シェアハウスという居住スタイルは、今でこそ日本でも広まってきたものの、馴染みのある人の方がまだまだ少ないのが現状。
家賃が安い代わりに、時として実家の部屋や1Rアパートよりも狭い個室での生活になることもあります。
そんなシェアハウスに入居するときは、あまり多くのものを持参できません。
そこでこのページでは、これまで日本と海外で12のシェアハウスで生活し、3畳程度の部屋に住んでいたこともある私が、
- シェアハウス入居の荷物量
- シェアハウス生活にいらないもの
- シェアハウスの引っ越し費用を抑える方法
についてお伝えします。
目次
シェアハウス入居に最低限必要な荷物量
シェアハウス入居に最低限必要な荷物量は、極論を言うと、1週間分の衣類と生活雑貨(週5日仕事に行き休日2日を自宅でゆっくり過ごす生活に必要なモノ)があればOK!
そして、入居したあとに残りの荷物(スーツケース2個分)を送ってもらいました。
具体的な持ち物は、以下のリストにまとめています。
- 1週間分の服・下着・靴下(入居する季節に必要なものを用意)
- 部屋着や寝衣
- 仕事靴・サンダル・スニーカー・スリッパなどの履物
- 防寒対策のコート・ジャケット
- 生活雑貨や日用品・バス用品・トイレタリー
- ヘアドライヤー
- バックパック・カバン
- パソコン・iPadなどのデバイス
- 寝具やリネン類
※シェアハウスによっては布団のレンタルサービスがありますが、なくても現地調達(配送日指定)が可能です。
服・下着・靴下は、入居する季節に合わせ、1週間着回せる枚数を用意しましょう。
入居する時期が春なら春〜夏物を1週間分、入居する時期が秋ならば秋~冬物を1週間分。シーズンオフのものは、後から送付(ご家族の方に送ってもらう)すれば大丈夫です。
服と同様、仕事靴・サンダル・スニーカーも入居する季節に合わせて持参する分と後日送付する分に分けます(ただし、シェアハウス内で使用するスリッパは入居当日から必要です)。
防寒対策のコート・ジャケットは、入居時期が春でも秋でも念のため持参することをオススメします。
シェアハウスはホテルではないので、洗面所にヘアドライヤーの用意はありません。必要であれば個人で用意しましょう。
バックパックは、入居当日に荷物を入れてくればOK!入居後すぐに就業日を迎えるならば、仕事用のカバンも忘れずに。
寝具やリネン類は、買いそろえる必要がある場合や、他人が使っていたものを使用したくなければ、個人で用意するしかありません。
パソコン・iPadなどのデバイスは、送った時に破損する可能性を考えると、入居時に自分で持っていく方が安全です。
生活雑貨や日用品・トイレタリーは、人により必要なものが変わってきますが、例をあげると以下のリストの通り。
- シャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔フォーム
- 歯ブラシ・歯磨き粉・フロス等
- タオル類・ハンカチ・ティッシュ
- 化粧水や乳液・ボディークリーム等
- 化粧品・ヘアケア製品場所によってはトイレットペーパー
必須ではありませんが、シャンプー・リンス・ボディーソープ・洗顔フォームなどのバス用品は、100均などでカゴを買ってまとめて管理すると便利です。
荷物が多い人でもスーツケース2個程度なら狭いシェアハウスでもイケる
私は3畳程度の部屋に住んでいたことがありますが、160サイズスーツケース2個程度の荷物ならなんとか入ります。
実際のお部屋はこちらです↓
ですが、スーツケース2個以上の荷物量だと、少々問題が出てきます。
1.収納スペースがそんなに広くない
シェアハウスの個室は、狭いところだと3畳ぐらいで、一般的な広さだと6畳となります。
クローゼットが備え付けの部屋、タンスが用意されている部屋、収納ラックやハンガーラックだけが用意されている部屋など、収納スペースの広さは様々。
引き出しや棚などの用意もほとんどなく、収納に困ることも多々あるのです。
2.スーツケースの置き場所に困る
160サイズのスーツケースは、1週間分の旅行ができる位の荷物が入ります。
個人のスーツケースは、基本的には個人の部屋で管理することになるので、置き場に困ることも。
ですが、備え付けのクローゼットが広かったり、ベッドの下などに収納できるスペースを確保できれば問題ありません。
荷物が多い人は、シェアハウスの内見時にスーツケースを置くスペースを確認するか、スーツケース用の物置がシェアハウス内にあるか、管理会社に確認してみましょう。
3.必要なものは現地調達できる
万が一、そんな状況に陥ってしまっても、必要なものは引っ越しの後に現地調達できます。
逆に、シェアハウス生活に必要だと思って持参したものなのに、全く出番がないケースもあります。
物に対する価値観の変化は、実際少ない荷物でシェアハウスに住んでみなければわかりません。
シェアハウスへの引っ越しにいらないもの
シェアハウスには、生活に必要な基本的な家具家電が揃っています。
というわけで、シェアハウスへの引っ越しにいらないものをリストアップしていきましょう。
- ベッド
- デスク
- 収納ラックやタンス
- 照明器具(シーリングライト)
一般的なシェアハウスの個室であれば、上記のものは用意されているので、スーツケースだけ入居してもすぐに最低限の生活を始めることが可能です。
- テレビ
- 冷蔵庫
- 洗濯機
- 電子レンジ
- 炊飯器
- トースター
- 電子ケトル
- リビング用のソファー
上記のものは共有スペースに用意されていますので、買い揃える必要はありません。
アパートからシェアハウスに引っ越す場合は、家具家電を処分が必要になったり、一時的な保管が必要です。
また、テレビは、すべての個室に用意されている場合と、リビングにしかない場合があります。
費用1万円以下!シェアハウスの引っ越し方法
シェアハウスに引っ越しする時、シェアハウスから引っ越す時、入居時から荷物の量が増えてなければ、引越し業者を利用する必要はありません。
そこで、荷物の運び方(引っ越し)にはどんな方法があるか、紹介したいと思います。
1.ゆうパック
スーツケースでシェアハウスに引っ越すなら、ゆうパックがおすすめです。
160サイズで25kg以下のスーツケース1個を送る際、同一県内なら2,010円、東京から東北・関東・信越・北陸・東海エリアなら2,060円と、2,000円ちょっとで送付可能!
集荷もお願いできますし、郵便局へ直接持ち込みをすると基本料金から120円の割引が適用になります。
詳しい料金は、日本郵便の公式サイトから、差出地と送付先を入力して計算しましょう。
2.クロネコヤマトの宅急便
クロネコヤマトの宅急便は、送付先の地域にもよりますが、南東北・関東・信越・北陸・中部エリア内なら、160サイズのスーツケース1個を2,070円で送れます。
こちらは料金表です。
クロネコヤマトの宅急便も、取り扱い店舗やコンビニまで持ち込みした場合、100円減額してくれます。
もちろん、集荷にも対応しているので、重い荷物をコンビニや取り扱い店舗まで運ぶ必要はありません。
【注意】シェアハウスでの荷物の受け取りは基本自分で対応する
シェアハウスでの荷物を受け取りは、個人での対応が基本です。
信頼関係が築けていれば、シェアメイトに受け取ってもらうことも可能かと思います。
ですが、万が一のトラブルで揉め事になるのが面倒ならば、配送日・時間指定で対応しましょう。
【まとめ】シェアハウスの引っ越しはミニマルに!
シェアハウスに住んでいる間は、必要最小限の荷物での生活を余儀なくされます。
シェアハウスの入居・退去の際は、クロネコヤマトの宅急便やゆうパックを利用したり、格安の個人業者でも十分可能です。
ミニマルな生活や引っ越し、ぜひ楽しんでみてください。