【地方移住】田舎から地方都市へ引っ越し→仕事と家を8日で見つけ移住した方法

1週間分の荷物の画像
チファニ
こんにちは、「Borderless Traveworker(ボーダレス・トラべワーカー)」を運営しているチファニです。

私は社会人になって以降、3度の海外渡航・日本国内の都市移動・スーツケース1つでのシェアハウス間の移動を含め、合計で20回引っ越ししました。

私は東北の田舎出身ですが、縁もゆかりもない地方都市に小さなスーツケースとボストンバックでポーンとやってきて、仕事が見つかったらそのまま移住するという人生実験をしたことがあります。

「なんか、このままじゃ、嫌」

そんな動機で行動に移しましたが、実際やってみたら不可能ではないということがわかりました。

というわけでこのページでは、縁もゆかりもない地方都市に1週間分の荷物で引っ越して、仕事と家を8日で見つけて人生をリスタートさせた方法をお話ししようと思います。

田舎から地方都市へ引越し→仕事と家を8日で見つけ移住した方法

それではまず、田舎から縁もゆかりもない地方都市に引っ越した後、仕事と家を8日で見つけて移住するまでの過程をお話しします。

 

1.持ち物は1週間分の荷物だけでいい!

田舎から縁もゆかりもない地方都市に行ってみて、もし仕事が見つかったらそのまま移住してみよう!

そんな実験に必要なものは、1週間分の荷物だけで十分です。

実際の荷物はこちら↓

服やアメニティー用品は4泊5日用の中サイズのスーツケースとボストンバックにまとめ、手荷物はバックパックにIN。

面接用のスーツ片手に上陸するという、本当に最小限のものだけ持っての移動です。

仕事が見つかったら即勤務開始になる可能性もあるため、服は「オフィスカジュアル」でも使えるアイテムをメインにしました。

黒・グレー・ネイビーのパンツやスカート、シャツやカーディガン類、防寒用のアイテムと快適な部屋着があれば生き延びることができます。

 

2.ホテルの予約は1週間

地方都市に上陸してすぐにやることは、何と言っても仕事探し

もし仕事が見つからなかったら、その地に留まる必要はありません。

というわけで、仕事探しには「1週間~最長2週間」という時間制限を設けます。

チファニ
私が最初に予約した格安ホテルは、1週間(7泊8日)分だけでした。

 

3.移住先での面接は事前に組んでおくべし!

移住先で仕事が見つからなかったら、その地に留まる必要はない!という決意を抱くと、本気で仕事を探すエネルギーが湧いてきます。

そこで私は出発前に、移住先での面接を事前に組んでおくという行動に出ました。

私の場合、すぐに仕事が決まり生活できるだけの収入が得られればよし!という基準だったので、比較的仕事が見つかりやすい「派遣」の仕事に狙いを定めました。

チファニ
1つの会社だけで2次面接、3次面接…なんて受けている時間はありません。

ですが現実は、今現地にいないからという理由で信頼を得られず、派遣会社にすら相手にされないこともあります。

ありがたいことに、登録した一つの派遣会社のとある求人に応募したところ、面接(厳密に言うと派遣先との面談)に進ませていただけることになりました。

派遣会社の担当者
先方との面談を来週頭(月曜日か火曜日)に組むよう調整中です。こちらにはいつ頃お越しいただけますか?

そんなわけで、翌週の面接(面談)に備え事前に現地入りするため、週末の夜行バスのチケットを予約したのです。

 

4.到着後すぐにシェアハウス探しをするための事前準備

仕事が見つかることを前提とすると、絶対的に必要になるのは「家」ですが、賃貸アパートは入居審査に時間がかかる上、収入がない(仕事が決まっていない)状態での部屋探しは難しい…。

チファニ
そんな時、仮の住処に最適なのがシェアハウスなのです。

移住先に到着直後からすぐに内見できるよう、面接(面談)が決まった段階で、

  • 未来の職場周辺にシェアハウスがあるか?
  • 少し離れてもいいから、とりあえず入居できるシェアハウスはあるか?

をリサーチし、いくつかの物件の内見予約は出発前に済ませておきます。

シェアハウスの運営会社さんに連絡し、「縁もゆかりもない場所に乗り込んで仕事を探し、仕事が見つかったらそのまま住み着く予定です」という事情を説明。

だいぶ変わった行動を取ろうとしている私でも、シェアハウスなら敬遠されることなく、案外簡単に内見予約を取ることができました。

 

5.実家の部屋を空っぽにして戻る場所をなくす

人生このままじゃ嫌!と思ったら、元いた場所には戻りたくない。

そういうわけで覚悟を決めるため、実家の部屋を空っぽにしてきました(今でも少し、私の荷物を別な部屋に置かせてもらっています)。

持って行きたい荷物だけをスーツケース2個にまとめ、仕事と家が決まったら送ってもらう手配を整えます。

補足
出発までに時間がない場合、部屋を完全に空っぽにすることは難しいと思いますので、断捨離はできる範囲でいいと思います。

 

6.【いよいよ上陸!】予定通りにいかないことはご愛嬌

事前に面接(面談)の予定を組み、シェアハウスの内見予約を取る。

順調に進んでいるように見えた私の移住計画ですが、実は現地到着後、先方からの連絡で面接の話が流れました。

この時までに2つのシェアハウスの内見を済ませており、そのうち1つの物件が気に入って「仕事が決まったら入りたい」と入居の意思を伝えていましたが、こうなると家探しも最初からやり直しです。

チファニ
うそっ…マジか…どうしよう…

目の前が真っ白になり、不安でいっぱいになったのは事実ですが、もう戻る場所がないので前に進むしかありません。

でも、そんなピンチな時にこそ、人間は底力を発揮します。

チファニ
まぁ、海外でも苦しい状況は何度も乗り越えてきたし、ここは日本だから何とかなる!

そんな精神でいたためか、全部白紙になったのに、スーパーで豊富に並ぶお惣菜の中から「今日の夜ご飯」を選べる環境にいることが超絶幸せに感じました。

 

7.【仕切り直し!】ホテルでの滞在を延長する

仕事探しも家探しも最初からやり直しとなった時、まずやるべきことはホテルでの滞在を延長することです。

というわけで、元々1週間(7泊8日)だった予約に3日プラスして、合計10泊11日に延長しました。

持ってきた荷物は1週間分だけでしたが、格安ホテルにはコインランドリーがありますし、1回分の洗濯用洗剤もフロントで購入可能だったため、延泊自体は大きな問題ではありません。

 

8.八方塞がりになったらガチで「心の声」を聞く

私は東北出身で、東日本大震災を近くで経験しています。

それ以降、物事を本気で考える時に「もし1年後に自分の命が尽きるとしたら、今何をする?」と自分自身の心に聞くようになりました。

この時の私の状況は、戻る場所も進む道もない八方塞がりな状態…。

でも、八方塞がりになって初めて、今回の人生実験(地方移住)は何のためにやっているのか?を本気で考え、自分にこう聞いてみました。

「お前はせっかくこの地にいるのに、ここで何をする?」

そう聞いてみたら、返ってきた答えが

この地で インターナショナルな環境で 働きたい

インターナショナルな環境と言っても、外資系なのに実際中で働いている人は日本人ばかりという環境ではなく、海外と同じようにいろんな国の人に囲まれて働く経験を、日本でもできるか試してみたい。

そう思って求人検索をしたら、1つのインターナショナルスクールの求人がポーンと出てきました。

さらに、同じエリアや周辺にもシェアハウスが何件かあり、どこかしらに入居できそうな予感です。

 

9.【仕事決定!】インターナショナルスクールは離職率が高く空きだらけだった

採用いただいたインターナショナルスクールは、離職率が高い職場。

応募者からの「お断り」も多く、そこで働く内部の人も「みんなすぐ辞めちゃう」と口に出すほどです。

面接前には2つのポジションに空きがありましたが、面接当日になったら「実はもう1つポジションに空きができた」と説明され、選択肢(可能性)が3つに増えていました。

なぜ、そんなに離職率が高いのかと言うと、英語ができる人って気が強い人が多いし(もちろん優しい人もいる)、日本語と英語が必要だと業務量も多くなり、「英語を使って働いてみたい」という憧れだけでは乗り越えられない現実があるからです。

そんな、一般的にはハードに見えるインターナショナルスクールの面接当日に舞い込んできたのは、入学受け入れをする部署での仕事。

チファニ
実は私、オーストラリアの語学学校で日本担当のマーケター(日本人カウンセラー)を経験したのですが、当時「この仕事、もう少し落ち着いた環境でじっくりやりたかったなぁ…」と思って以降ずっと忘れていたら、それに近い仕事が数年後に巡ってきた形となりました。

元々入学のポジションに決まっていた人が、面接の1〜2日前に「お断り」したそうです。

他の部署への面接を受けに行ったのに、採用されたのが入学のポジションという何とも不思議な出来事が起こりましたが、私にとってはラッキーだったので、離職率が高いことなんか関係ありません。

 

10.仕事と家の決定&ホテルのチェックアウトまでの所要時間

縁もゆかりもない地方都市にやってきて、面接が流れるという出来事を経てから仕事が決まるまでの所要時間は8日

仕切り直し後に内見したシェアハウスもなかなかいい感じで、仕事が決まった日と同じ日にシェアハウスへの入居を決めました。

というわけで、仮の住処(シェアハウス)も8日で決定。

シェアハウスには、入居したいと伝えてから2日で入居できたので、ホテルでの滞在は延長分も含めて10泊11日におさまりました。

 

11.家が決まったら残りの荷物を送ってもらう

田舎からの引っ越し前に行った断捨離によって、必要な荷物をスーツケース2個にまとめてきた私。

いよいよ、スーツケースを送ってもらう時が来ました。

それまでは最小限のモノでやりくりしていたので、やはり自分の大事なものが揃うと心に余裕ができます。

 

12.シェアハウスに入居して2ヶ月で退去→賃貸アパートへお引っ越し

シェアハウスに入居して早々、お隣の国から留学(遊学)で日本に来ていたシェアメイトがとてつもなく汚く、日本語でも英語でもコミュニケーションがほとんど取れない!!ということが発覚しました…。

私は海外3ヵ国で合計11のシェアハウスに住んできましたが、海外のシェアハウスよりもデスパレートで、これまでの中で最悪なシェアハウスが日本にあってビックリです。

というわけで、入居して1ヶ月後に「来月末に退去します」と伝え、合計2ヶ月の滞在となりました。

私が入居したシェアハウスは、最低入居期間の6ヶ月未満で退去となる場合、デポジットの4万円(1ヶ月分の家賃と同額)が戻ってこないというルールでしたが、不快で居心地が悪い家で残りの4ヶ月を過ごすくらいなら、4万円を捨ててでも快適な生活を手に入れたほうがマシです。

チファニ
そしてここは日本!単身用の安くて清潔な賃貸アパートを見つけることなんか簡単ですからね!

 

13.家具家電を合計2万円で揃える

シェアハウスの部屋には、ベッドやデスク、エアコンなどの家具家電があらかじめ備え付けられており、共有スペースには冷蔵庫、洗濯機、エアコン、テレビ、電子レンジ、炊飯器も用意されているので、本当にスーツケース1つで入居可能。

ですが、賃貸アパートへの引っ越しとなると、生活に必要な家具家電を買い揃えないといけません。

シェアハウス入居の初期費用を支払ったばかりで、賃貸アパートの初期費用(見積もりでは約20万円)に加えて、さらに家具家電で15万〜20万円も飛んでいく…。

チファニ
うわっ、マジでやばい!!ピンチだこれ!!

ですがこの時、インターナショナルスクールの先生の入れ替わりの時期で、家具家電を売りに出す「帰国セール」のようなものがありました。

ラッキーなことに、以下のものを無料&格安で手に入れています。

無料&格安で手に入れたアイテム
  • ベッド:無料
  • ダイニングテーブル:無料
  • 小さなステンレスラック2つ:無料
  • 洗濯機置き場のラック:無料
  • 浴室用のラック:無料
  • 扇風機:無料
  • 洗濯機:5000円
  • 冷蔵庫:3000円

その他、電子レンジ・炊飯器・デスク用の椅子は新品を購入しましたが、合計約2万円で家具家電を揃えられました。

一般の方
でも2万円で揃えた部屋なんて、どうせオンボロでしょ!?
チファニ
いやいや、ここは日本なので、100均さんやニトリさんのお陰でいい感じのお部屋を作ることができますからね!
私が住んでいた一人暮らしの1Kのお部屋

私が住んでいた一人暮らしの1Kのお部屋

 

田舎から地方都市へ引越し→仕事が見つかったら移住する場合に必要なこと

私が試みた、田舎から縁もゆかりもない地方都市にポーンとやってきて、仕事が見つかったらそのまま移住するという人生実験ですが、いくつかのテーマがありました。

  • 日本国内を最小限の荷物で移動する
  • 最短どのくらいの期間で仕事と家を見つけることができるかやってみる
  • 出費も最小限に抑える

ですが実際にやってみて、感じたことがいくつかありましたので、ここでシェアします。

 

1.資金はできるだけあったほうがいい

日本国内で移動するなら、海外ほどの想定外はないだろう!!と思っていましたが、実際は予定通りにいかないことがいくつかありました。

想定外の出来事
  • ホテルの延長
  • シェアハウストラブルからの退去
  • 予定よりも早い賃貸アパートへの引っ越し

そして、約2ヶ月の間に、以下の名目でまとまったお金が飛んで行きました。

  • 地元→引っ越し先への交通費・ホテルの滞在費・食費
  • シェアハウス入居の初期費用と家賃
  • 賃貸アパートへの引っ越し費用と初期費用・家具家電

賃貸アパートへの引っ越しは、シェアハウスの最低入居期間(6ヶ月)を目安に、仕事にも慣れて落ち着いた後、資金も回復させてからと考えていましたが、実際は4ヶ月もの期間の繰り上げ…。

そのため、口座の預金残高が8万円まで一気に減りました。

 

2.期間は十分に確保した方がいい

もしもシェアハウスに入居することが嫌で、最初から賃貸アパートを見つけないといけない場合、最低でも1ヶ月の期間を確保する必要があります。

チファニ
実際私は、最近山の麓に拠点を移したのですが、新居を探し始めてから引越しが完了するまで、1ヶ月半かかりましたからね!

縁もゆかりも土地勘もない地方都市で賃貸アパート探しをするなら、やはり1ヶ月~2ヶ月は見ておいた方が無難です。

補足
仕事がない状態で賃貸アパートを借りる場合、家探しで必要な入居審査を「貯金」で通すしかない場合もあります。

 

元いた場所に戻らないなら進む以外の選択肢はない

日本国内でも海外でも、どこかへ移住しようと思ったら、ハプニングなどの予想もしていない出来事が起こり、予定変更(方向転換)を余儀なくされることがあります。

でも、「人生このままじゃ嫌」「人生に行き詰まった」「八方塞がり」という地点から方向転換しようとするなら、元いた場所に戻る可能性は低いハズです。

縁もゆかりもない場所に一人で乗り込んで、仕事も家も一から探す時、とても心細くなりますし不安にもなりますが、進む以外の選択肢はないならやるしかない!!

私の「最短・最小限・最低限」な状況でも何とかなったので、案外人生ってどうにでもなるんだと思います。

チファニ
というわけで、田舎から縁もゆかりもない地方都市に小さなスーツケースとボストンバックでポーンとやってきて、仕事が見つかったらそのまま移住するという人生実験でした。