自由に旅する人生に見えても時々超孤独になる理由

マル-ブラ・ビーチ
チファニー
こんにちは、チファニーです。

オーストラリアにワーキングホリデーに行った後から、同じ場所に2年以上住み着いたことがなく、その生活はもうすぐ8年を終え9年目に突入します。

オーストラリアに行った後は日本でマレーシア就職に向けて活動していましたが、ご縁がなかったためカナダに行き、大きな挫折をして帰国。

その後リゾートバイトで働きながら日本を転々と旅し、ニュージーランドへ行き1年過ごした後、新たな冒険と普通の生活という真逆のものを求めて日本で都市移動。

今いる場所も、私にとっては新しい土地で地元から遠く離れた場所ですが、仕事は月〜金の8時〜5時の普通の仕事をしています。

海外で仕事を探していた時と同じように、日本国内だけれども突然ポーンとやってきて、仕事を見つけたのでそのまま住み着いたという、ちょっと変わった就職活動をしました。

イギリス人上司も認める「普通じゃない」と言う行動。

海外経験のある同僚でさえ「ぶっ飛んでいる」と言う私の考え方。

自分の行きたいところに行き、そこで見つけた仕事をして、気ままに暮らしている、という風に人の目には映るようですが、自由に見えるこの生活をしていても、とてつもなく孤独を感じることがあります。

ということで今日は、一見自由に見える人生の中に潜む「孤独」についてお話ししようと思います。

 

自由に見える人生なのに「孤独」を感じる理由

1.どこにいても普通の生活を送ることが1番難しい課題だと知ったから

  • 8時-5時の(ほぼ)残業のない仕事。
  • 仕事帰りにスーパーによって、その日の気分で買い物をする。
  • ぜいたくな暮らしではないけれど、金銭的に困る事も無い。

これが現在の私の生活ですが、今までの海外生活の中で月800ドル(日本円で8万円ぐらい)しか収入が得られず、次の給料日を心待ちにしながら生活していたことがあったので、少し前まではこの「普通」の生活を手に入れることが「私の望み」となっていました。

でもこの平和な生活を成り立たせるのって、アホみたいに努力をしなければいけない。

本当の自分を隠して仕事をし、自分がなりたい自分もあまり口に出さず、理想の人生も語らない。

それは今までに、「周りの人からの一言で足を引っ張られ、気分が落ちて一瞬不安になる」という経験を何度もしたからかもしれません。

また、同じ職場の人たちの先輩への必死の気遣いやごますりを見て、それが「普通」に生きる術なのだと学びました。到底私には身に着けられないスキルだと思い知らされたのです。

でも、自分が海外にいるときは、この「普通」の仕事を得ることでさえ至難の業。

日本にいる時と同じように、9時-5時の事務のオフィスワークの仕事を得ることでさえすごく難しい。

日本にいても海外にいても、「普通の生活」を送ることって、一番難しいことだなと感じます。

 

2.旅は好きだけど、続けると「落ち着きたい」という気持ちが芽生える

私は、1つの場所に住み着いて、その国・その土地での生活を体験したら次の場所へ向かう、という人生を送ることに喜びを感じます。

でも逆に、動き続けることはできない…

世界中をバックパック1つで旅して、何ヶ月も何年も移動しながら生活する「生粋の旅人」とはちょっと違うのです。

なので、数週間の旅が終わるとだんだん元の安定した生活に帰りたくなります。

3ヶ月働いたら1ヵ月休むくらいの人生が私にはちょうどいいんだけどなぁ…

 

3.長期間1カ所に留まってみたいのに落ち着くと旅に出たくなる

私は自分の人生を「実験」のようなものとして捉えていて、どこの国でどれぐらい自分の生活を成り立たせることができるか?ということを自分で体験して実証しています。

ある程度のセットアップが済み、家も見つかって仕事も決まり、生活が落ち着く。

日本にいた時と同じように普通の毎日が始まる。

それを数ヶ月繰り返すと、またどこかに旅に出たくなります。

次はどこの場所で生きてみようかな?とワクワクする感覚が降ってきて、日々の生活に刺激を与えたくなるのです。

 

4.自分も周囲の「超仲の良い子」も外に出るから同じ土地に留まらない

  • 金曜日の夜に友達数人とパブに出かけビールとステーキ
  • 自分の家に友達を呼んで映画を見ながらピザのデリバリー
  • 仕事帰りに友達の家に寄ってワインと夕食をご馳走になって家に帰る

自分のことを本当にわかってくれる友達と、そんな生活を送れたらすごく幸せ!

「○○にあるお店がおいしかったよー」
「○○に新しいお店ができたよー」
「あそこの美容室よかったよー」

と、簡単に会うことができてしまう人との日常の会話では全く物足りない。

感情をむき出しにして、自分の弱さをオープンにして、自分の孤独をさらけ出して、実現困難な理想を語り合って、それを「よくわかる!」と言ってくれる友達は、私と同じように同じ場所には長く留まらず、1つの場所での目的を達成するとどこかに行ってしまいます。

みんなそれぞれ自分の人生に行き合っているので、みんなバラバラの場所でそれぞれ頑張っています。

だから会話はいつもオンライン。

苦しい時はLINE通話で8時間。

遠く離れた土地にいる心が通う友達と、毎週連絡をとる方法は「リモート」以外に手段がありません。

「ちょっと聞いて!嫌なことあった!今から〇〇に集合〜」というように、簡単に召集をかけることができない。

これが結構孤独なのです。

でも、彼らが帰ってきたところには、きっと私がまたどっかに行ってるんだろうなぁ…

 

5.「好きなように生きてていいわね」という言葉に違和感を感じる

「好きなように生きてていいわね」という言葉をかけられることがあるのですが、私からすると、その言葉をかけてくる方も「好きな人生を送っている」ように見えるのです。

自分で仕事を選び、自分が探し当てた家や生まれ育った実家に住み、自分の選んだ相手と結婚し、自分の意思で子供を産む。

誰もあなたに「〇〇の仕事をしなさい」と命令しているわけではないし、「この家に住みなさい」と指示しているわけでもない。

結婚も「したくなかったらしない」という選択肢もあるし、子供も「持たない」と言う選択肢も、もちろんある。

仕事を1年で辞めようが20年続けようが定年まで勤め上げようが、すべては個人の「自由な選択」の結果です。

「好きなように生きてていいわね」というあなたも、好きなように生きてるでしょ?1ヵ所にとどまることも、ある意味「自由」です。

 

6.どこまでいっても自分と同じような人生を歩んでいる人に出会う確率が少ない

私は「どこに行ってもすぐに溶け込める」という点が自分の強みだと思います。

ですが、圧倒的に孤独を感じるのは、自分と同じような人生を送っている人にはなかなか出会えないから。

海外で1つの国に長く住んでいたり、学生の頃を海外で過ごすなど、同じ国(場所)に長期間滞在していた人にはよく出会いますが、普通の仕事をしながらいろんなところを行き来する、自分と同じような人生を送っている人に出会うことがどれだけ難しいか、実感しました。

 

7.誰しも孤独を抱えているとわかっていても、結局向き合うのは自分の中にある孤独

誰しも孤独を抱えていると人は皆言います。

「みんな同じ」と言うことを頭ではわかっていても、自分の孤独が解消されないのは、向き合うべき孤独がみんなの中にあるのではなく自分の中にあるから。

この解消法は、最終的に自分で見つけ出さなければ、ずっと孤独は消えないのです。

旅する私も、一か所にとどまる誰かも、みんな自分の人生を自分で選択して生きている。

だから、生活スタイルは違えど、「孤独を感じる」という点においては普通なのです。

多分この先、今よりももっと日本人が海外に出ていき、外国人が日本に入ってくるようになる時代が来たら「この孤独をもっと多くの人と共感できるようになる」と信じて、今日も孤独と向き合います。