな観光地です。
敷地が広大で坂道もたくさんあるので、歩きやすい靴で行きましょう。
無料のショーもあるのでお見逃しなく!
30.フェザーデール・ワイルドライフ・パーク
野生の動物観察ができる「フェザーデール・ワイルドライフ・パーク」。
カンガルーやワラビー・エミューに餌をあげたり、コアラに触ったりすることができます。
シドニーから約1時間程度で行くことが可能です。
31.シドニー水族館
ダーリング・ハーバーにある「シドニー水族館」。
サメやエイがすぐ上を通るトンネルが迫力満点ですよ!
32.センテニアル・パーク
パディントンとボンダイ・ジャンクションの中間にある「センテニアル・パーク」は、190ヘクタールという広大な敷地を誇り、野鳥が集まることでも知られています。
公園なので、入場料がかからないところが嬉しい!!
公園内の池にはブラックスワン(黒鳥)やペリカンがいて、餌付けをしている人がいると集まってきます。
シドニー周辺だけじゃ物足りない?ちょっと足を延ばして行く観光スポット
ここでは、シドニーから少し足を延ばして行ける絶景スポットや観光スポットを紹介します。
33.【世界遺産】ブルー・マウンテンズ
世界自然遺産に登録されている「ブルー・マウンテンズ」。
ユーカリの木から蒸発する油分を含んだ霧に太陽光が反射し、青みがかって見えることから、「ブルー・マウンテンズ」という名前の由来となっています。
展望台から見える奇岩「スリー・シスターズ」は外せないポイントです!
料金が高いツアーに参加しなくても、シドニーのセントラル駅から電車を利用して約2時間で行けちゃいます!
34.ポート・スティーブンス
野生のイルカが生息する場所として有名な「ポート・スティーブンス」。
シドニー中心部からは車で約2時間半ですが、シドニーからの日帰りツアーもあります。
ツアーに参加すると、途中で野生のコアラを探しにバスを止めたり、動物園に立ち寄ったりします。
ポート・スティーブンスでのドルフィンウォッチングのクルーズはオススメです!
また、砂丘でサンド・ボードに挑戦したり、ラクダに乗ることもできます。思いっきり楽しんでください。
35.ジャービス・ベイ
シドニーから車で南に約3時間の場所に位置する「ジャービス・ベイ」。
ギネス認定されている世界一白い砂浜と、透き通った水の美しさは南国のビーチ・リゾート並です。
ジャービス・ベイでは、ドルフィンウォッチングを楽しむことができますし、夏のキャンプもアクティビティの一つですね!
36.ウーロンゴン
シドニーの南に位置する「ウーロンゴン」は、ニュー・サウス・ウェールズ州第3の都市。
車を利用すれば約1時間で行けますが、公共交通機関を利用して訪れることも可能です(所要時間:約2時間)。
街の中は移動がしやすく、ビーチの他にも灯台やボタニック・ガーデンなどの見どころがあります。
37.ニューキャッスル(ニューカッスル)
シドニーの北160キロの場所に位置する「ニューキャッスル(ニューカッスル)」。
電車を利用して片道約2時間半で移動できます。
ニュー・サウス・ウェールズ州ではシドニーに次ぐ第2の都市で、日帰り旅行が可能です!
歴史的な街の雰囲気を感じることができますし、ビーチや教会の見どころもありますよ!
シドニーは都会も自然も欲張ることができる街
都会と自然が調和する街、「シドニー」の37の観光スポットをお伝えしました。
街の中心部にも観光スポットがたくさんあり、ちょっと足を伸ばしたら絶景が見られるシドニーは、初めてでもリピーターでも、住んでいても楽しむことができます。
この記事で紹介したシドニーの観光スポットリスト、是非次の旅行計画の参考にしてみてください!