ワーホリで現地の友達ができない…英語ネイティブの友達を作る方法7選

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ワーキングホリデー(以下 ワーホリ)で海外に行くなら、ローカル(現地)や英語ネイティブの友達が欲しいですよね。

外国人はフレンドリーだから、海外に行けば友達ができる!と期待するものの、実際に海外生活を始めると、

「現地の友達や英語ネイティブの友達ができない」

「そもそも出会う機会が少ない」

という現実を知ります。

私は①オーストラリア→②カナダ→③ニュージーランドの順に3カ国ワーホリをしましたが、現地の友達ができ始めたのはオーストラリアワーホリ2年目ぐらいからです。

現地入りしてすぐの頃は現地の友達ができないことに焦りもありましたが、様々な場所に出向き、嫌な顔をされたり英語で話しても無反応といった壁にぶち当たりながら、次第に友達作りのコツを掴めるようになりました!

そこでこのページでは、

  • 英語ネイティブや現地の友達ができない理由
  • ワーホリで現地の友達を作る方法

についてお話します。

ワーホリで現地や英語ネイティブの友達ができない理由

ワーホリで英語ネイティブや現地の友達ができない理由には、以下のようなものがあります。

ワーホリで英語ネイティブや現地の友達ができない理由
  1. 英語ができない日本人を相手にしないから
  2. 移住者や外国人の気持ち・心境・状況を理解できないから
  3. たとえ言葉が通じても「心が通じる友達作り」は難しい

1.英語ができない日本人を相手にしない

まず大前提として、現地の人は英語ができない日本人を相手にしません。

もちろん、道に迷っていたり、困ったことがあったら助けてくれます。

でも、語学留学生やワーホリなど、語学学校で英語を勉強している学生のスピーキングレベルは幼稚園児、よくても小学校高学年といったところでしょう。

まともに英語で会話ができない相手には、何度も同じことを説明しなければならないですし、言葉(単語)や言い方を変えて話す必要がある…。

会話のキャッチボールには忍耐強さが必要ですし、ひとつやふたつ、ため息をつかれてもおかしくありません。

チファニ
「Huh?」と言われて何度ショックを受けたことか…。

でもそれは、「心が狭い」とか「意地悪」「好き嫌い」とは話が違います。

現地の人も、普段は週5日フルタイムで働いて少なからずストレスがありますし、プライベートで会話を楽しむ時間を大事にしたいのは当たり前。

誰だって、会話の流れが止まることなく、心置きなく話したいですよね。

立場を逆にして考えると、私たちの日本での日常生活で、仲良しグループに日本語ができない外国人がいないのと根本は同じです。

もしも相手にされなかったり嫌な顔をされたら、「ストレスフルな日本社会で毎日戦っていた頃の自分と同じ」と考えると、仕方ないと思えるかもしれません。

 

2.移住者や外国人の気持ち・心境・状況を理解できない

海外生活を始めると、時差ボケ・ホームシック・言葉や文化などの環境が全く違うことで戸惑ったり悩んだりと、壁にぶち当たることがたくさんあります。

そんな辛い時は、友達に話を聞いてもらったり、状況や気持ちを理解できる人に寄り添ってほしいですよね。

でも、海外で生活したことがない現地の人なら、移住者や外国人の気持ちや心境・置かれている状況を本当の意味で理解できません。

心細くて弱音を吐いている外国人に対して、「そんなに嫌なら国に帰れば?」と思う人もいます。

また、現地の人たちは市民権を持っているためビザ問題とは無縁ですし、立場が違えば税率・年金・保険・雇用の条件・利用できる公的サポートなども異なります。

チファニ
そのため、会話の輪に入れても話の内容に興味が沸かないといった状況もあるのです!

 

3.たとえ言葉が通じても「心が通じる友達作り」は難しい

私がカナダに住んでいた頃、オーストラリア出身の友人ができました。

私よりもカナダ滞在歴が半年長く、私にとってはカナダ生活の先輩です。

でも、現地の友達ができない悩みを話したとき、その友達も「本当の友達と呼べる人は誰1人としていない」と教えてくれました。

たとえ言葉が通じても「心が通じる友達を作る」のは英語ネイティブ同士でも難しいようです。

英語が話せてコミニケーションも取れるなら、日常のどうでもいいような雑談や込み入った話も容易にできますよね。

でもその程度なら、職場の同僚・シェアハウスのルームメイト・カフェで隣に座ったおばちゃん・公園で隣のベンチに座ったおじちゃんで十分だそうです。

言葉が通じる英語のネイティブでも、現地の友達作りが難しいなら、日本人の私たちにはもっと難しい!

そう考えると、現地の友達作りにチャレンジしようとしているだけで、自分を褒めてあげたくなります。

チファニー
日本人の私たちがすぐに現地の友達ができなくても、全然焦る必要ないんですね!

 

ワーホリで現地の友達を作る方法7選

ワーホリで現地の友達は簡単にはできないし、そもそも難しい…。

ですが、方法が全くないわけではありません!

ワーホリで現地の友達を作る方法
  1. ローカルのシェアハウスに住む
  2. 日本語のMeetup(ミートアップ)に参加する
  3. 日本語を教える(日本語教師)
  4. ハウスパーティ(ホームパーティ)に参加する
  5. 友人の誕生日パーティーに参加する
  6. ローカルジョブを手に入れる
  7. ローカルのツアーに参加する

これらの私の経験の中でも、特にたくさん現地の友達ができたのは、日本語のMeetup(ミートアップ)日本語教師をしていた時ですが、実体験を含めて一つ一つ解説します。

1.ローカルのシェアハウスに住む

私が住んでいたローカルのシェアハウスの部屋の画像

私が住んでいたローカルのシェアハウスの部屋

ワーホリで現地入り直後だったとしても、現地の友達を作れる可能性が一番高い方法は、ローカルのシェアハウスに住むことです。

もちろん、一緒に住む人は友達ではなく「シェアメイト」になりますが、運が良ければ意気投合して仲良くなることもあります。

チファニー
私が一番仲良くなった現地の友達は、元々Airbnbのゲストとホストとして知り合い、その後シェアハウスへの契約変更をして「シェアメイト」になりました。帰国後も良き友人です。

週末に「今からビールとバスタオル持ってビーチ行かない?」の一声で召集がかけられる気軽さは、シェアメイトだから実現できること。

外でウダウダしたりボーッとしたい時、相性がいいシェアメイトの存在は貴重なものです。

 

2.日本語のMeetup(ミートアップ)に参加する

「Meetup(ミートアップ)」は、共通の地域や興味に関するコミュニティ運営ができるプラットフォームサービスです。

似たような興味を持っている人へ、カフェで行う集会やセミナー・イベントなどの告知を行い交流することができます。

その中には日本語のMeetupもあり、私が参加したときは、

  • 大学で日本語を専攻している学生
  • 日本語を話したい現地の人
  • 日本文化が好きな人
  • 日本語はほとんど話せないけど日本に興味がある人

など、様々な目的を持つ人に出会いました。

元々日本が好きな人たちなので、「日本」という共通の話題があり会話が弾みやすいです。

そこで出会った人たちと友達になり、Meetupの後のディナー・週末のハイキングやイベントに一緒に行ったりして交友を深めていくことで海外生活を楽しめます。

 

3.日本語を教える(日本語教師)

私が海外生活の中で一番多く現地の友達を作れた時は、日本語教師の仕事をしていた時です。

海外での日本語需要は低く、日本語教師の仕事を見つけることは簡単ではありませんが、次のような方法でも日本語を教えることができます。

日本語を教える方法
  1. ランゲージ・エクスチェンジ
  2. 日本語教師ボランティア
  3. プライベートで生徒を募集する
  4. 現地校や語学学校に履歴書を配りまくって開拓

1.ランゲージ・エクスチェンジ

現地の人のネイティブ英語と、あなたのネイティブ日本語の言語交換をする「ランゲージ・エクスチェンジ」。お互いの需要が一致しているので、日本語を教える手段としては一番ハードルが低い方法になります。

 

2.日本語教師ボランティア

現地校などの教育機関にて、日本語教師ボランティアとして日本語を教える方法です。日本語教師ボランティアのプログラムに応募したり、現地のクラシファイドに掲載されている「日本語教師ボランティア募集」に応募して見つけることができます。

 

3.プライベートで生徒を募集する

英語版クラシファイドに「日本語を教えます」という広告を掲載して、プライベートで生徒を募集することができます。レッスン時間・料金設定・レッスン場所などは自分で決められ、生徒の学習進度や生徒の要望・希望を考慮してレッスンプランを考えるので、クラスレッスンよりもカジュアルです。

 

4.現地校や語学学校に履歴書を配りまくる

私が日本語教師の仕事を見つけたられたのは、現地校や語学学校に履歴書を配りまくるという仕事の探し方をした時です。

チファニー
そもそも、現地校や語学学校といった学校法人やビジネスオフィスに履歴書を持って行く人はほぼいないため、行動するだけで印象に残ります。
  • 正規の日本語教師がアシスタントを求めている
  • 代替えティーチャーを探している
  • クラスレッスンの先生が足りない

など、学校側でポジションに空きがあるときや人手がほしいとき、履歴書に書いてある電話番号やメールアドレスに連絡が来て仕事をゲットすることができます。

以下の記事は、日本語教師として働いた時の体験談です。

【資格なし】ワーホリカナダで日本語教師体験談!!海外の給料/求人の探し方を紹介

2024-05-21

 

4.ハウスパーティー(ホームパーティー)に参加する

語学学校に通うと、クラスメイトや同じ学校の誰かしらがプール付きのシェアハウス・広い庭付きのシェアハウス・BBQスペース付きのシェアハウスに住んでいたりします。

週末になると、ヨーロッパ人や南米人がハウスパーティーを企画することがよくあり、その招待者には現地の人や英語ネイティブの人も含まれている時があるのです。

そのハウスパーティーに行けば、共通の友人であるパーティーの主催者を通して知り合うことが可能!

誘われたら必ず参加して知り合っておくと、そこから先の更なるコミュニティ開拓につながるでしょう。

 

5.友人の誕生日パーティーに参加する

海外の人たちは、自分の誕生日パーティーを自分で企画する傾向があります。

でも残念なことに、ローカルの友達がいないなら、自分あてに招待状が来ることはありません。

ですが、オープンマインドの現地の人なら、誕生日パーティーの参加枠を「友達の友達」まで広げていて、誘われて参加できることもあります。

誕生日パーティーの主催者が日本人の友達の場合でも、現地人のパートナーがいて、パートナーの友人(英語ネイティブ)を招待していたケースも実際見ました。

チファニー
とくに、寿司などの日本食を作ると現地の人に喜ばれます!!

海外に行くと、日本語を話したくないという理由で極端に日本人を避ける人もいますが、日本人の友人経由で現地の人のコミュニティに繋がる可能性もあるので、どちらも大切です。

 

6.ローカルジョブを手に入れる

日本人がチャレンジできるローカルジョブは、

  • カフェのバリスタ
  • レストランのウエイター・ウエイトレス
  • ホテルのバンケットスタッフ・キッチン・皿洗い

といった飲食業界・ホスピタリティ系が多い印象です。

中でも特に狙い目なのは、

狙い目のローカルジョブ
  • 料金設定が高めで客層の良いレストラン
  • 名前を聞いたことがある有名な大型ホテル

こういったところは、ヨーロッパや南米・アジアから来た外国人も働いていますが、調理師やホスピタリティ系の専門学校に通っている現地の学生さんがインターンで来ている可能性も高く、知り合えるチャンスもあるのです。

 

7.ローカルのツアーに参加する

ロッキー山脈のローカルツアーの画像

ロッキー山脈のローカルツアー

ワーホリで渡航する国の世界遺産を訪れる時、個人で足を運ぶことが難しかったり、個人旅行だと費用が高額になるという理由から、ツアーで行く方が便利でリーズナブルになるケースがあります。

チファニー
例を挙げると、オーストラリアの「エアーズロック」や「グレートバリアリーフ」、カナダの「ロッキー山脈」といったところですね!

それぞれの世界遺産の玄関口と言われる街には、日帰りや2泊3日の格安プランを取り扱っているローカルの旅行会社があります。

日本語のツアー会社は料金が高く(ひどい時は倍以上)、日本人にしか需要がありません。

ローカルのツアーは観光案内が英語になりますが、さまざまな国の人が利用し現地の人も参加しています。

アメリカ・アイルランド・イギリスといった英語圏からの旅人にも出会えますし、ツアーの後も連絡を取り合って再会することも可能です。

 

ワーホリで現地の友達ができなくて不安で焦る時の注意点

ワーホリで「現地の友達を作りたい」と思っているのになかなかできないと、不安で焦ってしまうことがありますよね。

海外に滞在できる期間は決まっているし、はやく英語ネイティブの友達を作って、生活の中で楽しみながら英語を使い上達させたい!と多くの人が願うものです。

そんな時に注意したいことが2つあります。

変な人(特に日本人好きのおっさん)には注意する

「英語ネイティブ=英語の練習台」という考え方は捨てる

海外に行くほとんどの人は、英語を上達させたいと思うものなので、少しでも英語を話す機会があればトライしたいと思ってしまっても仕方ありません。

そんな時に気を付けなければいけないのが「日本人好きの変なおっさん」です。

英語を勉強したい日本人に近づき、英語が話せるようヘルプしてくれそうですが、日本人好きな変なおっさんに付きまとわれる日本人女性の例はよく聞きます。

確かに、英語は話さないと使えるようになりませんが、英語を練習するために英語ネイティブなだけの変なおっさんと友達になる必要はありません。

英語を練習する機会なら、(苦しいかもしれないけれど)英語まみれでローカルの厳しい環境に身を置く方が健全です。

友達を焦って作ってもいい関係を築けないので、現地入りしてなかなか友達ができなくても、落ち込んだり焦る必要は全くないですよ!