私にオープンリレーションシップは無理だった…撃沈した4股男性から学んだ「恋愛は自由」の本当の意味

以前、「浮気/二股とは違う!オープンリレーションシップ実践カップルの円満の秘訣」という記事を書いたのですが、実は私自身、オープンリレーションシップを実践する男性に恋をしたことがあります。

海外での恋愛は、日本人男性との恋愛以上に理解に苦しむことが多くあるのですが、その中でも私の常識をぶっ壊してくれた恋愛の一つが「オープンリレーションシップ」。

私が出会ったオープンリレーションシップを実践する4股男性は、ある意味優しく、ある意味残酷…。

冷静に考えればわかることでも、当時の私には見えていなかったこと・気づいていたかったことがたくさんあったと、今になってわかりました。

チファニー
まさに、恋は盲目ですね!

私は「オープンリレーションシップ」という恋愛の形を受け入れることができませんでしたが、実践している人に当たって砕けてみたら、シンプルな発見がたくさんありました。

ということでこのページでは、オープンリレーションシップを実践する4股男性との恋愛で学んだこと・失敗談をシェアしようと思います。

ちなみに、4股くんのスペックはこんな感じです↓

  • 国籍:オーストラリア
  • 仕事:クリエーター(デザイナー)系の仕事
  • 人生:行こうと思えば仕事でいろんな国に行ける
  • 恋愛:これまで彼女ゼロ(理由は後ほど説明)

オープンリレーションシップの4股男性から学んだこと・気づいたこと

「僕はこういう人間だ」ということを最初から教えてくれていた

既婚者・彼女持ち・浮気男や何人もの女の子と関係を持っていても、それを隠して女性に近づく男性が世の中には存在します。

ですが、ただの浮気男とガチのオープンリレーションシップ実践者の4股くんの決定的な違いは、恋愛関係に発展しそうな頃や初めてのデートで、「僕には他に4人のデート相手がいるんだ」と教えてくれたこと。

つまり最初から、「僕はこういう人間だよ」と教えてくれていたのです。

そこに気づけるか、気づけないか?

現実と向き合うか、見て見ぬフリして恋にのめり込むか?

第三者的な目線で自分を見つめることは、オープンリレーションシップだけでなく普通の恋愛においても大切なことですが、夢中になっているときは高い確率で気づきませんね。

「私はその他大勢の中の1人になりたくない」と思ったら、ここで身を引くことができるのですが、「きっといつか、私だけを見てくれるかもしれない」という希望を心のどこかで抱いてしまうことは、多くの人に起こり得ることだと思います。

でも、この4股くんに限って言えば、そんな希望は抱くだけ無駄でした。

私は「その感覚、よくわからないからまず教えて!なんでそうなるの?」と飛び込んで行ってしまったのです…。

チファニー
昔の私、アホーーーーー!!!

 

「今まで誰も本気で好きになったことがない人」が自分に振り向いてくれる確率って何%?

4股くんがオープンリレーションシップを実践している理由は、「今まで誰も本気で好きになったことがないから」という、ちょっと寂しい背景がありました。

彼の過去の恋愛の中で、2年~3年という期間1人の女性と関係を築いたことは何回かあり、普段やっていることは普通のカップルと同じなのですが、誰一人として「彼女」というタイトルをもらった人はいません。

海外には、お互いを恋人と認める前に「デーティング」という期間があるのですが、今まではこの「デーティング」という状態のまま1人の女性と時間を共にしていたようです。

「誰かと長い時間一緒に過ごしても、誰も僕に心の中に深く入ってこない…」という4股くんに、ちょっとした心の闇を感じた若き日の私。

当時、彼がデートをしていた4人の女性うち一番関係が深かった女性に対しても、「彼女のことは好きだよ!一緒にいて楽しいからね。でも彼女が『自分だけを見て欲しい』と言うならもう終わりかな、これ以上一緒にいても傷つくのは彼女だからね…」と言ってあっさり別れを告げるほど、誰かが心の奥に入ってくることはないのです。

「私がこの人の助けになれれば…」といったボランティア精神も、必要ありませんでした(笑)

今まで誰も好きになったことがない人が自分に振り向いてくれる確率は、限りなくゼロに近いのです。

 

彼と一緒に居られるのは、彼に同意する者のみ(たとえ苦しくても)

最初から「僕には他に4人のデート相手がいるよ」と教えてくれた4股くんとの恋ですが、彼は女の子ならだれでも受け入れるという訳ではありません。

と言うのも、彼はオープンリレーションシップを実践する上で、「誰も傷つけたくない」という想いがあるのです。

彼の考えを理解し「それでもいい」と同意できなければ、一緒にいることさえ認められません。

一緒にいることができるのは、「彼には自分の他にもデート相手がいて、体の関係を持っている」という現実を受け入れられる者のみです。

たとえそれが、どんなに苦しくても…。

 

本当の自分を探している?自分の「核」の部分が知りたい人もいる

私の友人のオープンリレーションシップ実践カップルは、交際相手が2人・3人・・・と増えても、全員のことをちゃんと好きになって関係を進めていきます。

でも、私が恋した「誰も僕の心に深く入ってこない…」と言う4股くんは、「多分、僕の人生に女性は必要ないのかもしれない…」とすでに悟っていた様子。

でも実は、いろんな女性とデートすることによって「本当に、本当に、女性が必要ないのか!?ただ単に、僕の心に深く入ってくる女性に出会っていないだけなのか?」という自分探しをしていました。

さらに彼の思考は、「オープンリレーションシップを求めるのが本当の僕か?」「誰か一人を深く愛することが本当の僕か?」というところまで及びます。

違う角度から見ると「自分のことがわかっていない」とも捉えられるかもしれませんが、まぁ、自分のことが分かっていない人は世の中にいくらでもいますよね。

 

相手に勝手に何かを期待していたのは私だった?

「彼との会話は、普通とは違って楽しい!」

「彼は、私の知らない世界や、考え方を共有してくれる!」

そんな風に思って惹かれていった私ですが、彼は衝撃の一言を私に言い放ちました。

「その気持ち、本物じゃないって考えたことない?」

チファニー
しょっ…衝撃!衝撃すぎて意味わからん!!

どういうことか聞いてみると、「多分それは、君が作り上げた僕に対する希望で、本来の僕よりも良く見えているだけだと思うよ」と…。

今考えると、最初から「自分のコアが知りたいから、いろんな女性とデートしたい、それが今の僕なんだ」と私に教えてくれているのに、そのことを本当に受け入れていない「私」。

多分、私が好きだったのは、

  • どこの国に行っても働けるほどの彼の才能と感性
  • 仕事で世界を回れて旅ができる彼の人生
  • 普通の人よりもたくさんの経験をしているからこそできる、彼のちょっと変わった考え方

そして、そんな彼が作り出す「世界観」と、一緒に話しているときの「興奮」?なのかも…?

もし彼が普通の会社員で、仕事で世界を回っていない人生を送っていたとしても、本当に恋に落ちていたのか?と考えると、「イエス!」と言えない自分がいるのは確かで、「こんな人とずっと一緒にいることができたら、エキサイティングな人生になるかもしれない」という期待があったのも事実…。

そしてそれは、私が勝手に期待していただけで、4股くん本人には関係のないこと。

私は彼にとって、「いろんな女の子とデートをする僕」を理解してくれる相手ではなかったようです。

 

世の中変な人だらけ。皆それを隠しているか、クールに見せているだけ

いろんな女性とデートする4股くんは、一般的に「変わった人」「理解できない人」という風に捉えられてしまいます。

でも彼からしてみると、私も十分変な奴。

普通の恋愛をしない彼に惹かれて、普通の人なら逃げてしまうところ、本気で理解しようとぶつかっていく変な奴。

返答が難しい、ヘビーな質問を平気で飛ばしてくる変な奴。

そして、みんなも変な奴。

「人間はみんな変だけど、それを隠しているか、自分の奇妙さをクールに見せているだけだよ。」と言う彼の言葉には、妙に納得しました。

でも、そんな風に振る舞っているみんなの中の「誰か」に恋をするんですよね(笑)

 

ムリなら最初から近づかない、自分の考えも押し付けない

普通に考えて、好きな人に自分の他にもデート相手がいるって、かなりツライ恋愛…。

「僕はこういう人間だよ」と最初から教えてくれていたことが、オープンリレーションシップを実践する4股くんの優しさだったのに、それを無視して勝手に相手に何かを期待して近づいたのは私…。

「自分探しのために女性を利用して、最低!」と当時の私は思いましたが、今考えると、ルールがない「自由恋愛」というフィールドにおいて、その考えを相手に押し付けるのもちょっと違うということに気づきました。

彼に言われたことを今冷静に分析してみると、悔しいけど、ムカつくけど、間違ってはいないし、ルール違反はしていない。

ただ彼は、我が道を行っていただけ。

日本人が好きなら、日本人のパートナーを探せばいい。

外国人が好きなら、外国人のパートナーを探せばいい。

オープンリレーションシップがいいなら、それを理解できるパートナーを探せばいい。

無理なら最初から近づかなければいいだけのこと、自分の考えと相手の考えが合わなければ、他に合う人がいないかまた探しに行けばいいだけという、超シンプルなことです。

「オープンリレーションシップ」という自由恋愛の在り方には賛成。

でも、私には無理!

 

案外みんな自分の都合のいいように恋愛している(でもそれでいい)

昔の私は、4股くんに対して「自分探しのために女性を利用して、最低!」という想いを抱きました。

でも彼曰く、交際相手になる人って「こんな僕(私)でもOK!」と言ってくれる人、「YES!」という答えをくれる人。

皮肉交じりの彼の言葉を借りると、「この人なら、金遣いの荒い私でも許容範囲だろう」という理由でお金持ちのパートナーを選ぶことも、「この人は今きっと寂しいだろうから僕(私)でも落とせるかも」という理由で相手に近づくことも、「この人は優しいから、私を受け入れてくれるかも」と思って異性のアプローチに応じることも、「他に4人も女の子がいる僕でも受け入れてくれてありがとう」といろんな人と交際することも、結局は自分にとって都合のいいように恋愛していることなのです。

でもそれでよくて、そんなカップル世の中にいくらでもいる。

だから彼は、「世の中変な奴だらけ、皆それを隠しているか、クールに見せているだけ」と言うのです。

 

【番外編】オープンリレーションシップで自分探しをしていた彼の現在

実は、この記事を書くために…じゃなく、彼の自分探しはどうなったのか?今は世界のどこにいるのか?気になったので、数年ぶりに彼に連絡を取ってみました。

当時、「誰も僕の心に深く入ってこない…僕の人生には女性が必要ないのかもしれない…」という自分への問いから、オープンリレーションシップを実践していた彼。

その後の恋愛では、なんと「本気で好きになれた人」に出会えたそうです。人生初めての、彼が認める「彼女」の存在!!

出会った瞬間、一瞬で恋に落ちたという、まさにドラマティックでエキサイティングな人生を送る彼にピッタリな恋愛。

やっぱり、いろんな人と恋愛を楽しむ人って、「この人だ!!!」というたった1人の相手に出会うと、変化の度合いがハンパない!いざ決めると急に真面目になる!

チファニー
まさに、恋愛の方程式にでも当てはめたかのような話ですね!笑

ただ、普段から人を粗末にするクセが付いているのか、悲しいことに、その彼女とも結局は別れてしまいました…。

当の本人が、「誰かが心の奥まで入ってくる重さ」を受け入れられないのかもしれません。

ということで、自分のコア(核)を探す旅は現在進行形で続いていて、現在は大学で哲学を学んでいるようです。