一石二鳥のホームステイとは何?英語を話さないホストファミリーがいるって本当?

突然ですが、ホームステイに対するイメージってどんなものですか?

  • 白人の優しい専業主婦のお母さんがいる家庭?
  • 休みの日は家族と一緒にどこかに連れていてもらえる?
  • 家族の一員として迎えてくれる?

初めてホームステイをする時は、新しい経験に胸を躍らせて期待してしまうし、情報収集しているといいイメージだけがどんどん沸き上がってきますよね?

確かにそれも正解!これから新しい経験をするのに、悪いイメージなんてしたくない!

でも、ワーキングホリデーで現地に行くと、それまでのイメージとは大きく異なるホストファミリーに出会うこともある…

というわけでこのページでは、ちょっと変わったホームステイ事情をお伝えしようと思います。

従来のイメージは古い!現代のホームステイ事情

ホームステイの情報を集めると、白人さんの家庭に滞在する日本人生徒の写真が多いと思いませんか?

結論から言うと、そのイメージはかなり偏っていますし、ちょっと古いかなと思います!

実際、ワーキングホリデーで人気のカナダ・オーストラリア・ニュージーランドの最大都市の中心部に行くと、「アジア系・中東系・ラテン系・ヨーロッパ系」など様々な人種を見かけますし、特に私たち日本人と同じ「アジア人」のばかりを見かける環境なら、 “海外にいる気がしない” という感覚が芽生えても当然です。

この特徴と同じように、生徒を受け入れるホストファミリーも多国籍化していて、アジア人・ヨーロッパ人・南米人など、さまざまな人種のホストファミリーが存在しているのです。

 

一石二鳥のホームステイとは何?

一石二鳥のホームステイとは、「英語圏に留学しながら、移民してきたホストファミリー宅に滞在し、他の国の文化も学ぶホームステイ」のことです。

例えば、カナダ・バンクーバーのホームステイでは、フィリピン家庭も多いのですが、そうすると「カナダ+フィリピン」という2つの家庭文化を学ぶことができます。

チファニ
そのため「一石二鳥」という考え方になるのですね!

そしてこの「一石二鳥のホームステイ」を売りにしているホームステイ手配業者も存在します。

 

一石二鳥のホームステイのメリット

それではここで、一石二鳥のホームステイのメリットをお話しします。

1.留学する国の文化+ホストファミリーの出身国の文化が学べる

一石二鳥のホームステイの最大の魅力は、先ほどもちらっとお話しした通り、留学する国の文化にプラスして、ホストファミリーの出身国の文化が学べること!

食べ物・習慣・行事・生活様式など、留学する国の本来の家庭文化とは違う文化の中でも生活できます。

短期間でできるだけ多くのことを吸収したい!という好奇心旺盛な留学生にとっては、とても気になるホームステイのサービスかもしれません。

 

2.英語+ホストファミリーの国の言葉も学べる

英語圏に留学する理由は、「英語を学ぶため」という人がほとんどだと思いますが、一石二鳥のホームステイの場合、「英語+ホストファミリーの国の言葉」を学ぶことができます。

とは言っても、英語を学んでいる最中なので、本格的にホストファミリーの国の言葉を学ぶということではなく、あいさつやちょっとした言い回し程度のレベルですが、得した気分にはなれるでしょう!

 

一石二鳥のホームステイのデメリット

一石二鳥のホームステイのメリットがわかったところで、デメリットについてもお話ししようと思います。

1.留学する国本来の家庭文化を学べるかは不明

一石二鳥のホームステイ最大のデメリットは、実際に留学する国本来の家庭文化を学べるかは不明ということ。

例えば、ニュージーランドやオーストラリアの家庭では、食器を泡で洗った後にすすがず、流れ落ちるまで待つという文化があります。

日本人にとってはすごく驚きの文化ですが、もし一石二鳥のホームステイに滞在してしまえば、本来のニュージーランド・オーストラリアの文化を学ぶ機会は減り、こういった発見をしないままホームステイの滞在を終わらせることになるかもしれません。

せっかく英語圏に行ったのに、その国本来の家庭文化を学べないなんてもったいない!という考えの留学生も存在します。

 

2.食事が合わなければ最悪

ホームステイで英語圏に滞在すると、食事が合わないという問題が頻繁に発生します。

  • 毎日ピザやフライなどオイリーな食事ばかりで胃がもたれる
  • 食事量が圧倒的に少ない
  • スナックやプロテインバーで栄養補給

基本的に質素でヘルシーな食生活をしている日本人にとってはそれだけでも苦痛ですが、一石二鳥のホームステイではさらに以下のようなことが起こります。

  • 食事に香草が使われていて(苦手なら)食べれない
  • 独特のスパイスや味付けで口に合わない
  • 得体の知れないものが料理の中に入っている

エスニック料理や中東系の料理などが好きな人なら問題ないかもしれませんが、クセのある料理に抵抗がある人には向かないこともあります。

食文化の違いを侮ってはいけません。

 

3.英語で会話してくれないことがある

これはデメリットというよりも、もはや「トラブル」のレベルですが、一石二鳥のホームステイの中には英語で会話をしてくれない家庭もあります。

ホームステイファミリーは、基本的には留学生の前では英語を話すことが条件となっているのですが、留学生も含めた食事の時間に、家族みんながホストファミリーの国の言葉で会話をしているという例はよく聞く話です。

 

合う合わないは誰にでもある!一石二鳥じゃなくてもいいんだよ

ホームステイの申し込みをする時に一石二鳥のホームステイ」をオススメされることがあるのですが、実は心の中で「自分には会いそうにないな…」と思ったりしませんか?

まずは留学する国の家庭文化をじっくり学びたい!

英語すらまともに話せないのでまずはみっちり英語から!

こういった考えがあるのも当然です。

一石二鳥じゃなくてもいいなら、まずは留学する国の一般家庭にお世話になりたいという希望を伝えてもいいと思います。

海外に滞在できる期間中、学べることは全部学ぼう!と意気込むことはとてもいいことですが、周りに合わせて欲張る必要はありません。

 

【基本に戻ろう】ホームステイの目的は何?

最後に、ホームステイを申し込む前に、一度「あなたにとってのホームステイの目的」を考えてみましょう。

  • ただ単に、最初の数週間の滞在先が欲しいだけ?
  • その国の家庭の文化を学びたいの?
  • キレイな英語を話す環境が欲しいの?
  • とりあえず海外に行くから経験しておく?

ホームステイを経験したい人たちは、人によって目的が違います。

今はフィリピンやフィジーなどでの格安留学がある時代なのに、あえて高いお金を払い、イギリスやカナダなどの英語圏しか留学先の選択肢に入れていない人もいるのです。

あなたが、高いお金を払ってホームステイをする目的って何ですか?

 

留学する国の本来の家庭文化を学ぶには?

英語圏で、その他の国の家庭文化を学ぶ「一石二鳥のホームステイ」ばかりが売りになってしまったら、純粋に英語圏の文化を学びたい人ってどうすればいいの?

そう思ったなら、都市部でのホームステイではなく、留学生が少ない田舎でのホームステイを選んでみましょう!

語学学校があるのは大都市だけではありませんし、小さくても語学学校がある街ならホームステイの受け入れはしてくれます。

チファニ
語学学校に通っている間は田舎に住んで、働きたくなったら都市部に引っ越すワーホリメーカーはたくさんいます!

 

まとめ

「一石二鳥のホストファミリー」の家庭に滞在することは、英語圏以外の文化も学べる面白い機会。

その環境に飛び込んでいきたい人には「行ってらっしゃい!」と言いたいですし、「まずは留学する国本来のの家庭文化を学びたい」という人には「田舎に行きましょう」と言ってあげたいものです。

多国籍な都市や街でのホームステイは、「できるようになったこと・できなくなってしまったこと」の両方が存在します。

「留学(ワーホリ)したら、まずはホームステイ」という考えが当たり前にありますが、ホームステイ以外の滞在方法(スチューデントアコモデーションやAirbnb)で滞在する方法もありますし、ヨーロッパからの留学生の中には、最初の1週間バッパー(バックパッカーズホテル)に泊まる強者もいるのです。

メリット・デメリットをよく考えて、自分なりの答えをだしてみてくださいね!